人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!男性の筋肉のイラストの描き方
今回は筋肉の描き方についてご紹介します。魅力的な男性キャラクターを描くのに欠かせない筋肉は、描き方のコツを覚えるととても楽しいので、ぜひチャレンジしてみてください! 男性の筋肉の基本 筋肉の部位と名称 男性の筋肉は、上半身と下半身でそれぞれ大まかに図のようになっています。前と後ろで同じ色を使っている…
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今回はキャラクターの顔の輪郭の描き方についてご紹介していきます。
輪郭は、シンプルに描くことも、こだわって描くことも出来る楽しいパーツです。ぜひチャレンジしてみて下さい!
まずは輪郭を描く手順からご紹介します。
輪郭のベースとなる少し縦長の円を描き、ちょうど真ん中にくるように十字のアタリを引きます。
上半分が丸く、下半分がシャープになるように整えます。
これで輪郭の完成です。
男女別の輪郭の描き分け方をご紹介します。脂肪のつき方などで男女の輪郭を描き分けられるので、順番に見ていきましょう。
まず男性は、女性に比べて脂肪が少なく骨ばっているので、男性の輪郭を描きときは頬の丸みを削ったり、頬やあごをゴツゴツさせることで男性らしさが表現出来ます。
反対に、女性の輪郭は、頬のラインを丸くして、柔らかい印象にしてあげると女性らしくなります。ただ、あまり丸くさせすぎると太って見えてしまうので、上半分よりも丸くしないことに注意が必要です。
次は角度別の描き分けについてご紹介します。顔に角度をつけるのはコツが要りますが、キャラクターを自由に動かせるようになると一気に絵を描くのが楽しくなるので、ぜひ色んな向きにチャレンジしてみて下さい!
まず正面を描くコツからご紹介します。
正面顔は一番シンプルで、先ほどの上半分と下半分の違いを意識して、左右対称になっていれば大丈夫です。デフォルメ度合いや絵柄によって色々な描き方がありますが、そちらは後でご紹介します。
斜め顔は少し複雑です。
顔を縦半分に割った奥側の方は、正面から頬のラインが圧縮された感じで描きます。一方で、手前側には顎のラインが見えます。
顎のラインの位置は少しコツが必要ですが、耳の付け根から始まってどこでカーブして顎に行くのかを、鼻と口の高さと比べてしっくりくる位置を覚えてしまうと早いです。
次に、横顔を描くコツをご紹介します。
鼻と口は、眉間から顎まで真っすぐ線を引いてその上に付けると簡単に描けます。慣れないうちは隣に同じキャラクターの正面顔を置いてみましょう。正面顔と比較すると位置が分りやすいです。
また、おでこのラインは正面顔よりも真っすぐに、後頭部はよりまん丸にするとリアルになります。
最後にアオリ顔とフカン顔を描くコツをご紹介します。
まず、今まで使っていた十字線の横の線をカーブさせると形がとらえやすくなります。これは顔が球体をしているためです。
ただし、顔はボールのようにまん丸ではないため、ボールの前に板がついているイメージで顔の部分を平らに輪郭を描いておくと、より顔のパーツや髪が配置しやすくなります。
アオリの場合は顎の形に注意が必要です。輪郭とくっつけないでおくと自然に描きやすいです。
フカンの場合は顔の下半分は斜め顔を圧縮して描き、その上に上半分の球体を乗せるイメージで描くと上手くいきます。
リアルな絵柄、マンガやアニメで見るような少しデフォルメされた絵柄、ミニキャラと呼ばれるような更にデフォルメされた絵柄の、それぞれの輪郭を描くコツをご紹介します。
基本的に、デフォルメが強くなっていくに従って、脂肪がついた丸っぽい雰囲気になり子供っぽくなります。逆に、リアル寄りになっていくに従って、骨格が目立つようになって大人っぽくなっていきます。
これまでご紹介してきたのは、右側の描きやすく少しデフォルメされた絵柄でした。こちらは本物の輪郭に比べて全体的に丸くしたり、細かい凹凸をなるべく少なくした単純なラインで描くことで、キャラクターの可愛らしさを強調することが出来ます。
真ん中はリアル寄りの絵柄です。全体的に縦長にして、頬を高い位置に持って来るとリアル感が出てきます。
左側はミニキャラに使える輪郭です。横長になるくらい全体を潰してあげて、赤ちゃんのように脂肪が多めについているイメージで、頬をふくらませたり、顎のラインを丸くすると、可愛らしく描くことが出来ます。
1つ目のよくあるミス事例は、綺麗な左右対称が崩れてしまうケースです。正面顔を描くときは綺麗に左右対称に描くのが重要ですが、どうしてもずれてしまったり二度描くのが面倒な時があります。
そんな時は、輪郭の左半分をコピー&ペーストをして、左右反転させてくっつけてしまうと楽に描くことが出来ます。反転してくっつけてみたら変な形になってしまうこともあるのですが、その場合でも、一度くっつけてから、変形させてみたり加筆して整えれば、いちから描くより楽な場合が多いです。
二つ目は耳の位置です。左のように顎と後頭部のラインを繋げてしまうと、骨格的におかしな構造になってしまいます。こういったデフォルメの仕方もあるので好き嫌いにもよりますが、右の方がリアルな構造で描くことが出来ます。
輪郭はシンプルに描いても基本さえ押さえていれば十分成立します。ですが、細かい違いなどに気を配って描いてみるだけで、意外にキャラクターの印象を大きく変えてしまうパーツだと思いますので、ぜひ色んな輪郭を練習してみて下さい!
アタムアカデミーでは、輪郭の描き方を学ぶことができます。
リアルなキャラクターの輪郭からデフォルメ、ミニキャラの輪郭の描き方も学べるよ。
輪郭はシンプルに描いても基本さえ押さえていれば十分成立します。ですが、細かい違いなどに気を配って描いてみるだけで、意外にキャラクターの印象を大きく変えてしまうパーツだと思いますので、ぜひ色んな輪郭を練習してみて下さい!
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