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【イベントレポート@札幌】サツドラ社長登場!北海道発ビジネスの強み弱み徹底討論!
第2回アトツギ甲子園のプレイベントとして開催されたこともあり、アトツギに限らず、ファミリービジネスに関心のある人も多数集まった。
モデレータは、アトツギの新規事業開発支援を手がける一般社団法人ベンチャー型事業承継 ブランドマネージャーの大本将太氏。「北海道」という特性がある地域において、持続可能で、なおかつ「勝てる」ビジネスを実現するためにどうすればいいのか。日本全国のアトツギ社長を取材してきた立場から二人に質問をぶつけた。
「除雪や家屋建設にかかるコストなど、そもそも札幌以外で商売をすることはかなり厳しい」(富山社長)、「歴史的にも、土木産業が北海道のメイン産業。保守的な業界で、挑戦する人が出づらい」(梅木さん)と、北海道での事業展開における課題を指摘。
その一方で、富山社長は、「とはいえ、北海道には『空いている』分野が多い。ブルーオーシャンが北海道にはまだまだ多く存在しており、そこに飛び込んでいく人材も少ない。逆にいうと北海道はビジネスチャンスだらけだ」と語った。
富山社長によると、「少子高齢化・人口減少地域」など、課題先進地域である北海道だからこそビジネスチャンスが眠っているという。地元の月形町でまちづくりに取り組んでいる梅木さんも、その町その町の「適疎」(その地域の理想的な人口)に合わせたビジネスを組み立てる必要性を語った。
最後に、ピッチイベントに挑戦する有効性についても言及。
富山社長も「こういうチャンスに遭遇した時、エントリーをするかどうか迷うことが無駄。時間がもったいない。悩む人は何も成せない。」と強く語った。
来年3月に決勝大会が行われる、中小企業庁主催のピッチイベント「アトツギ甲子園」。
北海道で突き抜けたいアトツギには、ぜひエントリーしてほしい。
アトツギ甲子園へのエントリーは締切ました。
アトツギ甲子園本番の一般観覧お申し込みはコチラから。
<登壇者>
サツドラホールディングス株式会社
代表取締役社長兼CEO
富山 浩樹 氏
株式会社山ス伊藤商店
梅木 悠太 氏
モデレーター
一般社団法人ベンチャー型事業承継
大本 将太
大学卒業後、大手銀行で法人融資を担当。マスコミ対応からSNSまで広報プロモーション戦略を担う。
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