2008年 09月 04日
蕗のとう通信12 |
蕗のとう絵画サークルの講師の日です。
9月になってモチーフも変わり、新作にとりかかります。
今月はこんなモチーフです。



チェックの布や近くの農家でお借りした大きな壺。
ボーリングの靴とボールとピンなどがとても新鮮です。
よく考えてられているのはそれぞれのモチーフの高さです。
コーヒーミルのある静物はテーブルの高さ、ボーリングは座卓の高さ、壺は地面に直接。
目線を意識してセットしてあるので楽しいですね。
静物や風景や人物を描くときとても大切なのは目線、目の高さです。
風景を描く時は目線より上の物は見上げることになるし、下の物は見下ろす視線になります。
建物などのパースのあるものは特に大切です。目の高さが地平線(水平線)になるのです。
静物はだいたいが見下ろす視線が多いですね。
でも、その角度によって物の見え方は大きく変わります。
物を真横から見た場合と斜め上から見下ろした場合ではかなりイメージが変わりますよね。
同じモチーフでも構図が大きく変わります。座って描いていてどうも横に広がりすぎる感じだと立って描いてみるとちょうど良かったなんてことがよくあります。
ちょっと難しくなりますが、ピカソやブラックなどの作品で有名なキュビズムはいろいろな方向から見たものを一つの画面に同居させるという考えで描かれました。
今度展覧会などで絵を見るとき作者の目線を考えてみて見ると、新たな発見があるかもしれません。
9月になってモチーフも変わり、新作にとりかかります。
今月はこんなモチーフです。



チェックの布や近くの農家でお借りした大きな壺。
ボーリングの靴とボールとピンなどがとても新鮮です。
よく考えてられているのはそれぞれのモチーフの高さです。
コーヒーミルのある静物はテーブルの高さ、ボーリングは座卓の高さ、壺は地面に直接。
目線を意識してセットしてあるので楽しいですね。
静物や風景や人物を描くときとても大切なのは目線、目の高さです。
風景を描く時は目線より上の物は見上げることになるし、下の物は見下ろす視線になります。
建物などのパースのあるものは特に大切です。目の高さが地平線(水平線)になるのです。
静物はだいたいが見下ろす視線が多いですね。
でも、その角度によって物の見え方は大きく変わります。
物を真横から見た場合と斜め上から見下ろした場合ではかなりイメージが変わりますよね。
同じモチーフでも構図が大きく変わります。座って描いていてどうも横に広がりすぎる感じだと立って描いてみるとちょうど良かったなんてことがよくあります。
ちょっと難しくなりますが、ピカソやブラックなどの作品で有名なキュビズムはいろいろな方向から見たものを一つの画面に同居させるという考えで描かれました。
今度展覧会などで絵を見るとき作者の目線を考えてみて見ると、新たな発見があるかもしれません。
by mitsuo_ishimoto
| 2008-09-04 14:22
| 蕗のとう通信
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