2017年 05月 24日
水曜絵画通信186 |
今日はJ−2瑞穂店の水曜絵画教室。
長年絵画教室をやっているとモチーフに限界があります。毎回なるべく違うモチーフを用意しようとがんばっているのですが、どうしてもよく使う花瓶や器などが出てきます。時々、先生これ以前も描きましたといわれるときもあります。以前も描いたのなら以前よりもっとうまく描けばいいのにと思うのですが。プロの画家は同じようなモチーフや風景を何度も描いています。ゴッホならひまわり、セザンヌならリンゴやセントビクトワール山、モランディの瓶、ピカソの闘牛、などなど。同じモチーフや風景を何度も描くことでいろんな構図や表現をためしているのです。水曜の教室でも風景を描くのが好きな方が同じ風景を何度も描いています。少しづつ構図や配色を変えたりしながら描いていると、前よりうまくいくときもいかないときもありますが、それでもだんだん上手になっていくのがわかります。もし、また教室で同じようなモチーフがでてきたら、こんどはもっと上手くかいてやろうと挑戦してみてください。もちろん新しいモチーフもすこしづつ増やしていますよ。
by mitsuo_ishimoto
| 2017-05-24 22:49
| 水曜絵画通信
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