地域・旅行 : あさぴーのおいしい独り言

あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ: 地域・旅行

この三連休の最初の日の土曜日だった昨日。

妻が富山県射水市で仕事があるというので、アッシー君として送り迎え。
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー (8)

ちょうど、その前日の金曜日に声優の大山のぶ代さんが亡くなっていたというニュースが流れていたので、待ち時間にドラえもんの作者である藤子・F・不二雄さんの故郷高岡市にある「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」まで足を延ばすことにしました。
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー

私自身はドラえもん世代ではなく、おばQとか忍者ハットリくん世代ですが、やはり大山のぶ代さんといえばドラえもんの声があまりに有名です。
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー (7)

ギャラリーは高岡市美術館の2階にあります。
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー (4)

いい天気の土曜日ということもあり、館内は子供連れの家族でそこそこ混雑していました。

現在開催中は、生誕90周年記念の藤子・F・不二雄原画展「SF(すこし ふしぎ)のエッセンス」という展示。

ドラえもんなどの原画が展示されていました。

大山のぶ代さん、安らかにお眠りください。

高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
富山県高岡市中川1丁目1−30 高岡市美術館1F
TEL 0766-20-1170
9:30~17:00(入館は16:30まで)
月曜。年末年始(12月29日~1月3日)休館
※祝日の場合は翌平日に休館

妻を送りに行く途中に、射水市の新湊に行っています。
新湊 (4)

帆船の海王丸が停泊していましたが、残念ながら帆は張られていませんでした。
丸龍庵

あと、近くに「新湊きっときと市場」に立ち寄り、夜食べるます寿しを買っています。
丸龍庵 (2)

市場の中に入っている「お土産処 丸徳」で買ったのですが、実は、こちらに立ち寄る前に「ますの寿し 丸龍庵」の本社・工場まで行ったのですが、営業している雰囲気ではなかったので、こちらのほうで買い求めることになりました。
丸龍庵 (3)

買ったのは、「ます一重桶(2,200円)」。
丸龍庵 (5)

だんだん鱒が獲れなくなってきているようで、お値段高くなっていますね。

味のほうは、少し甘めの味付けで比較的押し具合も柔らかでした。ご馳走様でした。

ますの寿し 丸龍庵(がんりゅうあん)
富山県射水市善光寺33-9
TEL 0766-84-3460
きっときと市場内 お土産処 丸徳
富山県射水市海王町1
TEL 0766-82-3112

3月16日に北陸新幹線が敦賀まで延伸しました。

そのため、これまでは金沢駅が終着駅だったわけですが、今は敦賀駅が終着駅となっています。

振り返ってみると、これまで電車では敦賀駅を数えきれないくらい通過していますが、敦賀駅で降車したことがありません。

敦賀付近を目的地として行くときはいつも車ですね。

さて、そんな敦賀へ約25年ぶりに訪れてみました。2人だったので今回も車です。まぁ、一人だったら北陸新幹線の選択肢もありますが、敦賀での移動のことなど考えると車の方がやはり便利です。

まず向かったのが「北陸道総鎮守 気比神宮」。考えたら敦賀の観光地を巡った記憶がほとんどありません。こちらも私は初めてでした。
氣比神宮

主祭神は、伊奢沙別命(いざさわけのみこと)で、大鳥居は日本三大木造鳥居にも数えられ国の重要文化財に指定されています。
氣比神宮 (2)

ご利益は、無病息災、交通安全、五穀豊穣、海上安全、大漁祈願、家内安全、開運など、色々ですね。

北陸道総鎮守 気比神宮
福井県敦賀市曙町11-68
TEL 0770-22-0794

そして向かったのは敦賀駅。
敦賀駅 (5)

新幹線の駅は12階建てビルに相当する高さですが、こちら側はハピラインふくい側の駅。
敦賀駅
敦賀駅 (2)

駅前についても再開発されていて、物販や飲食店などがたくさん出来ていました。
ちえなみき (4)

こちらの「otta(オッタ)」という施設には、知育・啓発施設「TSURUGA BOOKS & COMMONS(ちえなみき)」がありました。
ちえなみき (19)

敦賀市が整備した施設で、丸善雄松堂と編集工学研究所が運営していつという新しいスタイルの書店なのです。(※8月12日に編集工学研究所所長の松岡正剛氏が逝去されています。昔、彼の著書「知の編集工学」を読んで勉強したことを思い出しました。ご冥福をお祈りいたします。)
ちえなみき (5)

なかなかスタイリッシュなインテリア。
ちえなみき (29)

書棚がまるで迷路のようなに配置されていて、ジャンル分けもユニーク。1階には中道源蔵茶舗のカフェが併設されていました。

otta(オッタ)
福井県敦賀市鉄輪町1丁目
TSURUGA BOOKS & COMMONS(ちえなみき)
10:00~20:00
不定休

敦賀は明治末期から第二次世界大戦のころまで、新橋駅と敦賀間に直通の欧亜国際連絡列車が運行されていたという歴史があります。
敦賀ムゼウム

それは敦賀港があったからのことで、その敦賀港からすぐ近くに「敦賀ムゼウム」というところ施設があります。
敦賀ムゼウム (4)

ムゼウムはポーランド語で資料館を意味しているようですが、第二次世界大戦中、ナチスにより迫害されたユダヤ人の命を救うため、リトアニアの在カウナス日本領事館領事代理だった杉原千畝氏が本国の方針に反して発給し続けた「命のビザ」が知られていますが、そのユダヤ人が入国したのが敦賀港なのです。

奇遇なことに、9年前公開の唐沢寿明主演の映画「杉原千畝 スギハラチウネ」が、ちょうd8月21日にNHKーBSでやっていたので録画して観ました。
敦賀ムゼウム (5)

敦賀ムゼウムの常設展示エリアは写真撮影禁止でしたが、現在、企画展の緒方貞子展が開催中でした。

敦賀ムゼウム
福井県敦賀市金ケ崎町23-1
TEL 0770-37-1035
9:00~17:00(入館は16:30まで)
水曜(祝日の場合はその翌日),年末年始休館
企画展 緒方貞子展
2024年10月1日(火)まで

お次は「敦賀赤レンガ倉庫」。

建物は1905年に石油貯蔵用の倉庫として建設され、その後、軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫としても使用されていたようで、国の登録有形文化財に登録されています。
赤レンガ倉庫 (2)

恐竜王国福井らしく恐竜博士(ダイノベンチ)もいたり、
赤レンガ倉庫 (3)

中はレストラン館とジオラマ館に分かれていて、奥の方が鉄道と港のジオラマ館になっていました。
赤レンガ倉庫 (4)

ジオラマ館の中は、鉄道と港の町敦賀の街並みが大きなジオラマになっていて、そちら目当てで夏休み中の子供たちがたくさんいました。

敦賀赤レンガ倉庫
福井県敦賀市金ケ崎町4番1号
TEL 0770-47-6612
9:30~22:00
ジオラマ館 9:30~17:30(最終入館は17:00)
水曜、12月30日から翌年1月2日まで休館(祝日の場合その翌日)

「敦賀ムゼウム」と「敦賀赤レンガ倉庫」からほど近い場所にあるのが「敦賀鉄道資料館」。
敦賀鉄道資料館

旧敦賀港駅舎だった建物を活用しています。
敦賀鉄道資料館 (4)

敦賀は日本海側初の線路が敷かれたところで、それだけ重要な場所だったわけで。

名前の通り、中には敦賀の鉄道の歴史を紹介する資料や列車模型などが展示されていました

敦賀鉄道資料館
福井県敦賀市港町1-25
TEL 0770-21-0056
9:00~17:00
水曜休館

観光などを楽しんだ後、車で「気比の松原」を通りました。
気比の松原 (3)
気比の松原 (2)

砂浜ではでは海水浴客が多くいました。

気比の松原
福井県敦賀市松島町33
0770-21-0056

最後にお土産を買うために立ち寄ったのが「日本海さかな街」です。
日本海さかな街 (7)

巨大な、いわゆる観光市場で、ここへは20数年前に一度行ったことがあります。

鮮魚店、水産加工品店、飲食店など50店以上が軒を並べていて人気。ちょうどお盆だったので駐車場に入るまでに30分以上かかり、中も激混みでした。
日本海さかな街 (4)

買い求めたのは「はまやき安兵衛」という焼サバで人気のお店で、「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられ人気のお店なのです。
日本海さかな街 (2)

こちらの大ぶりのサバを焼いたものを買いました。炭火の前で待っていると熱かったです。汗
日本海さかな街 (11)

量り売りで約30㎝ほどの大きさで1,500円。家で夕食として食べています。脂が乗ったサバで炭火で焼かれた香ばしい風味で美味しかったです。

ただサバはノルウェー産。ノルウェー産の新鮮な秋サバを仕入れて冷凍で保管しているようです。
日本海さかな街 (6)

そして、こちらのお店の前にあった乾物など採算加工品を売っているお店で、敦賀の手すきおぼろ昆布を買いました。
日本海さかな街 (13)

家でみそ汁の具として食べたらおいしかったです。
日本海さかな街 (15)

日本海さかな街
福井県敦賀市若葉町1丁目1531番地
TEL 0770-24-3800  
はまやき安兵衛
EL 0770-21-3800
平日10:00~17:00
土日祝日10:00~17:30
不定休

3月16日に北陸新幹線が敦賀まで延伸しました。
小松駅 (3)

JR小松駅にも北陸新幹線が停車するようになり、私はこれまで今回の大阪行き含めて4回乗車していて、延伸の日に敦賀から小松まで乗車した際は、何と!2時間以上遅れて到着が翌日になったという苦い経験をしています。
北陸新幹線 (3)

今日は4か月経過した今、小松市在住の私の個人的な感想を書きたいと思います。
北陸新幹線 (5)

小松から東京方面に行くか、関西に行くかで少し評価が違いますが、関西に関しては乗り換えが増えたことが一番の問題かと思います。

今日は東京へ行くときにどうなのかを飛行機利用との使い勝手を中心に考えます。なので、小松市と一部加賀市や能美市にお住まいの方にとってどうなのかといった視点になることをあらかじめご理解願います。

冒頭から厳しい書き方をしますが、北陸新幹線小松駅発着のダイヤは、関西との往来第一で、東京との往来については二の次になっている感じがします。

東京からは使いやすいのですが、小松から朝出て東京に行くときは、6:49発の「かがやき502号」に乗車するのが、ほぼ唯一の選択肢です。でも、6:49発ではいかにも出発時間が早すぎるのではないでしょうか。

そのあと乗り換えなしで行くことが出来るのは10:44発の「はくたか560号」まで無いのです。これだと東京駅には13:52着となってしまします

10:44までの間は金沢駅で乗り換えが必要で、その乗り継ぎも金沢駅で20~30分程度の待ち時間があって、結果、東京へは3時間程度かかることになるのです。東京駅から戻りの新幹線ダイヤも同じような形なので、関東在住の人の利便性を一番に考えたダイヤだと思います。

何で、10:44まではくたかの運行がないのでしょうか?

一方、小松には小松空港があります。

現在のダイヤだと7:40小松発で羽田へは8:50着。8:50発で9:55羽田着になります。

東京での目的地によっても違いますが、東京駅より南の場所では飛行機利用の方が早く着くと思うので、私自身も4月の東京出張の折は結局飛行機を利用しました。

直前だと飛行機の料金は高いですが、予定変更などないようだったら料金が安くなるので、そのほうがいいと判断しています。

小松~東京便の乗客数が昨年に比べてだいぶ減少しているというニュースが出ていて、10月以降の冬ダイヤが変更になるかもしれませんが、今のところの個人的感想はそんなところです。

JRには小松発のかがやきの朝の出発時間をもう少し使いやすい時間帯へ変更をお願いしたと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

今年は梅雨入りが遅かったので、梅雨入り前の6月中旬に約20年以上ぶりに三方五湖をドライブしてきました。

舞鶴若狭自動車道が2014年7月に全線開通して、石川県から小浜方面までだいぶ便利になりましたね。また、有料道路だった「三方五湖」のレインボーラインが2022年10月から通行料が無料になっています。

敦賀以西に行くのは20年以上ぶりとなります。

レインボーラインは美浜町笹田の日向ゲートから若狭町海山の海山ゲートまで三方五湖を望む絶景を走る全長11.4kmのドライブコース。私が行くのは、こちらも20年以上ぶりです。

その途中にあるレインボーライン山頂公園を目指して向かいます。
五湖テラス

上りはケーブルカーで移動。
五湖テラス (6)

頂上付近には「五湖テラス」など5か所のテラスがあって、三方五湖、若狭湾など360度の大パノラマを楽しむことが出来ました。
五湖テラス (13)

ちょうど時期的に春のローズフェアが行われていて、同じ時期に咲いているサツキも見頃。ご覧のように、バックに日本海を望む雄大な景色と相まって素敵な景色です。
五湖テラス (31)

あと、歌手の五木ひろしさんの出身が美浜町ということもあり、彼のコーナーがあったり、
五湖テラス (9)

恋人の聖地として登録されているため、ご覧の鐘が設置されていました。
五湖テラス (29)

こちらのほうには足湯「天空の足湯」があって、三方五湖すべての湖と日本海が一度に楽しめる全天候型の人気のテラスとなっています。

なお利用料金は、山頂までのリフト・ケーブルカー料金込みで大人一人千円でした。

三方五湖レインボーライン山頂公園気山
レインボーライン
福井県三方郡美浜町日向75−2−6
TEL 0770-47-1170
夏季 9:00~17:00
冬季 9:00~16:30


この2つの博物館は縄文ロマンパーク内にあって、隣接しています。
福井県年縞博物館 (59)

「福井県年縞博物館」の設計は著名な内藤廣建築設計事務所。
福井県年縞博物館 (56)

一言で言うと、かっこいい建築物。
福井県年縞博物館 (11)

1階部分は水害対策でエントランスと受付のみ。
福井県年縞博物館 (4)

展示室の下はコンクリート打ち放しの柱があって、2階部分の床のスラブがむき出しなのですが、これらのコンクリートの美しさに目を奪われました。
福井県年縞博物館 (5)

年縞博物館の年縞とは聞きなれない単語ですが、年縞とは「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のことで、1年に1層形成されるので縞のような模様がきれいに構成されるのです。
福井県年縞博物館 (15)

何となく見た目が、福井特産のおぼろ昆布のような感じでした。
福井県年縞博物館 (16)

年縞についての詳しいことはこちらをご覧ください

その年縞が、三方五湖の一つ「水月湖」では、7万年分、長さにして45m。それが1年の欠落なく堆積してできていて、世界では、ここ以外どこにもなく、地質学的年代決定における事実上の世界標準という学術的にとても貴重なものらしいです。
福井県年縞博物館 (21)

2階の展示エリアは細長いワンルームで、7万年分の年縞45mを並べるために、このような細長い展示室になっているわけです。
福井県年縞博物館 (22)

年縞展示の反対側は、年縞に関連する色々な展示をするスペースになっていました。

正直、年縞そのものを、それほど理解して面白いと思う人は少ないかもしれませんが、貴重であることにはかわりなく、何より、年縞博物館そのものを見るだけでも価値があると思いました。
若狭三方縄文博物館 (24)

そしてお隣の「若狭三方縄文博物館」。
若狭三方縄文博物館 (3)

建物として目に見えるところは、ご覧のようにごく普通な感じですが、ドーム型の屋根がすべて土で覆われ,その上に芝と笹を植えるという大変ユニークな作りとなっています。
若狭三方縄文博物館 (5)

中に入ってびっくり!ギリシャのパルテノン神殿?と思われるような太い柱が何本も建っていて荘厳な雰囲気。
若狭三方縄文博物館 (20)

その中に鳥浜貝塚の出土品を中心に展示されていて、縄文時代の暮らしの様子などを垣間見ることが出来ました。
若狭三方縄文博物館 (15)

最初、それほど期待していなかったのですが、建築的に面白くてサプライズ的な感じでよかったです。

福井県年縞博物館
若狭三方縄文博物館
福井県三方上中郡若狭町鳥浜122−12−1
 縄文ロマンパーク内
9:00~17:00
火曜休館

お次は、これらを見てまわる途中で立ち寄り、お土産を買ったところの紹介です。

まずは「梅の里会館」。
梅の里会館

三方五湖の若狭町は梅の産地として知られています。

そのため、特産の福井梅干しをはじめ、梅ワインなどの各種梅加工品の製造直売所がいたるところにありました。

車で走っていて「梅の里会館」を見つけたので立ち寄ることに。

福井梅ご家庭用梅干し しそ漬け(塩分18%・1kg)を買い求めました。
梅の里会館 (5)

私は塩分を控えているため、感想はなしです。

JA福井県 梅の里会館
福井県三方上中郡若狭町成出17−4−1
TEL 0770-46-1501
8:30〜17:00
年末年始休

あと、「福井県年縞博物館」と「若狭三方縄文博物館」のすぐ近くに「道の駅 三方五湖」があったので、こちらへも。
道の駅「三方五湖」 (2)

店内はそれほど広くはありませんが、この周辺の農産物など中心に色々なものが売られていました。
道の駅「三方五湖」 (3)

私はこちらの小浜•若廣の「焼き鯖寿司」と、梅干しを買っています。
道の駅「三方五湖」 (7)

若狭湾は江戸時代から「若狭の鯖」として知られていて、京への道が「鯖街道」として有名ですね。
道の駅「三方五湖」 (11)

「焼き鯖寿司」は、肉厚の鯖でした。ご馳走様でした。

道の駅 三方五湖
福井県三方上中郡若狭町鳥浜122-31-1
TEL 0770-45-0113
9:000~17:00
毎月第1火曜(祝日の場合は翌日),年末年始休
*7月~8月無休



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うっとうしい梅雨の季節が近づいてきましたね。

妻が仕事の予定だったので暇になりそうな予感の5月のとある土曜日。

この時期、五月晴れのいいお天気が続いていたので、一人でぶらり福井へ出かけることにしました。

3月16日に敦賀まで延伸した北陸新幹線。3か月が経過しようとしていますが、金沢以南の沿線の盛り上がりもだいぶ落ち着いてきた感があり、現在の福井駅周辺の様子を見たいと思ったからです。

さて、小松に住む私は、福井に行くときは車を利用することがほとんど。記憶の中では、電車で福井県の街を目的に移動したことがありません。
ハピラインふくい (2)

この日、初めてIRいしかわとハピラインふくいを使用して福井駅まで移動しました。

IRいしかわの電車はブルー。ハピラインふくいのはピンクです。行きは48分かかり料金は1,050円。JRだと860円だったので190円高くなっています。
北陸新幹線 (4)

帰りは新幹線を利用したのですが、つるぎ号で24分かかりました。料金は自由席特急料金含めて2,730円なので、時間は半分で料金は2.6倍ほど。24分の差なので新幹線利用はコスパ的には割が合わない距離だと感じました。
北陸新幹線 (10)

ちなみに、こちらの写真は、帰りの新幹線の車中かれ木場潟越しに白山を写したものです。
福井駅 (5)

話を元に戻しますが、11時少し前に福井駅に到着。昔の福井駅に比べると雲泥の差です。明るく広い通路で、ご覧のような階段状の空間もあり、いい駅だと感じました。
福井駅

エキナカの施設も充実していて、お土産店は多数。
福井駅 (3)

そしてレストラン街には石川県のお店も何軒か入っていました。写真ではハチバン系と菜香楼な並んでいますね。

福井駅 (15)

そして、福井駅周辺はジュラシック・パーク化しています。笑

福井県としては「恐竜王国ふくい」として、大々的にPRするようですが、心の中では、恐竜は勝山市の観光資源なんだけど…?と突っ込みながら見て回りました。
福井駅 (7)

新幹線側の出口は一乗谷口。観光交流センターが併設され、その屋上には大小9体の恐竜のモニュメントが設置。子供連れの家族が多くいました。
福井駅 (10)

こちらは福井で発見された「フクイティタン」という恐竜。インスタ映えするようにデザインされています。

こちらも福井の名前が冠されている「フクイベナートル」。何と!越前ガニをくわえていますね。笑
福井駅 (18)

駅の周辺には「ティラノサウルス」。ロボットとなっていて時々動きました。
福井駅 (20)

JR福井駅東口駅前広場にある「トリケラトプス」。他にもたくさんの恐竜がいて、探して歩くのも楽しいかも。

11時少し前福井に着いてから17時半に早めの夕食を食べ終えて帰るまで約7時間の滞在だったので、駅や恐竜以外、福井駅周辺の観光施設を見て回るつもりでした。

そこで、まずは「越前ふくい美術館」へ行くことにしました。
越前ふくい美術館

こちら新幹線の延伸に合わせて3月23日にオープンしたばかりの新しい民間の美術館です。

越前市にある「越前和紙の里美術館」の姉妹館だそうで、越前和紙を用いた有名画家の作品を中心に展示する美術館のようです。

PR不足か、まだ認知度がないようで、土曜日のお昼過ぎで利用者は私一人でした。
越前ふくい美術館 (7)

行った日の展示は、和紙を使って多くの絵を描いている日本画家の東山魁夷の絵画。
越前ふくい美術館 (4)

洋画家の藤田嗣治(レオナール・フジタ)の和紙に書かれたデッサンや浮世絵師の葛飾北斎の版画。

1階では紫式部と源氏物語 和紙に輝く五十四帖展」というのもやっていました。

小さな美術館で入館料は大人600円となっています。福井に出かけた折に立ち寄ってもいいかもしれません。

その足で、北の庄城址に向かいます。
北の庄城址資料館

こちら戦国武将の柴田勝家が築造した北の庄城の遺構と、柴田神社、資料館が併設されています。
北の庄城址資料館 (6)

勝家公、お市の方、三姉妹の銅像が建てられていました。

探せば福井駅周辺には観光するようなところがまだあるかもしれませんが、個人的には見たいところがなかったので、少し時間を持て余した感がありました。

さて、グルメブログなので最後にグルメネタを少々。

福井市土産として、高級珍味?の「汐うに」というのがあります。100gで2万円ぐらいする超高級品で、「このわた」「からすみ」と並んで日本の三大珍味と言われています。
天たつ

その「汐うに」、江戸時代、日本で唯一の雲丹の御用商だった「天たつ」は福井市に本店があって、こちらが作っているのが「越前仕立て汐うに」です。

私は「汐うに」は食べたことがあるので、今回は「雲丹のアヒージョ(3,996円)」を買いました。
天たつ (3)

オリーブオイル含めて35gで3,996円なので少々お高いのですが、ウニとアヒージョの組み合わせが気になり買い求めてみたわけです。
天たつ (8)

家で、フライパンで弱火でゆっくりと温めバゲットに乗せて食べます。オリーブオイルにウニのうま味が移って美味しかったです。
天たつ (11)

あと、駅で、あの有名な駅弁の「かにめし」の番匠本店が作っている「福井御膳 竜のめぐみ」という駅弁を買い求めています。
竜のめぐみ

この日妻が仕事で遅くなるということで、妻の夕飯用でした。
竜のめぐみ (7)

二段になっているコンパクトなサイスの入れ物で、入っているのはこちらに書かれているもの。福井県のご当地グルメが一通り盛り込まれています。
竜のめぐみ (6)

北陸新幹線開業に合わせて福井県の色々な会社がコラボして作られた駅弁で、ご飯は「かにめし」と同じかな?カニは少なめでイクラが入っていました。私も少し食べましたが少し炊き込みご飯も違っている気がしました。
竜のめぐみ (5)

こちらは加賀温泉駅や金沢駅でも売られているみたいですよ。

さて、小松駅周辺もそうなのですが、新幹線の延伸効果を継続させるためにはオープン時だけではなく引き続いての盛り上げ策が必要だと思います。今後の福井駅周辺にも忠告です。ご馳走様でした。

天たつ福井片町本店
福井県福井市順化2丁目7-17
0776-22-1679
月~土曜9時~18時、日曜祝日10時~17時
年末年始


越前ふくい美術館
福井県福井市大手2丁目8-8
TEL 0776-21-7311


北の庄城址資料館
福井県福井市中央1丁目21-17
TEL 0776-20-5408



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