今年の夏はかなりの猛暑と9月以降も長く高温が続いたせいもあって紅葉の色付きが今ひとつだったよう。 一昨年からこの時期に紅葉を見物に行く湖東三山の一つである金剛輪寺では確かに今年の紅葉の色づき加減は何か物足りない印象だった。
ところどころ、綺麗に色づいている箇所もあったので場所を選んでシャッターを切る。
この寺は京都の有名な寺院のようではないのでそこまで多くの観光客は来ないが、今日は駐車場もほぼ満車。でも駐車待ちになるようなことはなくすぐに停められた。
本殿と三重塔へは最初の山門から少し山道を上がっていくが、両脇に地蔵が並べられていて光と影が地蔵の前にあるかざくるまの赤色とマッチしてなんとも幻想的。
広角レンズで撮ったのでどうしても歪んだ画像になるが、三重塔全体をのびやかに捉えてくれるので、離れて撮るよりも迫力が増す。
このお寺は滋賀県内では紅葉が綺麗な寺として有名だが全国的には知られていないのでまだまだ穴場的な存在。ただ、何かの拍子で有名になるかもしれないが当分は大丈夫かと。