Atariは6月26日、サバイバルホラーアドベンチャーゲーム『Haunted House』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Atari VCSで、2023年内に配信予定。
『Haunted House』は、1982年にAtari 2600向けにリリースされた同名クラシック作品をもとにした新作だ。伝説的なトレジャーハンターZachary Gravesの姪であるLyn Gravesは、仲間と共に叔父の邸宅を訪れるが、そこは悪霊やモンスターで溢れかえっており、仲間たちが連れ去られてしまう。これを受けてLynは、叔父と仲間を救出すべく邸宅内を探索する。
本作は、ローグライト要素が導入された俯瞰視点の3Dステルスゲームとなっており、邸宅内の構造はプレイするたびにランダムに組み替えられる。徘徊する悪霊やモンスターに対しては、戦うよりもやり過ごすことがメインとなり、慎重に行動し、場合によってはダッシュして逃げることも重要。またトラップやアイテムを駆使して、敵の注意をそらすなどすることも可能とのこと。もし敵に捕まり倒されてしまうと、邸宅の入り口まで戻され、組み替えられた環境にてやり直しとなる。
ローグライト要素というと、ゲーム内では宝石を獲得でき、それを集めることでLynのスキルやパークをアンロックできるという。詳細は不明ながら、恒久的な強化に繋がる要素かもしれない。また捕らわれた仲間を解放すると、プレイアブルキャラクターとして利用可能。キャラクターによって、それぞれ異なるステータスをもっているとのこと。
本作では、叔父や仲間の居場所を突き止めて救出することに加え、悪霊などの敵を魔法の壺に封じ込めることも目的のひとつとなる。ただし壺は砕けた状態にあり、邸宅内を探索して欠片をすべて集めなければならないという。また邸宅内には、オリジナル版の『Haunted House』や、Atariのほかのクラシック作品にまつわる収集アイテムも隠されてるそうだ。
Atariの『Haunted House』というと、オリジナル版以降に何度かリメイクがおこなわれており、このたびローグライト要素を導入しながらふたたびフルリメイクされることとなった。本作の開発を担当するのは、『Retro Machina』などで知られるブラジルのスタジオOrbit Studioだ。同スタジオの共同設立者Elton Lopes氏の上のツイートによると、本作はUnityを用いて開発されている様子である。
『Haunted House』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Atari VCS向けに、2023年内に配信予定だ。