無料鑑賞の座席上限数は?

TOHOシネマイレージ無料鑑賞の座席上限数についてのメモ

こんにちは、あしだです。

TOHOシネマズのシネマイレージ規約が変更となり、今日で1ヶ月となりました。
シネマイレージ会員の予約開始時間が早まり、その点は利便性が向上しましたが、やはり気になるところは、無料鑑賞による座席上限が設定されたことだと思います。

今回の記事では、規約が変更になってから座席予約状況を確認してみた結果を元に、無料鑑賞による座席上限数について簡単に考察してみたいと思います。

そもそも無料鑑賞による座席上限とは

TOHOシネマズでは、下記のように映画を無料で鑑賞できるサービスがあります。

・シネマイレージの鑑賞ポイントを6PT貯めると1本無料
1ヶ月フリーパスポート
・「TCチケット特別ご入場券」と記載のあるチケットを利用

今回、シネマイレージの規約が変更となり、上記のいずれかで無料鑑賞をする場合は、予約可能な座席数に上限が設定されることとなりました。今までは特に制限がありませんでしたので、極端な話、全座席が無料鑑賞の予約で埋まる、なんてことも可能でした。
今回、制限が加わってしまったことにより、無料鑑賞をする場合はかなり使い勝手が悪くなりました

具体的に言うと、例えば「100席あるスクリーンの内、無料鑑賞予約可能席が10席」のように上限が設定されました。
こうなったことで、無料鑑賞の上限数に達した場合、他に空席があったとしても、それ以降は無料鑑賞での予約ができなくなります。

つまり、無料鑑賞をしようとする人同士の席の争奪戦が勃発してしまうということです。

鑑賞ポイントでの無料鑑賞やTCチケットでの無料鑑賞はネット予約が可能ですので、予約が開始された時点でアクセスすれば大きな問題はないですが、1ヶ月フリーパスポートによる無料鑑賞は当日窓口で発券となるため、タイムラグが発生する分、不利になってしまいますよね…

無料鑑賞可能な座席の上限数はどれくらいなのか

TOHOシネマズの公式Q&Aにもすでに掲載されていますが、

Q. 6ポイント鑑賞、1ヶ月フリーパスポートの利用可能座席数の上限の設定条件、席数を教えてください。
A.ご利用可能座席数の上限設定に関する詳細、及び座席数についてはご回答をいたしかねます。

とのことですので、はっきり言って具体的な上限数は分かりません

とは言っても、どれくらいなのか気になってしまったので、規約変更があってから座席予約状況を確認してみました。

かなり手探りな方法ではありますが、無料鑑賞座席の予約が上限に達した上映回のうち、より予約数が少ない上映回を探しました。
販売済みの座席のうち、当然ながらどれが無料予約かということは分かりませんが、上限に達している上映回の予約数が少なければ少ないほど、その正確性が高くなると考えました。

【パターン1】
TOHOシネマズ日本橋スクリーン9
15時45分のGODZILLA-星を喰う者の上映回が無料鑑賞上限に達していました。

GOZILLA予約

その際の座席予約状況は下記の通りでした。

座席予約状況1

このスクリーンは145席(車椅子席含む)ですが、17席予約時点で満席となっています。
さらに17席の内、F12とF13は予備席のため、実質の予約は15席です。

そのため上限数は10.34%程度と考えられます。

【パターン2】
TOHOシネマズ新宿スクリーン6
9時30分と13時50分のピッチ・パーフェクト ラストステージの上映回が無料鑑賞上限に達していました。

ピッチパーフェクト

その際の座席予約状況は下記の通りでした。
(今回は9時30分の回の座席状況を見てみたいと思います)

座席予約状況2

このスクリーンは119席(車椅子席含む)ですが、12席予約時点で満席となっています。
さらに12席の内、F18とF19は予備席のため、実質の予約は10席です。

そのため上限数は8.40%程度と考えられます。


【パターン3】

TOHOシネマズ新宿スクリーン1
21時10分のジョニーイングリッシュ/アナログの逆襲の上映回が無料鑑賞上限に達していました。

ジョニーイングリッシュ

その際の座席予約状況は下記の通りでした。

座席予約状況3

このスクリーンは88席(車椅子席含む)ですが、6席予約時点で満席となっています。
さらに6席の内、G9とG10は予備席のため、実質の予約は4席です。

そのため上限数は4.56%程度と考えられます。

以上3パターンですが、より少ない予約数で上限に達している上映回を探してみました。

スクリーンの座席数によって上限を設定しているとのことでしたので、おおむね10%以下であることは間違いないと思います。
一つ一つのスクリーンごとに上限値を設定している可能性もありますが、それでは運用も管理も面倒になってしまいますし、そんなシステム設計にするはずはない(と思う…)ので、各スクリーンの座席数に対して一律で同じ割合を上限として設定されていると思われます。

ということで、今回確認できた中で最も最小である4.56%という数字を根拠として、無料鑑賞可能な座席上限は、各スクリーンの座席数に対し5%程度という結論に至りました。

とすれば…無料鑑賞の座席数って結構少なくないですか?
公開直後や人気作品だと、無料鑑賞座席の争奪戦が本当に起こりそうですね。

実際私も、先日二人で無料鑑賞をしようと思い(私は鑑賞ポイント、もう一方はフリーパス)、劇場カウンターで座席予約をしようとしたところ、残が1席しかなかったようで、二人一緒の無料鑑賞予約ができませんでした…

これから鑑賞ポイントなどで無料鑑賞をしようとされる方は、TOHOの劇場スケジュールの「6ポイント鑑賞・特別ご入場券利用可能回を表示」にチェックを入れて、座席が残っているか確認してからのほうが良いですね。

ちなみに

そもそも無料鑑賞が利用できない上映もあります。
現在確認しているのは下記のとおりです。

・イベント上映
・午前10時の映画祭
・特別料金の上映(一般1,800円以下での上映など)

ということで、個人的な憶測をメモ程度にまとめてみました。
参考程度にご覧いただけましたら幸いです。

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「TOHOシネマイレージ無料鑑賞の座席上限数についてのメモ」への1件のフィードバック

  1. 興味深い記事で参考になりました。

    試しにTOHOシネマおおたかの森で「ドラゴンクエスト ユアストーリー」9/9(月)16:35の回で調べてみたところ、
    56席+車椅子2席の劇場で10席予約済みでしたが、まだ6ポイント使用可能でした。
    劇場エリアや作品、上映期間等によっても差をつけているのかなと思いました。

    端的に言うと、ほっといても集客が見込める劇場では少なめ、客の入りが良くないところでは多めといったように。
    記事にも書かれていたように、システム的に面倒な気はしますが。

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