オンライン対戦・防犯人狼ゲーム『Night Mafia』Steam向けに発表、2025年配信へ。夜な夜な家を襲う“マフィア”に、防犯対策と小まめな連絡で立ち向かう


デベロッパーのU4Pは11月7日、マフィア人狼ゲーム『Night Mafia』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年内に発売予定。本作はマルチプレイ対応タイトルとなっている。

『Night Mafia』はオンライン対戦プレイ対応のマフィア人狼ゲームだ。貧困の淵に立たされたプレイヤーは、借金返済のために「Night Mafia」という騙し合いのショーに参加することとなる。本作ではプレイヤーは、住民陣営とマフィア陣営に分かれる。マフィア陣営は住民陣営に紛れながら、夜のあいだに住民を殺害。住民は役職能力やアイテムを巧みに使いながらマフィアから身を守り、投票によりマフィア陣営を駆逐していくことを目的とする。プレイヤーたちは朝昼夜の3つのセッションで異なる課題をクリアしながら、どちらかの陣営が敗北するまで騙し合いのゲームに興じることとなる。

本作では陣営と役職が決定したあと、昼のセッションからゲームが開始する。プレイヤーはマップ上の自販機からアイテムを入手し、ステージ上のミニゲームをクリアしていく。ミニゲームは難しいほど報酬が高くなり、報酬となるアイテムは夜のセッションで必要となるようだ。ティザートレイラーでは射的やもぐら叩きなど、複数のミニゲームが確認できる。

夜のセッションでは、マフィア陣営と住民陣営は異なる目的を遂行することとなる。マフィアは住民を殺害、住民は昼に入手したアイテムを家に配置することで、マフィアの侵入を防ぐこととなる。住民陣営が入手できるアイテムは窓に取り付ける木の板など、マフィアの侵入を困難とするアイテムが存在するようだ。家には電話が設置されているため、プレイヤー同士で連絡を取り合うことも可能。夜のあいだに対象プレイヤーが生存しているかの確認もできるわけだ。

なお夜の前に訪れる自由時間では、ほかプレイヤーと意気投合して同じ家で夜を過ごし、共に防衛することで生存率を高めることもできるようだ。ただし、意気投合したプレイヤーがマフィアであった場合、自ら敵を家のなかに入れてしまうことになるため、心理的駆け引きとなる。


夜を越えた朝のセッションでは、両陣営の生き延びたプレイヤーたちが討論をすることとなる。プレイヤーはお互いの腹の内を探り合いながら、嘘と真実を織り交ぜて議論する。マフィアを炙り出せるシェリフやトラッカーなど、特殊な役職をもった住民も存在するそうで、かけ引きが発生することだろう。一方で討論の場は、マフィアたちが“厄介”なプレイヤーを探るための場ともなり得る。朝の終りには住民投票がおこなわれ、疑わしいプレイヤーは処刑されてしまう。マフィアは住民を騙し、住民はマフィアを探り出す推理力が問われることだろう。

『Night Mafia』はPC(Steam)にて、2025年に配信開始予定。マフィアと住民の陰謀と策略渦巻く人狼ゲームに興じてみたい人は、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。