■ きしめん
でらうみゃ~でかなわんでよ
蕎麦か饂飩かと問われれば蕎麦だとお答えしますが、もちろん饂飩だって好きなんですよ。まあひとくちに饂飩と云っても全国津々浦々さまざまな種類がありますよね、有名なのは日本三大うどん(こーゆーカテゴリ分けは本当はあまり好きではありませんが)で、香川の讃岐、秋田の稲庭、群馬の水沢ときますが、ここに長崎の五島そして富山の氷見が乱入してくるわけです。
でもねぇひとつお忘れではありませんか?そうナゴヤの『きしめん』ですよ、エロおやぢ的ランキングでは稲庭はまあ別格としてこの『きしめん』と「吉田のうどん」は外せないわけですな。まあ「吉田のうどん」は別の機会に記述するとしまして、今回は『きしめん』であります。
東海道新幹線のホームで召し上がったことのある方も多いと思いますが、近年注目されている名古屋めしの一翼を担う麺類として昔から愛されているものですね、ナゴヤ長期出張の折も何度もいただいてきました。
静岡県民と致しましては馴染みのなかった饂飩の『きしめん』ではありますけれど、大学時代に名古屋出身の同期が当家を訪れた際に手土産として持参したのがこの『きしめん』だったわけです。当時健在だった父は「こんなに美味いものだとは思わなかった」と言って喜んで食し、以来大好物となりました。その時の製品がこの " 金トビ " さんのものだったわけです。かの時代には未だ知名度も低いメーカーさんでしたが、同期は「地元じゃコレが一番だでな、でらうみゃ~でかなわんでよ」と言って誇らしげに包みを開いたのを記憶しております。それから時は流れバブル期以降めきめきと人気を博し、今では全国どこでも入手できる製品を輩出しているようです。
あぁ旨いなあ『きしめん』、ほんとに美味しいって思えます。もう何年も会ってないけど、あいつ元気にしてるかな…。
■ 霜月の庭風景 梔子の実と柊南天の紅葉
梔子の実は完全に熟したようです
もう収穫してもいいと思うのですが
いちおー師走に入ってからにしましょうか
後方に見えるツワブキの黄色い花はそろそろお終いですね
石塀とその門柱があるスペースに柊南天を植えてあります
今年の異常な高温で枯れかかってしまったりしましたが
その後は持ち直して秋の紅葉を迎えております
いつもこんな風に少し変わった紅葉になるのですよ