RSIのチェックポイント~2015年版
雇用統計の好結果を受けてドル買い円売り、金売りの流れが再加速の兆しも見られる現在、RSIの値からは行き過ぎた過熱感はまだ見られません。
今後過熱感がさらに高まる方向へと向かうのか、それとも買われ過ぎ、売られ過ぎゾーン手前で折り返すのか。
現在の水準と過去の推移を踏まえ、RSIチェックポイントを見直します。
![NY金相場-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_ny_gold_201503.gif)
今後過熱感がさらに高まる方向へと向かうのか、それとも買われ過ぎ、売られ過ぎゾーン手前で折り返すのか。
現在の水準と過去の推移を踏まえ、RSIチェックポイントを見直します。
NY金 RSI推移
![NY金相場-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_ny_gold_201503.gif)
やや軟調推移となっている2014年以降のNY金相場。RSIの振れ幅は上下わずかに拡大。2012年から2013年までは超えることがなかった90を超える時期も時折り見られるように。2014年6月末には最大95.2まで上昇。その少し前、6月初旬には最低10.9まで低下する時期も。2015年1月後半にも最大91.7まで上昇し、3月上旬現在では21.2と売られ過ぎ要注意ゾーンに。
買われ過ぎ危険ライン:83→86(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:73→78
売られ過ぎ要注意ライン:25→22
売られ過ぎ危険ライン:18→16
![NYプラチナ相場-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_ny_pt_201503.gif)
2014年後半に急落したNYプラチナ相場はその水準とともにRSIの振れ幅も下方向に切り下げた状態。80を超えたのは2014年1月と2015年1月のみ。2014年9-10月には1桁台まで低下する時期もあり、最低では5.8。相場価格水準が再び安値水準となった現在のRSIは28.5。売られ過ぎ要注意ゾーンにはまだ距離を残す状態。
買われ過ぎ危険ライン:85→83(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:78→78
売られ過ぎ要注意ライン:23→20
売られ過ぎ危険ライン:18→15
![国内金価格-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_jp_gold_201503.gif)
横ばい推移状態の2014年、11月から2015年1月にかけて急上昇した国内金価格。RSIの推移は買われ過ぎ方向へと拡大することなく安定推移。90台に達したのは2015年1月の高値更新時期の1日のみ。売られ過ぎ方向への下限は概ね30付近。2015年2月末に昨年来最低水準となる1桁台をつける日も。現在は37へと回復局面だが。
買われ過ぎ危険ライン:88→88(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:80→83
売られ過ぎ要注意ライン:28→22
売られ過ぎ危険ライン:18→15
![国内プラチナ価格-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_jp_pt_201503.gif)
2014年10月には4,500円付近まで急落、高値5,200近辺までの間で乱高下状態の国内プラチナ価格。RSIの振れ幅も上下に拡大。2014年1月には最大100付近まで上昇し、それ以降は80付近が限界水準。2014年3月と10月には1桁台を記録する時期もあり、最低値は年間安値4,513円まで急落した10月6日の4.4。現在の39.6は価格水準と同様ほぼ中立水準。
買われ過ぎ危険ライン:88→85(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:78→78
売られ過ぎ要注意ライン:25→20
売られ過ぎ危険ライン:18→12
![ドル円-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_usdjpy_201503.gif)
半年以上の横ばい推移を経て、年後半にドル高円安が急速に進んだ2014年のドル円相場。RSIの振れ幅にもその傾向が顕著に表れ、狭いレンジの振幅幅は年後半に上方向へとシフト。最大はレンジブレイク初期段階、104円台回復時期8月26日の94.5。この後RSI80前後を維持して109円台まで上昇。11月にも時折り90台に達し、80前後の推移で120円台へと急騰。最低は終値ベースでの2014年安値100.97円をつけた2月3日の26.3。それ以降RSIが30を下回ることはほとんどなく、現時点での2015年安値116.16円をつけた1月15日に一度だけ29.3まで低下。再び120円台へと水準を切り上げてきた現在のRSIは73.2。買われ過ぎ方向へと向かい始めたばかり。
買われ過ぎ危険ライン:85→87(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:78→80
売られ過ぎ要注意ライン:28→32
売られ過ぎ危険ライン:23→28
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90日移動平均乖離率のチェックポイント~2015年版(3/1)
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買われ過ぎ危険ライン:83→86(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:73→78
売られ過ぎ要注意ライン:25→22
売られ過ぎ危険ライン:18→16
NYプラチナ RSI推移
![NYプラチナ相場-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_ny_pt_201503.gif)
2014年後半に急落したNYプラチナ相場はその水準とともにRSIの振れ幅も下方向に切り下げた状態。80を超えたのは2014年1月と2015年1月のみ。2014年9-10月には1桁台まで低下する時期もあり、最低では5.8。相場価格水準が再び安値水準となった現在のRSIは28.5。売られ過ぎ要注意ゾーンにはまだ距離を残す状態。
買われ過ぎ危険ライン:85→83(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:78→78
売られ過ぎ要注意ライン:23→20
売られ過ぎ危険ライン:18→15
国内金価格 RSI推移
![国内金価格-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_jp_gold_201503.gif)
横ばい推移状態の2014年、11月から2015年1月にかけて急上昇した国内金価格。RSIの推移は買われ過ぎ方向へと拡大することなく安定推移。90台に達したのは2015年1月の高値更新時期の1日のみ。売られ過ぎ方向への下限は概ね30付近。2015年2月末に昨年来最低水準となる1桁台をつける日も。現在は37へと回復局面だが。
買われ過ぎ危険ライン:88→88(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:80→83
売られ過ぎ要注意ライン:28→22
売られ過ぎ危険ライン:18→15
国内プラチナ価格 RSI推移
![国内プラチナ価格-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_jp_pt_201503.gif)
2014年10月には4,500円付近まで急落、高値5,200近辺までの間で乱高下状態の国内プラチナ価格。RSIの振れ幅も上下に拡大。2014年1月には最大100付近まで上昇し、それ以降は80付近が限界水準。2014年3月と10月には1桁台を記録する時期もあり、最低値は年間安値4,513円まで急落した10月6日の4.4。現在の39.6は価格水準と同様ほぼ中立水準。
買われ過ぎ危険ライン:88→85(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:78→78
売られ過ぎ要注意ライン:25→20
売られ過ぎ危険ライン:18→12
ドル円 RSI推移
![ドル円-RSIチェックポイント2015年版](https://blog-imgs-72.fc2.com/a/u/g/augroovy/rsi_signal_usdjpy_201503.gif)
半年以上の横ばい推移を経て、年後半にドル高円安が急速に進んだ2014年のドル円相場。RSIの振れ幅にもその傾向が顕著に表れ、狭いレンジの振幅幅は年後半に上方向へとシフト。最大はレンジブレイク初期段階、104円台回復時期8月26日の94.5。この後RSI80前後を維持して109円台まで上昇。11月にも時折り90台に達し、80前後の推移で120円台へと急騰。最低は終値ベースでの2014年安値100.97円をつけた2月3日の26.3。それ以降RSIが30を下回ることはほとんどなく、現時点での2015年安値116.16円をつけた1月15日に一度だけ29.3まで低下。再び120円台へと水準を切り上げてきた現在のRSIは73.2。買われ過ぎ方向へと向かい始めたばかり。
買われ過ぎ危険ライン:85→87(前回→今回)
買われ過ぎ要注意ライン:78→80
売られ過ぎ要注意ライン:28→32
売られ過ぎ危険ライン:23→28
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