石川県にもクラフトビールとかワイナリーなどの醸造所が増えてきました。
酒税法の改正などがあり、小さな醸造施設でも法律上可能になったことなどが増えた要因の一つで、それに伴って街中の狭いスペースでもお酒を造るところが増えたのが大きいですね。
今日は、そんな金沢市尾張町にある金沢ワイナリー直営のフレンチ「アラフェルムドゥシンジロウ(A la ferme de Shinjiro)」を紹介します。
この日は妻の誕生日で、平日でしたが金沢までバースデーグルメ旅。
到着して向かったのがランチを食べるためにこちらへ。
金沢町家をリノベーションしていて、1階がワイナリー、2階がレストランになっていました。
ワイナリー併設のレストランに行くことはあまりないので、楽しみにしていました。
席に座る前にワイナリーを見学させてただきました。
本当にコンパクトなワイナリーで、ちょうど、ぶどうの収穫時期ということもあって、これから仕込みに入るということです。
能登のぶどうが地震の影響もあって、この日置かれていたのは加賀の森農園さんのデラウェアでした。
2階のレストランです。それほど広いスペースではありませんが、町家の落ち着いた雰囲気を活かした作りになっています。
内容はスープ・前菜盛り合わせ・メイン・デザート・ドリンクとなっていました。
そして、せっかくワイナリー直営なので、妻はワインをペアリングで頼んでいます。
私は昼からあまり飲むと眠くなるので、最初の乾杯用として「MIEKO キャンベルアーリー 2023 スパークリング」を1杯のみ飲みました。こちらは金沢ワイナリーのフラッグシップワインで、オーナーのお母さまの名前を冠しています。
比較的軽やかな飲み口でスッキリとした味わいでした。
妻のは金沢ワイナリー初の能登産ぶどう「セイベル」を使ったスパークリングワイン「NOTO セイベル 9110 2020」。
さて料理の方ですが、最初のスープは「香土カボチャの冷製スープ 赤しそジュレ」。
香土カボチャの上品な甘さと、赤しそジュレを混ぜながら食べると、その赤しそジュレがアクセントになりました。
前菜盛り合わせは、九谷焼の大皿に盛られて出されました。鮮やかな柄に負けないほど色とりどりの前菜。
能登・金沢の旬の食材を使った前菜で、色々な味を楽しめてよかったです。
バゲットが出されます。金沢大地国産オーガニック小麦のパンでした。
メインは以下の4種類からのセレクト。
能登の市場直送 お魚料理 シェフの想い
本州鹿のローストタイムの香りのソース
北海道産オーガニック日本短角牛のロースト 赤ワインソース(+1,000円)
A5プレミアム能登牛のロースト 赤ワインソース(+2,000円)
私は魚で「能登の市場直送 お魚料理 シェフの想い」。この日はスズキのポワレでした。たくさんの野菜が添えられていて、味の方もGood!
妻のほうは「北海道産オーガニック日本短角牛のロースト 赤ワインソース(+1,000円)」。
こちらも美味しかったようです。
デザートは「マンゴーのパンナコッタと季節のフルーツ、アイス」。
妻のは誕生日プレートにしていただいています。
ドリンクは私はハーブティー。
妻はコーヒーです。
最後に妻が飲んでいるペアリングワインについて。
白は「KAGA デラウェア ホワイト」。
赤は「OKUNOTO メルロー 2022」。珠洲の珪藻土で育ったぶどうで作られた、ワイナリーのファーストヴィンテージワインでした。
以上飲み食いして二人で17,000円。
ワイナリー直営レストランということもあって、ワインと料理のマリアージュを楽しむことが出来ました。ご馳走様でした。
アラフェルムドゥシンジロウ(A la ferme de Shinjiro)
石川県金沢市尾張町1-9-9
TEL 076-221-8818
11:30~15:00(L.O.13:30)
18:00~22:00(L.O.20:30)
水曜、第2・4火曜休