ASCII.jp:Kubernetesをゲーム感覚で腕試しできるサイト「Game of PODs」で遊ばないと年を越せない・2021冬

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FIXER cloud.config Tech Blog

Kubernetesをゲーム感覚で腕試しできるサイト「Game of PODs」で遊ばないと年を越せない・2021冬

2021年12月22日 13時00分更新

文● なむゆ/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「Kubernetesをゲーム感覚で腕試しできるサイト「Game of PODs」で遊ばないと年を越せない 2021 冬」を再編集したものです。

 この記事はFixer Advent Calendar 9日目の記事です。

はじめに

 最近CKADの受験して一旗上げようと画策しているなむゆです。

 Kubernetesについて学ぶ中で、腕試しに使えそうな面白そうなサイトを見つけたので紹介してみようという回です。

Game of PODsとは

 Game of PODsとは、無料で遊べるKubernetesの問題集です。

 Kubernetesクラスターにアプリケーションを展開したり、クラスターで起きている問題を解決することを通してそれらの方法を学ぶことができます。

 この問題集はKodeKloudというサービスに提供されている教材のひとつで、KataKodaという教材用環境サービス内でホストされている仮想環境にアクセスしてハンズオン形式で課題を解くことができることが特徴です。

 問題の内容としては、あるアーキテクチャが与えられて、「このアプリケーションのPodを立ててね」「そのPodにはServiceを作ってこのポートでアクセスできるようにしてね」「インターネットからはこのポートでアクセスできるようにしてね」といった条件を満たした環境を作り出すことを目指すものです。

 これらの条件はひとつひとつクリアしていく形式ではなく、全体を作り切ってから確認ボタンを押して全体として目標を満たしているか確認する形式なので、それなりに一問の分量は多く、また、設計全体を実体に落とし込むための総合的な知識が求められます。

 また、ひとつのアーキテクチャ全体を制限時間1時間の中で解く必要があるので、それなりの瞬発力も求められます。

 難易度としてはそこそこ高め、Kubernetesでのリソースについて一通り理解して作成できるようになったレベルの人向けの問題集です。

始め方

 Game of PODsを始めるには、まずはKodeKloudにユーザー登録を行ないます。

 ユーザー登録できたら、以下のURLにアクセスし、「Start Course」をクリックします。

https://kodekloud.com/courses/game-of-pods/

 教材ページに進んだら、「Introduction」のビデオを見て概要を確認したり、「References」でハンズオンに登場するアプリケーションについての概要を眺めたのち、「Access the Game!」からワールドマップ的なページを開きます。

 この中の煙が上がっている個所がそれぞれの問題の入り口になります。

 いずれかの個所をクリックして、「Let’s fix it!」ボタンを押すと仮想環境のあるKataKodaのページに遷移します。

 このページの下の方にある「START SCENARIO」をクリックするとしばらく仮想環境が作られるのを待ち、完了すると問題を解き始めることができます。

 ただし、DATALAKE、SERVICES、INGRESSは鋭意コンテンツ作成中のようで、また、FIREWALLとPRODUCTIONCLUSTERSについては現在新しいインフラに移行中のようで 2021年12月7日現在アクセスができません。

 なので、実際取り組める問題は BRAVO、PENTO、TYRO、REDISISLANDSの4つのようです。

 難易度としては TYRO = PENTO > REDISISLANDS > BRAVO

 となっているので、BRAVOあたりから始めてみましょう。

遊び方

 問題を解くビューには、ターミナルとクイズポータル、そして問題の環境への外部からのアクセスリンクのタブがあります。

 クイズポータルのタブをクリックするとクイズポータルが開きます。ここでは、問題の中で解くべきアーキテクチャと残り時間が確認でき、左の「Check」ボタンを押すと答え合わせをすることができます。

 答え合わせは何度でもすることができるので、一部分ができたら毎回その部分が正しいかどうか確認するために押すといいです。

 アーキテクチャ図のそれぞれの要素をクリックすると、その部分で満たすべき条件が表示されます。例えば「サービスの名前は***」 「サービスのタイプは***としてセットアップしてください」

 「ポート番号は***で設定してください」

 みたいな形です。

 ターミナルではこの条件を満たすようにコマンドを駆使して設定していきましょう。

 Check して全部の条件を満たすと、問題が解決できたことになります。

 パスワードが表示されるので、それをコピーしましょう。

 コピーしたパスワードは、KodeKloudがわのワールドマップで問題を選んだ際に表示される「Magic Chant」のテキストボックスに入力して「Submit」ボタンを押すことで登録できます。

 Magic Chantの内容が合っていれば煙が上がっていた部分が正常に戻ります。

 やったね!

詰まったら?

 どうしても詰まったら、KodeKloudの教材一覧にそれぞれの問題の解答動画があります。

 わからない部分については動画で確認しながら進めるのも手です。

おわりに

 今回はKubernetesの腕試し用教材のGame of PODsについて紹介してみました。

 Kubernetes学習に一息つきたいときや腕試ししてみたいときにはぜひ試してみてください。

参考

・KodeKloud
・KataKoda

なむゆFIXER

最近インフラ始めました。
k8s社内最強を目指します。

[転載元]
 Kubernetes をゲーム感覚で腕試しできるサイト 「Game of PODs」で遊ばないと年を越せない 2021 冬

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