2010年 01月 21日
蕗のとう通信36 2010年1月21日(木) |
蕗のとうの会も今年に入って2回目の教室です。
年末年始はいろいろ忙しくてこの教室の記事は昨年の11月のスケッチ以来更新していなかったので2ヶ月ぶりです。
期待して見ていただいていた方ごめんなさい。
1月のモチーフは下の写真のふたつです。どちらも質感のある渋い素材と生花をうまく組み合わせています。


今日は講評会もあったのですが、3月には市役所の市民ギャラリーで展覧会もあるので作品は掲載しませんがなかなか個性的な作品ができていて展覧会が楽しみです。
この会の方は長く絵を描いている方も多いし、皆さん作品が個性的なので講師としてアドバイスをするのはとても難しいのです。
絵は基本的なことや一般的なことを教えるのはそんなに難しいことではないのですが、ある程度のベテランになってきて、個性も実力もあると、その個性を生かして絵を完成させるにはどんなアドバイスが良いのかはずいぶん悩みます。迂闊に常識的なことをいってもその方の絵には合わないかもしれないからです。制作途中の作品を見せてもらうと、「次にどうすればよいでしょうか?」とよく聞かれますがこの答えは本当に難しい。答えはたくさんあるからです。
僕も多くの先生や先輩に絵を教わってきたのですが、あまり具体的なことを教わった記憶はありません。
抽象的なことばが多いのです。例えばこんなこと、「奇麗にかけてるけど弱いね〜」とか「リズムが悪いね〜。」とか「言いたいことがよくわからん」とか「おもしろくないな〜。」とか「面白いけど説得力がないな〜。」とか言われるだけ、後は自分で考えて描けということなのです。今考えるとその先生や先輩も教えるということに苦労したのかもしれません。元来絵とういのは教えたり教えられたりするものでは無いのかもしれませんが、良くない絵を鋭く見抜いてそれを指摘してくれて、良くできた時に素直に喜んで褒めてくれる先生や先輩や友人には今でも感謝しています。
年末年始はいろいろ忙しくてこの教室の記事は昨年の11月のスケッチ以来更新していなかったので2ヶ月ぶりです。
期待して見ていただいていた方ごめんなさい。
1月のモチーフは下の写真のふたつです。どちらも質感のある渋い素材と生花をうまく組み合わせています。


今日は講評会もあったのですが、3月には市役所の市民ギャラリーで展覧会もあるので作品は掲載しませんがなかなか個性的な作品ができていて展覧会が楽しみです。
この会の方は長く絵を描いている方も多いし、皆さん作品が個性的なので講師としてアドバイスをするのはとても難しいのです。
絵は基本的なことや一般的なことを教えるのはそんなに難しいことではないのですが、ある程度のベテランになってきて、個性も実力もあると、その個性を生かして絵を完成させるにはどんなアドバイスが良いのかはずいぶん悩みます。迂闊に常識的なことをいってもその方の絵には合わないかもしれないからです。制作途中の作品を見せてもらうと、「次にどうすればよいでしょうか?」とよく聞かれますがこの答えは本当に難しい。答えはたくさんあるからです。
僕も多くの先生や先輩に絵を教わってきたのですが、あまり具体的なことを教わった記憶はありません。
抽象的なことばが多いのです。例えばこんなこと、「奇麗にかけてるけど弱いね〜」とか「リズムが悪いね〜。」とか「言いたいことがよくわからん」とか「おもしろくないな〜。」とか「面白いけど説得力がないな〜。」とか言われるだけ、後は自分で考えて描けということなのです。今考えるとその先生や先輩も教えるということに苦労したのかもしれません。元来絵とういのは教えたり教えられたりするものでは無いのかもしれませんが、良くない絵を鋭く見抜いてそれを指摘してくれて、良くできた時に素直に喜んで褒めてくれる先生や先輩や友人には今でも感謝しています。
by mitsuo_ishimoto
| 2010-01-21 21:06
| 蕗のとう通信
|
Comments(0)