2008年 09月 29日
東京都美術館と国立近代美術館 |
午後から友人が理事をしている青枢会展を見に東京都美術館に行きました。
たまたま友人と会うことができて絵の話などをして帰ろうとしたらフェルメール展が待
ち時間なく入れるというので1600円払ってチケットを購入。
中に入るとすごい人だかりで最初の作品から見られない。
僕は背が低いので後ろからみてもどうも人の頭がじゃま。
最初のうちはめんどうなのでざーと流して見て、フェルメールの作品のところで少しゆっくり見ました。
写真で見るより作品が小さくておどろきました。あの小さでこの密度はすごいな〜などと思いながら見ていったらもう出口です。出口にはやたらフェルメールやらのコピー商品がずらりとならんでいて、これまた人盛りです。みなさんばんばん買っています。
いつのまに日本でフェルメールはこんなに有名になってしまったのだろうか?
世界中に30数点しか作品が残っていないというので有名になり、いろんなテレビやマスコミにさわがれるようになり、人がどーと押し寄せるので、日本に持ってきて展覧会を開けばどーと儲かるというのが本当のところでしょうか?
ちょっと人が多すぎてゆっくり見れないのが残念でした。出口にはケーキなども売っていて商魂逞しいすぎです。
僕は展覧会で絵を見た後はしばらくカタログや印刷物を見ないようにします。折角の本物の記憶が印刷物を見ると消えてしまうからです。
カタログを買っても中身はしばらく見ません。でもこれだけ出口にコピーがあると嫌になります。
東京都美術館は主に団体展などの展示が多い美術館。全国から公募された作品が2段3段掛けに並べられていて人も多いのが特徴です。
大きな公募団体は六本木の新美術館に移ったので、再来年から2年間ほど大改装するそうです。もう少し見やすい美術館になってくれるといいですね。

東京都美術館は上野公園内にあります。
今日はその後エモーショナル・ドローイングという展覧会を見に竹橋にある国立近代美術館
に行きました。日本やアジアの現代美術作家のドローイングの作品展です。
こちらは人が少なくてじっくり見れます。見に来てる人も若い人が多いです。
美術作品はできればこれぐらいゆったりみたいですね。自分の好きな作品のまえでじっくり立ち止まって楽しみたいです。価格も800円。今生きている同世代の人間の情熱を感じる、良い展覧会だと思いました。
近代美術館は企画展を見ると4階までエレベーターで登って常設展を見ることができます。
日本の明治以降の名作を主に展示しています。
4階には皇居を眺めながらお茶が飲める休憩室があります。
以前はちゃんと喫茶室になっていたのだけど、今は自販機が一台置いてあるだけですが、
展覧会はかなり疲れるので少し休憩。3階2階と時代が新しくなっていきますが、名作がたくさんあるので僕はここが大好きです。
ミュージアムショップもあえて外にささやかにあって品がありますね。しっかりした企画展が多いのでぜひ訪れてください。

国立近代美術館は地下鉄東西線竹橋駅下車すぐです。
たまたま友人と会うことができて絵の話などをして帰ろうとしたらフェルメール展が待
ち時間なく入れるというので1600円払ってチケットを購入。
中に入るとすごい人だかりで最初の作品から見られない。
僕は背が低いので後ろからみてもどうも人の頭がじゃま。
最初のうちはめんどうなのでざーと流して見て、フェルメールの作品のところで少しゆっくり見ました。
写真で見るより作品が小さくておどろきました。あの小さでこの密度はすごいな〜などと思いながら見ていったらもう出口です。出口にはやたらフェルメールやらのコピー商品がずらりとならんでいて、これまた人盛りです。みなさんばんばん買っています。
いつのまに日本でフェルメールはこんなに有名になってしまったのだろうか?
世界中に30数点しか作品が残っていないというので有名になり、いろんなテレビやマスコミにさわがれるようになり、人がどーと押し寄せるので、日本に持ってきて展覧会を開けばどーと儲かるというのが本当のところでしょうか?
ちょっと人が多すぎてゆっくり見れないのが残念でした。出口にはケーキなども売っていて商魂逞しいすぎです。
僕は展覧会で絵を見た後はしばらくカタログや印刷物を見ないようにします。折角の本物の記憶が印刷物を見ると消えてしまうからです。
カタログを買っても中身はしばらく見ません。でもこれだけ出口にコピーがあると嫌になります。
東京都美術館は主に団体展などの展示が多い美術館。全国から公募された作品が2段3段掛けに並べられていて人も多いのが特徴です。
大きな公募団体は六本木の新美術館に移ったので、再来年から2年間ほど大改装するそうです。もう少し見やすい美術館になってくれるといいですね。

東京都美術館は上野公園内にあります。
今日はその後エモーショナル・ドローイングという展覧会を見に竹橋にある国立近代美術館
に行きました。日本やアジアの現代美術作家のドローイングの作品展です。
こちらは人が少なくてじっくり見れます。見に来てる人も若い人が多いです。
美術作品はできればこれぐらいゆったりみたいですね。自分の好きな作品のまえでじっくり立ち止まって楽しみたいです。価格も800円。今生きている同世代の人間の情熱を感じる、良い展覧会だと思いました。
近代美術館は企画展を見ると4階までエレベーターで登って常設展を見ることができます。
日本の明治以降の名作を主に展示しています。
4階には皇居を眺めながらお茶が飲める休憩室があります。
以前はちゃんと喫茶室になっていたのだけど、今は自販機が一台置いてあるだけですが、
展覧会はかなり疲れるので少し休憩。3階2階と時代が新しくなっていきますが、名作がたくさんあるので僕はここが大好きです。
ミュージアムショップもあえて外にささやかにあって品がありますね。しっかりした企画展が多いのでぜひ訪れてください。

国立近代美術館は地下鉄東西線竹橋駅下車すぐです。
by mitsuo_ishimoto
| 2008-09-29 00:42
| 美術館
|
Comments(2)

青枢展どうもありがとうございました。
精力的に観てまわられてますね〜
美術館って結構見て回るの疲れますよね〜、よく僕も
グッタリしてます。
フェルメールに限らず、日本人は海外の有名作家にはよく
足運ぶのに、国内作家はまるで興味なしですよね。
何だかとっても複雑です(笑)
精力的に観てまわられてますね〜
美術館って結構見て回るの疲れますよね〜、よく僕も
グッタリしてます。
フェルメールに限らず、日本人は海外の有名作家にはよく
足運ぶのに、国内作家はまるで興味なしですよね。
何だかとっても複雑です(笑)
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お疲れさまでした。美術館もほんとは良い展覧会やってるんですが、やはり有名どころがドル箱なんですね。ここでは地味でも良い美術館や展覧会を紹介しようと思っています。