暗黒地下音楽チャンネル 2016年10月
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暗黒地下音楽チャンネル
Iszoloscope - False Vacuum
Iszoloscope - False Vacuum (CD) 2016

ANT-ZEN勢の中でも古株の方に位置し
それなりに活動暦も長くなっているIszoloscope。
壮大な感じのするサウンドスケープなイントロから
Iszoloscopeらしいビート回しな展開になるが、
過去作のようにひたすらノイジーなビートを刻み倒すようなスタイルから脱却しており
前半は割りと静かな立ち上がりで
中盤辺りから徐々にアグレッシヴなビートで盛り上げるような展開。
後半辺りでは攻撃的なノイズ・ブレイクスが炸裂!
全体的にリチュアル&トライバル的なセンスも感じられる。
「初心者お断り!」的な雰囲気もあったIszoloscopeも
今の時代を反映してか?ココに来て割と聴き易い方向へシフトしたか?
ただ基本的な当時からのスタイルである
アンビエンスな雰囲気か始まる曲展開は変えずに
ダークで攻撃性重視なスタイルだった過去に比べ、
アルバム全体としてコンセプトを持たせじっくり聴かせるタイプな作品になっている。




ベラルーシ便2品目
昨日届いた「Human Rage」と一緒にオーダーしていた
(送料に11ユーロ払っているので1商品のオーダーでは割りに合わない)
Ambassador21‎– Riot Generation (CD) 2014


2014の新曲Riot Generationに加え
古くからのファンにはお馴染みなFuck All Systemsの14年バージョン。
その他リミックスを加えた企画編集盤。
(2014時点で)新曲のRiot Generationは、
割と速いテンポのいかにもなA21らしい曲。
Fuck All Systemsはビート構造
色々と手が加えられリニューアルされた感じ。
CDやCDRメインのリリースが中心のA21ですが、
この作品には珍しくLPバージョンが存在。

01. Riot Generation
02. Fuck All Systems 14
03. Fuck All Systems (Fuck Everything Remix The DJ Producer)
04. Riot Generation (Remix By Stormtrooper)
05. Fuck All Systems (Remix By The Outside Agency)
06. Riot Generation (Remix By The Teknoist)
07. Dope On (Remix By End.user)
08. Riot Generation (Delete The Elite Mix By Gore Tech)
09. Dope On (Remix By Treponem Pal)
10. Riot Generation (Minimal Mix By Xotox)

オーダーした品物以外にもポストカード(2種)にCDも貰ったが、
CDの方は既に持ってるヤツなんだよな~。




ベラルーシ便
心配したが今日無事に届く!
恐らくコレを仕入れるのは新宿の某お店位なので自力で輸入
以前からこの手のジャンルは情報と流通が悪い!
そしてそんな状況を反映させるが如く
リズミック・ノイズ/テクノイズシーンそのものが、
ここ日本のを含めかなり停滞気味な感じ。
(まぁ~どうせその内に流行りが回って来るか)
Ambassador21 - Human Rage (2CD) 2016

http://www.ambassador21.com/INV052.html

(リミックス集の付いた300枚の2枚組限定バージョン)
2001年辺りから活動していると思われる男女2人組ユニット。
このベラルーシAtari Teenage Riot(以下アタリ)とも言えそうなAmbassador21(以下A21)。
とは言え決定的に違うところはアタリがエレクトロでパンクなアプローチに対し
A21はエレクトロでハードコアなアプローチといった感じで、
(英語とロシア語かな?)反政府デモのさながらなハーシュなアジりに加え
全体を通してアタリよりもノイジーかつアヴァンギャルドなテイストが強く
アンダーグラウンド精神を徹底しているスタイルは
EBM・ブレイクコア・ガバといったあらゆるエレクトロなビート系の要素を詰め込み
アグレッシヴかつダークテイスト溢れるインダストリアルでハードコアな作品に仕上げている。
ただこのガバっぽいビート回し辺りが聴き手を選びそう。
(自分もただのガバは退屈なので興味はない)
近年この手のジャンルは生き絶えたのか?
そんな不安も感じさせる昨今の状況を見てもこの地道な活動は評価に値する。
流行りに乗っからず
に突き進むA21は好きだ!
やれるところまでとことんやってほしいね!
こういったアプローチのユニットは少ないので今後の活躍に期待したい。
A21的な音楽スタイルでDespair(日本)ってユニットもいましたが,
活動停止しているようです。(サイトも削除されてるし)
そのうち(簡単にですが)Despairについても書いてみたい。




ディスペクト!
Dispose / Disease - Split (7”) 2016

Dispose(フランス)、Disease(マケドニア)による
D-BEAT系ハードコアバンドのスプリット作。
吹き荒れるノイジーなギター!
ひたすらに刻まれるD-BEAT!
両者共に名前にDISが付いている上に
内容も実にまんまでDISな
RAW・D-BEAT対決!!
リスペクトならぬディスペクト!
おそらくどちらも
DischargeDisclose大好きなんでしょうね!
DIS!DIS!DIS!



DISマケドニア
Disease - Neverending War Crimes (12") 2016

マケドニア出身のハードコア・パンク。
タイトルとジャケセンスからして
ポリティカルな雰囲気(分かり易い)ムンムンで
( ̄Д ̄)ノ「いかにもだな~!」
って思ったそこのアナタ!
まんまっでっせ~!
Discharge(UK)からDisclose(日本)経由なロウ・ノイジー音質!
RAW・DIS・D-BEAT・PUNK!
万歳!!!



曇り
最近調子があまりよくないので、

仕事に出ても半日で帰る・・・(-_-;)

会社の方も割と寛容なところがあるので自分としては助かる。



この曇り空な気分と身体を元どおりにしたいけど今は難しいか・・・。
ヒステリア!!
Vaaska - Futuro Primitivo (7”) 2016

アメリカはテキサス、オースティン出身。
Discharge影響下なサウンドの
余分なものを削ぎ落としたシンプルかつパワフルな
ロウハードコアパンクで
このドライブ感はイカす!
ステッカー付き!
ヒステリア!ヒステリア!



南米インダス
Buraco Negro - Devastacao (Cassette) 2016

ブラジリアン・アンダーグラウンド!
Pedro KepplerとGustavo Paimの2名からなる
南米出身らしい?ロウ&プリミティヴ音源で迫る
インダストリアル・パンクとでも言えるスタイル。
ウニョウニョと、うねるような腐食系エレクトロニクス音に
ズンドコで激ロウかつアナログなマシーンビートをバックに
パワエレも感じさせるようなひび割れヴォーカルも乗っかり
( ̄Д ̄)ノ「これ80年代の音源でしょ?!」
って言われても何ら不思議のない
アナログ気質満点でインダストリアル風味たっぷりの
ノイズ・ポストパンク・インダストリアル!
意識した訳ではないでしょうが、
スペインのインダストリアルアーティストこと
Esplendor Geometricoの80年代辺りの作品にも近い感触を思わせる
カセットフォーマットとも相性抜群な6トラック激シブ音源!



そー言えば
届かない!届かない!
と、心配していた海外オーダー品の一部が
実は昨日リリースされたばかりである事を
今日になって気づく
金支払った時はまだ発売前だったのね・・・
そりゃ~届かねぇ~わ!
それと
忘れた頃にアメリカのアマゾンから関税分が返金になる
払った850円のうち849円が返ってくる。
もう一円位オマケで返せよ!
ハーム・ダーン
Harm Done - The First 3 Years (CD) 2016

フランスの4人組。
近年型パワーバイオレンス?!
メタリックな感じの音を出しているせいか
音だけ聴けばオールドスクール系なデスメタルっぽく感じつつも
ハードコア畑なアングリーなヴォーカルスタイルに
心拍数MAXな激ファストパートからの
急転直下なビートダウン展開で、
全ての曲を約1分位でまとめている
ショートカットチューンのオンパレード状態は、
やはりパワーバイオレンスと呼ばざるを得ないか!
ただこのメタリックな感じの音とハードコアな曲展開で行けば
デスコアって事にもなりそうな感じも?
ってどっちだよ!ヾ( ̄o ̄;)オイオイ
全28曲ノンストップな28分!
-収録内容-
01~17「Abuse / Abused」 LP 2016
18~21「Hammer Tape '15」 Cassette 2015
22~28「Harm Done」 7" 2014

11月には日本で来日ツアーもするようです。