甘えび : あさぴーのおいしい独り言

あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:甘えび

江戸時代下期から明治時代にかけて隆盛を極めた北前船。

日本海側には寄港地がたくさんあり、その恩恵を受けていました。

2017年には北前船の寄港地などが日本遺産に選ばれていますが、石川県には、輪島・金石・安宅・橋立などの港町が該当、福井県では三国などもその一つです。

そのような繁栄の時期を経た近代。三国港で水揚げされる新鮮な魚介を食べさせてくれるところが多く出来て、旦那衆が夜な夜な楽しんだことと推測されます。

今日紹介します「料理茶屋 魚志楼(うおしろう)」は、かつての花街の中にあって賑わった芸妓の置屋だったところをお店として使用。現在、料理茶屋として営業をしています
魚志楼

明治初期に建てられていて国の登録有形文化財の指定を受けていますが、やっぱり風情がありますね。
魚志楼 (3)

店内はカウンター席と座敷。奥には立派なお庭もあるようです。
魚志楼 (7)

また一角にはこのようなコーナーもあり、繁栄の時代を彷彿とさせてくれました。
魚志楼 (4)

ランチのお品書きです。
魚志楼 (5)

こちらも。
魚志楼 (6)

ドリンクメニューです。

ランチは肩肘張らずに楽しめる丼物が多くなっていました。その中でも甘海老を使った丼メニューがメインのようです。

我々は「甘海老茶屋御膳(2,200円)」と「甘海老漬け丼(2,200円)」を頼んで妻とシェアして食べることにしました。
魚志楼 (8)

「甘海老茶屋御膳」は毎日限定20食で、甘海老天丼、甘海老刺身、サラダ、赤だし、デザートが付いています。
魚志楼 (10)

メインの甘海老天丼は「地元産の甘エビを刺身ではなく敢えて殻ごと天ぷらに。特製のダシを使ったふわトロの卵とじとの相性はぴったり。」ということでその通りの玉子とじにされていました。

ふわトロの卵とじの出汁のうま味が生の甘えびのうま味に絡まってなかなか美味しかったです。
魚志楼 (11)

こちらがサラダとデザート。サラダの色合いが鮮やかですね。
魚志楼 (12)

味噌汁はなめこの赤出し。いい出汁でした。
魚志楼 (13)

「甘海老漬け丼」のほうは「宝石のようにキラキラとした大きな甘エビは殻ごと食べても良し。甘エビの一番美味しい頭の部分の汁を豪快に吸って味わって。」と書かれていて尾頭付きの甘海老がたっぷり乗せられていました。
魚志楼 (14)

こちらの方も、甘みのある甘海老が上品な出汁醤油に漬け込まれて美味しい仕上がりの丼となっていて、妻や私も喜びました。

三国港の甘エビ漁は有名で3~6月にかけてが春期の漁の時期です。皆さんも是非食べに行かれてはいかがでしょう。ご馳走様でした。

料理茶屋 魚志楼(うおしろう)
福井県坂井市三国町神明3-7-23
TEL 0776-82-0141
11:30~14:00
18:00~22:00
不定休



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福井県三国港といえば、「越前がに」「ふくい甘えび」が水揚げされる漁港として知られています。
三国漁港 (6)

9月の最初の日曜日に福井県坂井市を巡ってきましたが、ちょうどその時、三国港朝市が開催されていました。
三国漁港 (2)

行った時間帯が遅かったのでもう終わりの時間帯。売られているものの少なく何も買わずに出ましたが、9月1日に底引き漁が解禁となっていて、これからの季節、「ふくい甘えび」の水揚げで賑わうことと予想されます。

さて、そんな漁港として知られる坂井市三国町には、新鮮な海鮮を食べさせてくれるところがたくさんあります。

「越前がに」がやはり有名ですが、9月はまだ漁が解禁されていないので、今回は美味しい「ふくい甘えび」を食べさせてくれるところということでランチを食べるお店を決めました。
富士寿司

それが今日紹介します「富士寿司」です。

ここはボリューム満点の海鮮丼ランチを食べることが出来るということで、坂井市でも1、2位を争うほどの人気寿司店です。

伺う2日前に予約を入れましたが、週末の予約はどうも12時までに来られる人だけのようでした。
富士寿司 (2)

ということで、11:40ごろお店に到着。すでに店内は混みあっていました。

カウンター席と小上がり。小上がりはテーブル席になっていますが、20名ほどは入れそうですね。
富士寿司 (3)

ランチメニューです。

最初、握りを食べようかとも思っていたのですが、ランチタイムは丼メニューだけの提供でした。
富士寿司 (4)

私はこちらのメニューの「海の極味膳(1,848円)」を頼むことに。

週末で混雑していたのと、料理がほぼご主人お一人でやられていたので、出されるまで30分以上かかりました。

出されたのがこちら。
富士寿司 (8)

海鮮丼・煮魚・小皿・あら汁という内容。値段に比べて品数・ボリューム含めて多いです。
富士寿司 (9)

海鮮丼です。温泉玉子が乗せられています。何種類の魚介が盛られていたのかな?10種類ほど?高いネタはありませんでした。
富士寿司 (10)

この日の煮魚は「キンキ」でした。脂が乗って美味しかったのですが、食べにくかったです。汗
富士寿司 (12)

あら汁も「キンキ」。
富士寿司 (11)

他にもおかずが色々付いていて、食べ終わると超満腹に。
富士寿司 (5)

妻はこちらに出ていた「漁火丼・煌(2,310円)」を頼んでいます。
富士寿司 (6)

漁火丼のメインは甘えび!底曳網漁が解禁されたばかりの甘えびが5尾乗せられていて、私も2尾食べてみましたが頭付きでとても甘かったです。
富士寿司 (7)

甘えび含めて12種類の魚介が盛られていて、ウニまで入っているので私の海鮮丼よりも相当豪華版ですね。

また、小皿とあら汁が付いていますが、小皿は私のとは内容が違いました。

私の海鮮丼、妻の漁火丼とも、その日の仕入の状況で内容が変わります。かにの季節になると、「越前がに」を使った丼がウリになるのでしょう?

しかし、この内容で、このボリューム。そしてリーズナブルなので人気なのがわかります。ご馳走様でした。

富士寿司
福井県坂井市三国町三国東4-1-5
TEL 0776-82-1827
11:30~14:00(L.O.13:30)
17:00~22:30(L.O.22:00)
火曜休



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日本で唯一の河川敷に敷かれた滑走路があることで知られる富山きときと空港。
富山空港 (2)

小松には小松空港があり、私は遠距離移動の時は小松空港を利用します。富山空港はお隣の県なので、当然ながら小松からの航路はありません。

そのため、これまでは富山きときと空港に行ったことがありませんでした。

今回、富山きときと空港の飲食店に行くことを目的に、初めて富山きときと空港に足を踏み入れることに。

ちなみに「きときと」は富山弁で「新鮮」という意味です。

さて、日本全体で新型コロナウイルスの宣言や警報が解除されていましたが、まだまだ飛行機を利用する人はコロナ禍前には戻っておらず、便数は減便されている状態のところが多いです。

富山きときと空港も、ちょうど便がない時間帯だったこともあり、空港内は閑散としていました。

今回ランチを食べに行ったのが1階の到着口の隣にお店がある「とやま鮨 空港店たねや」。
とやま鮨 空港店たねや

インスタ映えする鮨が食べられることで知られています。
とやま鮨 空港店たねや (3)

当日の10:30頃お店に電話して予約をすると大丈夫ということで向かいました。
とやま鮨 空港店たねや (29)

入るとすぐにコの字型のカウンターがあって、奥の方には小上がりの席。
とやま鮨 空港店たねや (5)

我々は小上がりの席に通されました。
とやま鮨 空港店たねや (13)

店内には越中和紙・高岡銅器・漆器パネルなどの伝統工芸が飾られていました。
とやま鮨 空港店たねや (6)

お品書きです。お手ごろな値段のメニューがありますが、こちらのお店では「たねや握り10貫(3,850円)」以上のを頼んだ方が満足度が高いと思います。
とやま鮨 空港店たねや (7)

こちらの写真付きのを見ても、他のお店では食べることが出来ないような握りが並んでいます。
とやま鮨 空港店たねや (9)

日替わりのメニューです。ネタとしては。その日、天然の生け簀と言われる富山湾で水揚げされたものが多いようですね。
とやま鮨 空港店たねや (8)

我々は、「特上握り10貫(4,950円)」と「たねや握り10貫」の2種類を頼み、シェアして食べることにしました。
とやま鮨 空港店たねや (11)

特徴のある「昆布ガリ」を食べながら出されるのを待ちます。

「特上握り10貫」の一皿目がこちらの3貫。
とやま鮨 空港店たねや (16)

左から「本まぐろのトロ」「のどぐろ炙り」は塩麴で。そして「めだい炙り」。

のっけから大トロです。のどぐろも脂が乗っていました。

こちらの握りはすべてが何らかの仕事がされていて、醤油をつけずに食べることが出来ます。
とやま鮨 空港店たねや (19)

2皿目が「新湊安吉名物の蟹みそ」と、超低温処理がされていて安心な旬の「生ほたるいか」、そして「新湊安吉の白海老」は海苔ではなくとろろ昆布の軍艦巻きで、さらには昆布の水塩で食べさせてくれます。

「生ほたるいか」は富山ならでは!白海老も口の中で溶けました。白海老は殻をむくのが大変そうです。
とやま鮨 空港店たねや (23)

3皿目の「甘えび」は海老の出汁醤油と昆布締めの2種盛り。「赤いか」は酢橘と天然塩で。右端は何だったでしょうか?

「赤いか」は金沢の小松弥助の3枚おろしの上、さらにたたき、超ねっとりとした食感に仕上げてありました。言われなければ「赤いか」だとは気づかないでしょう。もっとも、イカは食感の好みがあると思うので賛否両論あるかもしれませんが。
とやま鮨 空港店たねや (24)

最後の一皿は「新湊安吉の紅ずわい蟹」の蟹こぼし。

ネタのボリュームがすごいですね。一口ではとても食べきれません。

「たねや握り10貫」の最初はこちらの4貫。
とやま鮨 空港店たねや (18)

「のどぐろ」がなく、「めじまぐろ」と「ふくらぎ」だったかな?
とやま鮨 空港店たねや (20)

お次は「新湊安吉の白海老」、真ん中は「ながらも」という藻草の軍艦、「煮あなご」。
とやま鮨 空港店たねや (25)

3皿目は「甘えび」と「赤いか」は「特上握り10貫」と同じで、最後も同じ「新湊安吉の紅ずわい蟹」でした。

シャリもネタもボリュームがあり、10貫でお腹は満腹。
とやま鮨 空港店たねや (22)

すまし汁まで昆布ととろろというほどの富山尽くしでした。

土曜日でしたが、この日は夜は予約で一杯ということでした。

富山からの最終便は18:30発だったので、こちらで食べて東京まで帰るお客さんでしょうか?それとも、この内容だったら空港の無料の駐車場に止めて食べにくる地元のお客さんでしょうか?

何れにせよ、話のタネに行ってみる価値がある鮨店でした。ご馳走様でした。

とやま鮨 空港店たねや
富山県富山市秋ヶ島30
 富山きときと空港ターミナルビル1F
TEL 050-5571-6674
ランチ11:00~15:00(最終入店14:20)
ディナー17:00~20:00(最終入店19:20)
水曜休



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片町から犀川大橋を渡りすぐの交番のところを右折してしばらく歩くと、室生犀星記念館の前にひっそりとある複合施設「Labo白菊」。
くら竹 (2)

ここは元染織工房だったところをリノベーションしています。
くら竹 (3)

室生犀星記念館の側からは、ご覧のような狭い路地と扉を開けて中に入ります。
くら竹 (6)

すると、何もない空間?があり、
くら竹 (7)

さらにいったん外に出ると左側に入り口があり、その中が「鮨くら竹」と「bar露草」が一緒になっているスペースです。ちなみに右側には陶芸工房の「いろどりや」がありました。
Bar 露草 (19)

あとでわかったのですが、こちらは裏口になるようで、表はこちら。帰りはこちらから出ました。

「bar露草」については後日紹介しますが、タレントのMEGUMIさんが女将のお店なのです。

さて、今日紹介する「鮨くら竹」は、前は東急スクエアの裏手にあって、昔、美容室→お好み焼きだったところを改装したお店でしたが、3年ほどで閉め、こちらに移転してきています。

私のブログではこちらで紹介しています

今年発刊された「ミシュランガイド北陸2021」でミシュランプレートに選ばれていました。
くら竹 (10)

カウンター9席のこじんまりとした鮨店で、ランチとディナーの営業。夜は8,500円(税抜)のおまかせのみとなっていました。
くら竹 (13)

まずはハートランドで乾杯。
くら竹 (15)

最初に出されたのは、もずく酢。梅貝とジュンサイが入っていました。
くら竹 (17)

お次はカツオのたたき、酢味噌で。
くら竹 (18)

アジ。ポン酢で。
くら竹 (20)

焼き魚はイサキ。柚庵焼きだったかな?
くら竹 (21)

こちらは何の茶碗蒸しだったかな?汗

ここからが握り。シャリの量が少なく小ぶりです。江戸前風の醤油をつけずに食べる握りで、酢飯は若干濃いめの味付けでした。
くら竹 (24)

最初は「なめら」から。
くら竹 (25)

イカの種類は説明がなかったと思いますが、「みつ川」の三枚おろしで大葉を挟んだ短冊切りで絡めた握りでした。
くら竹 (26)

能登の岩ガキを挟みます。
くら竹 (28)

梅貝。いつも通り、食感がいいです。
くら竹 (29)

さわら。軽く炙って。

甘えび。漬けで余分な水分を抜いているようです。そして甘えびの卵を乗せて。
くら竹 (30)

甘えびのトロっとした食感とうま味がさらに凝縮されているように感じました。
くら竹 (31)

マグロの漬け。いい塩梅です。
くら竹 (32)

コハダ。締め具合は強め。小ぶりだったからそう感じたのかもしれません。
くら竹 (33)

軽く炙ったタチウオは梅肉乗せてさっぱりと。
くら竹 (35)

シャコ。最近、シャコを出してくれるお店が少なくなりました。
くら竹 (36)

箸休めの水ナス。
くら竹 (37)

毛蟹とその卵の軍艦巻き。濃厚な毛蟹の卵です。
くら竹 (38)

うなぎはカリッと焼いて。あら塩と酢橘を削って。
くら竹 (40)

最後は手巻きで、何だったかな?のどぐろの炙りだったかな??汗

少々飲み過ぎで妻ともども記憶が飛んでしまっている。

「みつ川」でも最後はマグロかのどぐろの手巻きだったのですが…。

手巻きは、「みつ川」と同じく下のほうにも海苔をかぶせて巻いてくれてます。

最後の飲んだお酒の紹介です。
くら竹 (16)

ビールのあとはスパークリングと
くら竹 (19)

白ワインを一杯ずつ。
くら竹 (23)

そのあとは島根県出雲の富士酒造の「出雲富士」。純米吟醸の超辛口です。
くら竹 (27)

お次は兵庫県淡路の都美人酒造の「都美人」。純米 Rafale(ラファール)。純米原酒えすが爽やかな飲み口でした。

両方とも純米酒なので、鮨に合いました。

料理6品、握り12貫のこの内容で8,500円(税抜)はお得です。そしてアルコール料金込みで一人12,800円ほど。コスパ的に満足です。

ひっそりとある隠れ家的なお店ではありますが、ハレの日にも、そうでない日の食事にも利用できるいいお店だと思いました。ご馳走様でした。

くら竹
石川県金沢市白菊町3-25
TEL 076-220-6228
12:00~14:00
17:30~22:00
基本火曜休
※Labo白菊の休日に準ずる


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富山県といえば、3,000m級の立山連峰から雪解け水が注ぎこむ富山湾が知られています。

そのため富山湾は「天然の生け簀」と称されるほど、海流や地形と相まって色々な魚介の住みかとなっているのです。

石川県は海の幸が豊富で、美味しい魚介を食べることを目的に多くの観光客が訪れますが、富山県も負けていないということですね。

今日は、これまであまり紹介することがなかった富山の鮨店を紹介したいと思います。

それは、富山城址公園のすぐ近くに3年前に移転オープンした「美乃鮨」という名のお店。

昨年秋のTBSの人気番組「ぴったんこカン・カン」で、俳優で歌舞伎役者の香川照之さんの同級生のお店として紹介されていました。

こちらのお店はもともとは東京は目黒区柿の木坂にあったようで、20年以上前に富山へ移転されたようです。

今のご主人が東京に住んでいた時に、香川照之さんと同級生だったということですね。

また、5月に発売された「ミシュランガイド北陸2021特別版」では、ビブグルマンに選ばれている人気のお店です。

行ったのは6月の土曜日。当日11時過ぎに電話を入れると幸い予約が取れました。コロナ禍で観光客のお客さんが少ない影響でしょうか?
美乃鮨 (2)

お店の外観は白を基調とした清楚な感じ。鮨店じゃない感じです。
美乃鮨 (19)

店内に入ると入口に「ミシュランガイド北陸2021特別版」掲載店の証。
美乃鮨 (6)

中は細長く、長い大理石のカウンターと奥にテーブル席がありました。鮨店で大理石のカウンターは珍しいかもしれません。

お品書きです。
美乃鮨 (4)

休日のランチタイムメニューとしての選択肢は8貫2,500円(税抜)の「立山」と10貫3,000円(税抜)の「富山湾」の2種類。ネタも違うようです。

そこで我々は「富山湾」をお願いすることに。

富山湾鮨」は、県鮨商生活衛生同業組合と連携し、その名のとおりネタには富山湾で獲れた魚、シャリには富山県産米が使われている握りに汁物が付いたセットメニューとなっていました。

金沢市で提供されている「百万石の鮨」と似たような企画ですね。

ちなみに、こちらのお店では基本醤油につけて食べる握りでした。

まず出されたのが「ヒラメ」。
美乃鮨 (7)

白身ですが、上品な脂が乗って美味しかったです。

こちらの鮨店では、何となくすべての握りにほんのりと昆布の風味が付いているような気がしました。

富山なので昆布を扱う機会が多いからでしょうか?鮨職人の手に昆布の風味が付いているからかもしれません。
美乃鮨 (8)

こちらは「スズキの昆布締め」。正真正銘の昆布締めです。
美乃鮨 (9)

ブリの子「フクラギ」です。
美乃鮨 (11)

富山では「本鱒」とも呼ばれる「サクラマス」は脂が乗っていて、口の中でシャリと一緒にほどけて胃の中に消えました。
美乃鮨 (12)

「アジ」。
美乃鮨 (13)

「バイ貝」。コリっとした食感。
美乃鮨 (14)

「甘エビ」。
美乃鮨 (15)

「アカイカ」は、飾り包丁など入れてませんが、甘くてよかったです。

ここまでは、石川県でもよく出されるネタです。
美乃鮨 (16)

そして富山でしか食べることができない?生の「白エビ」。富山湾の宝石とも称されますが、ねっとりとした食感と自然な甘みと塩気。美味しいです。
美乃鮨 (17)

「ベニズワイ」は石川県では鮨ネタとしてはあまり見かけないかもしれません。

以上の10貫が出されましたが、切り身が厚かったのが印象的でした。
美乃鮨 (10)

味噌汁には甘エビの頭が入っています。ミソを吸って味わってください。

税込3,300円でこの内容とクオリティは満足度高しです。さすが富山の鮨です。なお、ランチタイムだけかもしれませんが、カードでの支払いができませんでした。
ご馳走様でした。

美乃鮨
富山県富山市丸の内2-3-4
TEL 076-422-3034
11:30~14:00(L.O.13:30)
17:30~21:00(L.O.20:45)
日曜、祝日の月曜休


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