女子力高い「アルトラパン」がフルモデルチェンジ!「ウサギ」に囲まれてウキウキのカーライフ♪【発表会レポート】
- 筆者:
「アルト ラパン」がフルモデルチェンジ!
2002年に初代モデルが登場したスズキの軽自動車「アルト ラパン」がフルモデルチェンジをした。
先代の2代目モデルを合わせ、発売からの累計販売台数は64万台。購入者の約9割が女性で、中でも20代~30代が6割を占めている。「アルト ラパン」は若い女性から高い支持を得て、スズキの中でも独自のポジションを築いてきたモデルというわけだ。
ということで、3代目となる新型「アルト ラパン」のターゲットはもちろん、女性!
女性がクルマの購入を考える時、「アルト ラパン」を真っ先に思い浮かべてほしいという想いで開発がすすめられた。
「まる しかくい」で女子ウケ確定!
ベースとなる「アルト」が2014年12月にフルモデルチェンジを受けた際、レトロで角ばったデザインに生まれ変わったことで注目を集めたが、「アルト ラパン」も同様にレトロな雰囲気をまとっている。
【解説】エクステリアを大胆に一新!このデザインは「アリ」なのか!?スズキ 8代目新型アルト(2014/12/22掲載)
「アルト」と異なる点は、箱型の四角いボディの中に「丸み」を取り入れているところ。「まる しかくい」というラパンの世界観を表現しているのだが、これは女性の意見を反映させた結果だという。
四角いエクステリアの中でも、ヘッドライト・テールライト、ガソリンの給油口は「まる」、ドアミラーも丸みを帯びたデザインとなる。
また、ヘッドライトは指輪をモチーフに、アルミホイール/ホイールキャップは花びらをモチーフにするなど、”女子ウケ”しそうなデザインを多数取り入れた。
いっぽう、インテリアのコンセプトは「わたしの部屋」。こちらも「まる しかくい」のデザインが採用されており、温かみのあるベージュ基調のインテリアカラーと相まって、自分の部屋にいるようにリラックスできる室内が広がる。
実際にシートに座ってみるとソファーのようで、居心地が良い。シートの素材も肌に優しく、長時間乗っていても疲れにくいのではないかと感じた。実際の試乗が、今から楽しみだ。
自分好みにコーディネート!充実のオプションパーツ
さらには、オプションも充実していて、エクステリア・インテリアを彩る様々なオプションはもちろん、ウサギのしっぽのようなキーホルダーやウサギ型のトートバッグ、さらにはウサギ模様の傘など・・・車を降りてもラパンの世界観を楽しめる仕掛けになっている。
中でも「これは!」と目を引いたのが、助手席インパネに設置された小物入れの引き出し。
引き出しなので、目に触れさせたくないものを仕舞っておける上に、オプションのアクセサリーケースを組み合わせれば、指輪やネックレスなどを大事なアクセサリーを傷つけることなく収納することができる。この引き出しボックスは初代ラパンにもあった便利装備で、3代目になり復活したというわけだ。
車通勤女子は、ラパンの中でその日の気分に合わせてアクセサリーを選び、出社前の身支度をすませるなんてことも可能なのだ。
ボディカラーはホワイト2トーンルーフ仕様を含め12パターンを設定。
「フレンチミントパールメタリック」はフランスのアンティーク雑貨をイメージして、「コフレピンクパールメタリック(新色)」はネイルカラーにヒントを得たもの、「フォーンベージュメタリック(新色)」はウサギの毛色を再現するなど、ボディーカラーにもそれぞれ楽しいストーリーがあるのだ。
徹底した軽量化により、35.6km/Lの低燃費を実現
ラパンの魅力はキュートなデザインだけではない。
新型「アルト」から採用が始まった新開発プラットフォームを用いて徹底した軽量化を行った結果、先代モデルに対し120kgのウェイトダウンをした。
また、「エネチャージ」をはじめとする「スズキグリーンテクノロジー」を採用。さらに高効率を追求した改良型「R06A型エンジン」や改良型副変速機構付CVTなどの採用により、燃費性能が大幅に向上した。
JC08モード燃費は、先代モデルが26.0km/Lだったのに対し、新型ラパンは35.6km/L、エコカー減税対象の「おサイフに優しい」軽自動車なのだ。(G 4WD以外はエコカー減税率が免税となる)
女性の、女性による、女性のためのクルマ
「アルト ラパン」は女性のためのクルマということで、開発には女性スタッフが携わった。中でも女性スタッフで構成された「女性ワーキンググループ」の存在が大きい。
以前からこのワーキンググループが女性の市場調査を行い、消費者の意見を吸い上げるという役割を担っていたのだが、「アルト ラパン」のフルモデルチェンジにおいては、単なる市場調査にとどまらず、開発段階から議論に参加し、”女性ならではの視点”を活かすことで、女性が好むクルマを具現化していったという。
というのも軽自動車ユーザーの約6割が女性。軽自動車をメイン車種として販売するスズキにとって、女性ユーザーの取り込みは大きな課題となるのだ。
スズキ株式会社 代表取締役 副社長 本田治氏は、女性スタッフの開発への参加について、「男性は分析をしながら商品開発をしていくのだが、女性は何か感じるものがないと動いてくれない。ボディカラーのラインナップにしても、女性が好む色がないというだけで、そのクルマは買わないという判断をされてしまうこともある。若い女性がターゲットである「アルト ラパン」の開発では、男性ではなかなか理解しづらい、女性ならではの感覚を大事にした」とコメントした。
また本田氏は、「スズキは従来、ユーザーの平均年齢が高かったが、2013年にスペーシア、2014年にハスラーを発売したことで、ユーザーの平均年齢を少し下げることができた。また、アルト ラパンにおいては、2014年に発売した特別仕様車「ラパン ショコラ」で、ラパンの中でも一段と若い女性層を獲得することにつながった。今までアプローチできなかった若い顧客層に訴求することができる商品をラインナップし、拡販を進めていきたい」と述べた。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。