入院して学んだ紙オムツのしかた - 認知症になった夫との日々の記録
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入院して学んだ紙オムツのしかた

 今までいわゆるリハパンだった。服の外側から目立たないように、外出時にはリハパン1枚か、せいぜい尿取り紙パッドをリハパンの股の部分に平たくテープで留めるだけだった。

 その後、ベッド上での排泄となり、取り替えしやすいように紙オムツを買ってきて、尿取りパッドは今までと同じように、股の下に平たくテープで留めていた。

 テープで股の下に平たく留めると、パッドだけを取り替えたい時に、イチイチお尻をあげてもらわねばならない。パッドがお尻の下敷きになっているからね。

 ところが、夫は腰を傷めているから、お尻も上げられないし、体位を横にするのも激痛で容易ではない。そのため、尿取りパッドを交換するだけでも、苦痛に耐えねばならなかった。

 今回入院して、病院での紙オムツのあて方を目の当たりにし、まさに「目からうろこ」だった。

 紙オムツ、大きな尿取りパッドは平たく股の下に、そして小さな尿取りパッドを棒に巻き付ける! 男性用の紙オムツのしかたがあるんだ! 介護のプロからしたら、こんなことは当たり前のことなんでしょうが、そこは素人、全然、気がつかなかったなあ。

 こうすると紙オムツの前の部分は何重にもなってしまって、ぽっこりしてしまうので、歩行できない、寝たままの人向けのやり方だ。夫のように、腰を上げられない状態の男性には好都合。尿取りパッドだけを交換するのが楽チンです。

 それにこの入院先は、オムツの持ち込みができないので、1枚ずつ買わねばならないので、この方法だと一番安い尿取りパッド小の交換が多く、値段の高い紙オムツと尿取りパッド大を節約できるので助かる。

 入院してから、なぜか、夫の尿を小出しにする。「トイレに行きたい」と言われて、すぐに紙パンツを開けるが、だいたいもう出てしまっている、あるいは出ている最中ということが多い。
 ずっと寝ているので、腹圧がかからず、残尿が多いのだろうか・・・

 お通じについては、幸い、完全な便秘にはなっていないが、こちらも腹圧がかからず、重力も利用できずで、1センチくらいずつ、ちょび、ちょび、ひり出すような感じ。
 まったく出ないわけではないので、浣腸や座薬・飲み薬は使わず、様子を見ることに。
 
 のどもずっと、ガラガラいっているのに、うまく痰が排出できていない。

 いずれも、早く痛みが治まって、椅子に座れるようになれば、解決する問題なんだけどな。

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プロフィール

アワキビ

Author:アワキビ
夫と2人暮らし。子どもはいません。
それに現在は猫1匹の家族。
夫、要介護5。アルツハイマー型認知症。生まれつき耳が聞こえない。
父は2018年秋に特養に入所。要介護4。毎週木曜日に実家へ介護タクシーで帰り、2泊3日。土曜日の朝、特養へ帰るという生活も、コロナ禍でずっと特養のみの生活に。特養での看取りも視野に。
母は要介護1で、認知症。弟家族と同居していたが、コロナ禍を期に、我が家に同居することに。記憶障害がだいぶ進んできていて、話したそばから忘れるが、身体は元気。

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