こんにちは、あしだです。
予てから期待していたペンギン・ハイウェイを観てきました。
大変素晴らしく、心に残る作品でした。期待を大幅に超え、君の名は。以降初のヘビーリピート映画になりそうです。
公開翌日に初めて観に行ってきましたが、あまりにも良すぎて、当日は「良かった…(語彙力)」くらいの感想しか出てこなかったのですが、鑑賞6回目を終え、少しですがようやく自分の中で整理できたので記事を書こうと思います。
※基本的にネタバレありです。また、原作未読のため的外れな見解があったらすみません。
映画『ペンギン・ハイウェイ』 予告2 (TOHO animation チャンネルより)
心を鷲掴みにされたオープニング
「僕は大変頭が良く」とか「偉くなりすぎて大変である」という”おませ”なアオヤマくんの語りから始まるこの映画。
最初の数分だけで、アオヤマくんというキャラの輪郭が分かったし、自信たっぷりなところとかが自分と似ていて、最初からアオヤマくんに共感してしまいました。
そして、アオヤマくんの語りの直後に登場するペンギン。
その瞳に映る”正面を向いたアオヤマくん”と、”視線を外したお姉さん”。
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
二人の視線がそれぞれ違うのは、違う時間軸だったり、別れという結末を意味しているのではないかと直感し、どんなストーリー展開になるのか分かりませんでしたが、この時点で期待度が跳ね上がりました。
ここまでで「これは自分の好きなタイプの映画かも!」と、かなり気持ちが高ぶっていたんですけど、畳みかけるように「ペンギン・ハイウェイ」のタイトル、そして劇伴(ペンギン・ハイウェイのテーマ)…
この劇伴がまた、良い!
まるでクラシックのコンサートに来たような豊かな音色。
ピアノのアルペジオが印象的で、少しG線上のアリアのような雰囲気の曲。
この音色に揺られながらかわいいペンギンを魅せられて、自分はここですでに泣いていました…(笑)
1回目は全然分かりませんでしたが、このメインテーマのところは、ペンギンが森へ続く道(ペンギン・ハイウェイ)をずっと走ってたんですね…
最初の数分でここまで心を鷲掴みにされたのは君の名は。以来かなぁ。
石田祐康監督のクオリティとセンスが凄い…!
これはSF(すこしふしぎ)映画だった
この映画を観終わって一番最初に感じたのは、これはSF(すこしふしぎ)映画だということ。
一般的にSFというと、SF(サイエンス・フィクション)を意味することが多いと思いますが、故・藤子・F・不二雄先生が提唱した“すこしふしぎ”というジャンルに入る映画だと感じました。
いわゆる、“ありふれた日常の中に紛れ込む非日常的な事象”
サイエンス・フィクションだと、そもそも宇宙とか別世界を中心に物語が展開していくところ、この映画は現実世界を中心として、その中に不思議なものが入り込んでいるので、おそらく”すこしふしぎ”だなぁと感じたんだと思います。しかしながら、どちらにしても、どこか興味が湧いてくるというか、ワクワクが止まらないこの感じ…
知らないことだらけで世界が広かった子供の頃のような感覚を思い出しながら、アオヤマくんたちと自分をいつの間にか重ねて観ていました。
おっぱいだけに気を取られてはいけない
映画を観に行く前にネットでたびたび見かけたレビューの中でも、”おっぱい”は圧倒的多数を占めていました。(笑)
そのため、どんなおっぱい映画なんだろう…とちょっと複雑な気持ちで観に行きましたが、この”おっぱい”はとても良いおっぱいでしたね(謎)
というのも、性的ないやらしさが全然ないんですよね。
アオヤマくんたちが小学4年生というのもちょうど良かったんだと思いますが、思春期になるかならないかくらいの微妙な時期なので、おっぱいに興味を持っても全く不自然ではないし、ウチダくんはちょっと恥ずかしさを感じている様子で、”おっぱい”に対する印象がアオヤマくんとは違う視点だったのも面白かったですね。
特に物語の中盤で、アオヤマくんとハマモトさんが言い合いになるシーン。
(ハマモト) アオヤマくんはおっぱいが好きだからお姉さんが好きなんでしょ!
(アオヤマ) おっぱいが好きなのは認める!でもお姉さんが好きであることとは別だ!
(ハマモト) でもお姉さんにはおっぱいが存在している!
(アオヤマ) ああ!大いに存在しているね!
(ハマモト) もういい!!!
ここすごく好きなシーンなんですけど…皆さんはどう思ったんですかね(笑)
<おっぱいが好き>だから<お姉さんが好き>という命題に対し、ハマモトさんは真だと思っているのに、アオヤマくんは偽だと思っていて、論理的に成り立たない議論をしていることに面白さを感じました。
このシーンは、ハマモトさんがお姉さんにちょっと嫉妬しているので口論になっているのも理解していますが、アオヤマくんが入るとどうも”おっぱい”が論理的なものになっていて、そのへんてこさも面白かったんですよね。
それ以外にも、この映画の中には”おっぱい”という言葉や、”おっぱい”を印象的に映しているシーンもあったりしますが、何かしらの意味が隠れているような気がしますね。
この映画の中では、単に”おっぱい”という視点に捕らわれずに観たほうが良いと思いました。
ペンギン・ハイウェイの意味とは
「ペンギンたちが海から陸に上がる時に、決まって辿るルート」
1回目を観終わった時は、”子供から大人になる間にみんなが決まって経験すること”だと思いました。
ペンギン・ハイウェイの公式ページに寄せられたコメントの中で、プロボクサーの村田諒太さんも同じように感じておられました。(ペンギン・ハイウェイ/コメント)
ただ、何回か観ていくうちに少し考えが変わってきたのですが、自分自身が目指すものまでの道程なのかなと思いました。
例えば、ペンギンは森の中の”海”を目指していて、アオヤマくんはそれをペンギン・ハイウェイと言っていました。
ラストでは、「世界の果てに続く道はペンギン・ハイウェイである。この道を辿っていけばお姉さんに会える。」とアオヤマくんは言っていました。
つまり、<自分>と<目指すもの>というそれぞれの点を結んだ線が、ペンギン・ハイウェイなのだろう思いました。当然ながら、その間にはいろんな経験をすると思いますので、それらも含めた表現だったのではと考えました。
アオヤマくんの飲み物は心の成長や感情を表している
アオヤマくんは映画の中で4回くらい飲み物を飲んでいました。(うる覚え)
1回目はペンギン事件があってすぐ、海辺のカフェでお姉さんとチェスをしながら語っているシーン。
アオヤマくんはメロンクリームソーダを飲んでいましたが、お姉さんはコーヒーを飲んでいたんですよね。二人の飲み物を比べるようなカットも入っていましたが、子供と大人の関係を表していたように思います。
2回目はお姉さんがペンギンを出すのを目撃した次の日の朝。
起きるやいなや、お父さんにコーヒー飲んでいい?とせがみ、コーヒーを入れてもらった時にすごく喜んでいる描写が印象的でした。そのことからも、アオヤマくんにとってコーヒーを飲むこと=大人に近づくことだったのではないでしょうか。もっと言えば、お姉さんがコーヒーを飲んでいたので少しでも近づこうとしたのではないでしょうか。
3回目はお父さんと車で出かけた先のカフェのシーン。
そこでもまたコーヒーを飲んでいましたが、今度はしっかりとミルク・砂糖が入っていました。
前回、とても苦い思いをしたのでそれを教訓に学んだのでしょう。でも、ジュースではなくコーヒーを飲んでいるというのは、やはり大人に少しでも近づきたい思いがあったのではないでしょうか。
そして4回目はラストシーン。
お姉さんにコーヒーを入れてもらい、かなり無理してブラック飲んでいました。
それはお姉さんに対して、”僕は大人になって偉くなる””お姉さんに会いに行く”という強い意思表示をしたかったのではないかと思いました。
そんなコーヒーのような苦い経験もしながら着実に成長していくアオヤマくんはきっと、将来とても偉い大人になるに違いないと確信しました。
“海”とはいったい何なのか
森の中にあった球体(海)は、映画の中では”世界の果て”と繋がったもの、というような、まさにSF(サイエンス・フィクション)的な描写がされていましたね。
それはそれでとても納得しながら観ていたのですが、よくよく見ると、お姉さんの部屋に貼ってあった街の写真と、”海”の中の街の風景が同じなんですよね。
短い描写だったので見間違っているかもしれませんが、アオヤマくんがお姉さんの部屋に招かれるシーンの中で、海辺の家の窓の写真とペンギンの写真、そして街の風景の写真が貼ってあったと思います。
そして、その街の風景の写真のところに「ここに行きたい!」というお姉さんのメモがあったんですよね。
お姉さんが好きなもの=ペンギンや、お姉さんが怖いと思っているもの=ジャバウォックなどは、全てお姉さんが生み出しています。
ということは、”海”はお姉さんの願望もしくは記憶?
もっと言えば、”海”自体お姉さんが作り出したものかもしれませんね。
アオヤマくんが信じたくなかった、たった一つの仮説
アオヤマくんは、お姉さんとペンギン、そして”海”やジャバウォックという色んな謎を目の前にして悩みます。
断食実験をしながら考えてみても、どうにも謎は深まるばかり。
でもその理由は、信じたくなかった、たった一つの仮説があったからです。
それは、”お姉さんが人間ではないこと”
断食実験の際、アオヤマくんのノートの中に「人間は食べなくても生きれるのか?」みたいな問題がメモしてあって、それを「自身が検証」と記すシーンがありました。
その時点でアオヤマくんは薄々気が付いていたのではないでしょうか。でも確証もないし、信じたくもなかったんだと思います。
その次に、アオヤマくんが風邪をひいて寝込んでしまうシーンに繋がりますが、そこでお姉さんがお見舞いにきます。
お姉さんから「もう10日も食べてない」という衝撃の告白をされたことで、アオヤマくんは確信してしまったんでしょう。
「ペンギンエネルギーがあるから平気よ」というお姉さんの言葉に対し、
「それは人間のためのエネルギーではない!」と、少し語気が荒い様子でした。
こんなに感情的になったアオヤマくんはこのシーンだけではないでしょうか。
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
お姉さんも「ごめんね」と言って、アオヤマくんは号泣します。
切ないですね…
重要なカギを握る”お姉さん”とは
お姉さんは謎だらけで本当にミステリアスな存在です。
ちなみに、映画の中ではお姉さんの名前は一切出てきません。
歯医者の受付の人に声をかけられるシーンもありましたが、名前で呼ばれませんでした。
謎に包まれたお姉さんには”すこしふしぎ”な魅力を感じます。
そのため、ラストでは結局”お姉さんという謎”は解明されませんでしたが、謎のままになっているのは逆に心地良かったですね。
本来であれば、この”お姉さんという謎”はアオヤマくんが解くべきものですから、観客は”すこしふしぎ”のままそれを受け入れるべきだと思いますが、とはいえ、お姉さんという存在は気になりますよね…
何回か観るうちにふと思った自分なりの考察をまとめてみたいと思います。かなり飛躍した考えをしているので間違ってたらごめんなさい…
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
お姉さんははじめから知っていた
お姉さんはきっと、森の中の”海”や、そのエネルギーで自分もペンギンたちも動いていることをはじめから知っていたと思います。というのも、アオヤマくんが謎を解いていく時に決まってお姉さんがヒントを出していたからです。
最初は、バス停でお姉さんに歯を抜いてもらうシーン。
街の中にペンギンが出現したことについてアオヤマくんは研究していましたが、お姉さんが自らペンギンを出せることを明かします。
次に、海辺のカフェでコウモリが出てきたシーン。
アオヤマくんは、お姉さんがどうやったらペンギンを出せるのかを実験すると、その時はお姉さんは出せませんでした。そこで、カフェのブレーカーが落ちたことをきっかけにお姉さんは暗闇でコウモリを出します。それによってアオヤマくんは、ペンギンを出すには”光”が必要だということを解明します。
次に、森の中にスズキくんたちがやってきて”海”を見つけたシーンの後。
ペンギンたちが”海”と互いに反応しあって水玉がたくさん放出されたことについて、アオヤマくんは「ペンギンたちが”海”と共鳴した瞬間があった。ペンギンたちのエネルギー源は”海”かもしれない。」という話をします。しかしその後に続いて、「で、”海”を壊す、と。あれ、矛盾してない?」とお姉さんは言います。
アオヤマくんは、エネルギー源は”海”であるという話までしかしていないのに、ペンギンの役割についてお姉さんが導いたように見えました。
そして、二人で電車で出かけてお姉さんが苦しむシーン。
「ここ2、3日何も食べてないんだ」とお姉さんは言いました。アオヤマくんはとても驚いた様子でお姉さんを心配していました。しかしそれよりも前、アオヤマくんを自宅に招いて祝賀会をした時に、お姉さんはパスタに手を付けていませんでした。おそらく、ずっと何も食べていなかったと推測されます。きっとすぐには分からないように「2、3日」という嘘をついたのではないでしょうか。「アオヤマくんが信じたくなかった、たった一つの仮説」でも書きましたが、最終的には「10日食べてない」という告白で、”お姉さんが人間ではないこと”を知ってしまいます。
一連のお姉さんの行動を見ていると、アオヤマくんが謎を解明していく横で、どうにもお姉さんがヒントを出して導いていたように見えました。
お姉さんから生まれるジャバウォックとは
ジャバウォックはお姉さんから生み出されるものですが、”海”という名の”穴”を修復する役割をもつペンギンを食べてしまうという特性があります。
ペンギンがジャバウォックに食べられてしまうと、”海”がしだいに大きくなって世界がへんてこなことになります。
そもそもなぜ、ジャバウォックは生まれてしまったのでしょうか。
それはおそらく、この世界に居たいというお姉さんの強い想いだと思います。もっと言えば、アオヤマくんを見守っていたかったんだと思います。
ジャバウォックが出始めたシーンは、自分の記憶が正しければ、森の中で大学の研究グループに会った後だったと思います。
その時、アオヤマくんが「もし”海”が大人たちに見つかればお姉さんが実験台にされてしまう」という話をすると、お姉さんは「実験台なんかになる前に私がぷいっと消えちゃうよ、それでいいんじゃない?」と言いました。おそらく、いざとなったらペンギンたちを出して”海”を壊してしまうつもりだったと思われます。しかし、アオヤマくんが必死にお姉さんを守ろうとする姿を見て、お姉さんの中で葛藤が生まれたのではないでしょうか。
ラストの謎解きのシーンで「アオヤマくんに言われなくても私は出していたはずよ」というセリフもあるように、彼女自身の意志で生み出したことは明白です。
ただ、ジャバウォックが出現したのは自分のせいではないかと言うアオヤマくんに対し、「道草食ってたのは私のほうね、この世界に未練でもあったのかねぇ」というセリフからも分かるように、意図的に生み出したものではないと思います。
きっと、“海”を壊す(世界を修復する)という本来の役割と、この世界に居たいという想いとの葛藤がジャバウォックとして出現したのだろうと思いました。
そしてその”未練”は、アオヤマくんだったのでしょう…
お姉さんの正体は何だろうか①
お姉さんという謎はとても難しいですが、今のところ2通りの考えがあります。
まず1つ目は、お姉さん=”海”だと思いました。
アオヤマくんの夢の中だったと思いますが、ペンギンたちのルッカリーにお姉さんがぽつんと佇んでいるシーンがあります。その中でアオヤマくんが「どうしてここにいるの?」と問いかけると、お姉さんは「昔からいるよ、ここは地球だもの」と答えます。
このやりとりから、”地球上の何か”と考えることができます。
お姉さんは自ら「私は人類じゃないんだってさー」と発言していることから、人間ではないことは明らかになっています。そして”昔から存在している”という表現が何やら不思議に感じたのですが、太陽系の惑星の中で地球には”海”があるので、もしやこのことでは?と思いました。
そもそも”海”は生命の起源とよく言われていますので、ペンギンを生み出すお姉さんにとても合致するものだと思います。また、wikipediaで海について調べていたところ、生命の誕生において、光合成というキーワードがありました。
となると、お姉さんがペンギンを出すために”光”が必要でしたが、それは光合成を意味しているようにも思えます。(ちょっと飛躍しすぎですが…)
最初の生命
今のところ発見されているもので最古の生命とされるのは、西オーストラリア州ピルバラで見つかった35億年前のバクテリアと思われる化石である。化石周辺の岩石の分析から、この生物が活動した場所は1000m以上の深い海底であったと考えられている。光合成を行う生物としては、西オーストラリア・]フォーテスキュー層群の27億年前の地層からシアノバクテリアと思われるストロマトライトの化石が見つかっている。この時期に大規模な火山活動があり、初めて大陸と呼べる陸地が形成されたらしい。シアノバクテリアが光合成を行うためには光の届く浅い海底が必要であり、シアノバクテリアの誕生と大陸の形成とは関連があると考えられている。
(Wikipedia「海#最初の生命」より)
他にも、”海”が鳥やイルカなどの色々な生命に形を変えるシーンもありましたが、そんな色々な点からみても、どうもお姉さんは”海”なのではないかと思えてきました。
お姉さんの正体は何だろうか②
2つ目は、別の世界(前世・来世)でのアオヤマくんの母親だと思いました。
アオヤマくんの夢の中のシーンで、お姉さんが骨となり朽ち果てた後に、鳥やイルカや恐竜など、色々な姿に変わるような描写がありました。すなわち、輪廻転生しているのかなと思いました。
同じシーンの中で「ずっと遠くへ行くと元いた場所へ帰る」というお姉さんのセリフがありましたが、一度人間だったお姉さん(お父さんやお母さんの記憶もある)が色んなものに転生して、また人間に生まれ変わる途中だったのではないかと思います。
母親であると感じた理由としては、ラストシーンで「きみが本当の大人になるとこを見ていたかったよ」とお姉さんは言いますが、ここのセリフに親心みたいなものをヒシヒシと感じたからです。
それ以外にも、とても優しい表情でアオヤマくんのことを見守っているシーンもありましたし、この映画には”おっぱい”がたくさん出てきますが、もしかしたら”おっぱい”は母親の象徴として描かれていたのではないかと思えてきました。
いずれにしろ、アオヤマくんとお姉さんには何か固い絆で結ばれている、そんな関係だと思いました。今のところ、①よりも②のほうが個人的には納得していますが、如何せん、どちらも飛躍しているので話半分で捉えていただけると幸いです。
取り留めなく、まとまりのない文章になってしまいましたが、このペンギン・ハイウェイは謎に包まれている分、色んな考察ができて本当に良い映画でした。
上映している映画館が少なくなってきましたので、映画館で上映している内はできる限り足を運んで、色んな考察をこれからも楽しみたいと思います。
公式HP:ペンギン・ハイウェイ
トップ画像:© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会