タイに旅行した人は大抵の場合また行きたくなる衝動に駆られる。特に若い人はその傾向が強いのかもしれない。 自分は初めてタイに来たのは出張だったが、既に40歳手前だったのでであまり感動はなかったが、仕事で何度も行くにつれてだんだんその気持ちがわかるようになった次第。 特別何がそう感じるのか、と言われると明快には答えられないが、バンコクという人種の坩堝のようなカオスの街で、なんとなくブラブラしているのが性に合っている。というくらいの話でそれ以上のことはないが、ちょっと期間が開くと無性に行きたくなるのは事実。
この20年でタイの物価も随分高騰した。加えて昨今の円安で本当に割安感が薄れたが、フードコートやローカル食堂では今でも安い価格で食事ができるのは大変助かる。
元々外国人観光客が各地からやってくるので彼らを目当てに高級デパートやショッピングモールが増え続け、バンコク中心地だけでも4〜5日くらいかけてこうしたところを巡るのもいいかもしれない。
今回はバンコク市内でホテルを変えることにしており、最初はプロンポン駅近くのホテルだったが2軒目はサイアムエリアのホテルへ移動。賑やかな場所から少し離れた場所だが、歩いて数分でBTSの駅やMBKにも行ける大変便利な場所。
因みにプロンポンからこのサイアムエリアにはBTSを使えば簡単に行けるが、スーツケースがあり面倒なので配車アプリのBoltを利用。85バーツだったのでBTSよりは高いが渋滞の中を30分程度走ったことを考慮するとかなり安い。
こうした配車アプリでの移動も充実しているところが日本とは随分異なる点。確かに安全面など注意する点はあれど、世界は確実にこのようなデジタル化が進んでおり、このままだと本当に日本人はついていけなくなりそうで心配。