ぷちレビュー 2024/11/29(もう手元にないMOTOROLA edge 50s Proの簡易レビュー) : あるさん、日常のblog
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ぷちレビュー 2024/11/29(もう手元にないMOTOROLA edge 50s Proの簡易レビュー)

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まあ、買ったんです。買ったんですけど、僕には過ぎたおもちゃだったということを、今回はお伝えしたく。

Androidのミドルエンドでも、スペックが高い方に位置するedge 50s Pro。まあ、なんとなく気の迷いで10月ぐらいからほしいなぁとは思っていたんですけど、踏ん切りがつかなかったのと、POVOを1回線、一時的に殺すことになるのが、どうしても嫌だったという話です。
ところが、おなじみのスマホ買い替え.comから、10月に申し込んで、返信をすることなく放置していたら、なんか11月になっても在庫捌けないんで、1台買いません?って電話が来て、とりあえずいじってみようかなと思いました。

簡易なのでスペックは簡単に。
S7Gen3
8GBメモリー
256GBストレージ
6.6インチ液晶(指紋認証センサー内蔵)
カメラはなんか3眼

色んな意味で、これが一括9900円なら、ありかなと思ったんですけど、使ってみて色々ナシな部分が多いことに気が付きました。

1.ゲームの処理能力がとにかく低い
ご存知だとは思いますが、このS7Gen3というSoC、S7sGen2というSoCの後継チップで、実を言うとS7+Gen3のようなハイエンドレベルではなく、スペックの高いS600シリーズ。簡単に言っちゃうと、性能が上がったS695相当のチップです。
したがって、スペックは割と行けるかなと思ってたんですけど、4世代前のハイエンドであるXPERIA 5 IIIとギリギリ争えるか?という感じ。特にそれを感じたのがゲーム。例えば学マス。入学不可な標準解像度、fps30でもガクつくという感じ。まあ、お察しですけど、シャニソンとかのようにXPERIAの21:9とかにくらべれば、標準的な19.5:9?になってるんで、そういう意味ではありなのですが、それは音ゲーとしての話で、メインでやっているゲームの中で頑張れるのは、多分ウマ娘とデレステかなといったところ。個人的に興味深いのは、HTML5ベースのシャニマスで、Live2Dのキャラがガクつくことがあるということでした。まあ、どだい無理なスペックのスマホだったんで、それは想定内ではあります。

2.曲面ディスプレイ採用のため、TPUフィルム必須となるが...
調べてから買えばよかったなぁと思ったのがこれ。曲面ディスプレイなので、パッと見た感じ、XPERIA 1 Vとサイズ差がほぼないんです。持ちやすく、使いやすさはある反面、フィルムやガラスが絶望的に少ない。たった1週間で、普通に使っていて、ガラスフィルにを3回もヒビ入る端末なんて、正直今まで買ったことないです。これは、全面に粘着できるようにしてあればいいんですが、中国製のフィルムの場合、曲面部分だけに接着剤がついていて、普段からガラスが浮いているような状態になるんです。これじゃあ仕方がないと、TPUフィルムに落ち着くわけですけど、これが次の問題となります。

3.ケースの種類も少なければ、せっかくの軽量ボディを活かすだけの軽いケースが、ほぼない
これが一番問題ですね。背面加工もされているので、本当はケースに入れなくてもいいと思うんです。でも、きれいに使うという点と、万が一落としたらヤダなと思い、ケースを2種類買っていますが、このケースがゴツく、特に四角がガラスやフィルムと干渉するので、そこからヒビだったり、汚れだったりが付着して、見た目が良くない状態になってしまうんです。だから、これをひたすらに使うという猛者であれば、それはそれでいいんでしょうけど、僕に怖くてケースなしでの形態では使えなかったです。いや、サイズの割に軽量なので、理想だったんですけど、edge 20ほどのインパクトがなかったのが、正直残念なところでした。

4.でも、いいところもいっぱいある。カメラとか、充電速度とか
カメラ、もしかすると、XPERIA 1 VやXPERIA 5 IIIより良いかもしれないですね。わかりやすくキレイに撮れるので、メモ程度であれば十分なのかもしれないと思っています。もちろん、高解像度でも十分対応はできるんじゃないかなとは思います。
それと充電速度がやっぱり半端ないですね。手元で100W PDに対応する充電器に供給電力表示付きのケーブルをつけて、だいたい65Wをキープします。120Wなのは、付属充電器だけだと思いますが、それは使いませんでした。65Wって、現状のRyZenのモバイルノートよりも電力供給が高く、多分パラレル接続で2つのバッテリーに供給することで、速度が上がっているのだと思います。なので、例えばPD30Wのモバイルバッテリーを使ったりすると、あっという間にモバイルバッテリーがカラになるという面白い状況になったりします。
Qiにも対応してます。MagSafeリングを使って10W充電できましたけど、意外にもあんまり熱くならなかったですね。
あとは、あわよくばSIM2枚かな。準備はされているんですが、eSIMでも問題ないだろうという判断でしょうね。あまり端末とは関係ないんですけど、eSIMにPovoを入れて使ってたんですが、普通に使う分にはやっぱり速いんですけど、途切れるケースもやや見受けられる感じ。SBのSIMも使ってみましたけど、こっちはバンド数が半端ないですから、速度も繋がりやすさも平凡な感じでした。それに比べてドコモの体たらくよwSPモードが、MVNOの速度に負けるキャリアなんて聞いたことねえよw
auのMVNOでeSIMが出ないのは理解できるんですけど、SBのMVNOでもeSIM開放してほしいなとは思いますね。あ、楽天でも今は問題なく使えますね。都心部なら全く問題ないです。

まとめ、一括9800円なら後悔はしない。だけど、僕のスマホに対する感覚とは違う形になってしまったもったいない1台。
世間の9割以上の人なら、これ以上ないぐらいに画面サイズの大きい、比較的軽量で、デザインもなかなか良い1台になる。これをあのLenovoが作ってるわけだから、ちょっと時代が違うよねって思います。
曲面ディスプレイなので、TPUフィルムを貼るぐらいの配慮が欲しかったです。SIMフリー版のケースも、まああれを使うかどうかは怪しいですけどね。
ひとえに僕の期待値の高さが良くなかったと言えるかなと思っています。でも久し振りにミドルエンドのスマホを触ってみましたけど、動作に不満はないけど、瞬発力がなさすぎるかなってイメージですね。どんなに世代が遅れていても、S8シリーズってそれ相応の底力を発揮できることが多いんです。これはゲームなどで思うんですけど、学マスも高fps30で、なんとか遊べるボーダーぐらいの性能は欲しかった。S888ならそれが出来たということは、未だに3D性能では、S888以下であるということなんでしょうね。
AntutuスコアのGPUでLite版が落ちてこないだけまだいいんですね。これがLiteだと、シャニソンやアイプラなども絶望的、ウマ娘やデレステで標準画質、プリコネとかでも、若干ガクつくってこともあるモデルがDimensityではありますし、そういう意味では及第点です。
今回、確実に無理だと思ってしまったのは、「スマホをキレイに使いたいけど、スマホの形状でキレイに使う工夫をするにはどうしたらいい?」という点に答えを見出せなかった点です。まあ、これを買って資金難だったってのもありますけど、それにしても、ケース2個、ガラスフィルムは4枚、更にTPUフィルム1枚を経て出した答えがこれです。市民権を得てないスマホって、やっぱりこうなるかって思った一台でした。

まあ、結果的に面白かったし、それ相応にお金は使ったけど、このクラスでは生きていけないゲームをやってるんだなと思ったので、REDMAGIC 10 Proを買うという結論に至ったという布石だったと思ってください。誤解のないように再度言っておきますけど、edge 50s Proは良いスマホです。回線を犠牲にしても買うだけの価値は確実にある。それは間違いないと思ってください。


おしまい

by aru32to | 2024-11-29 18:28 | ぷちレビュー | Trackback | Comments(0)

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