記事一覧 - The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

The Art from Hokkaido by SHIRAKAWA Hiromichi

Japanese artist's gallery and diary

【小樽観楓 #9】

この場所のこの景色の中心を成していた建物は撮影後間もなく取り壊されてしまった。この景色はもう実際に目にすることは出来ないが写真だけは殘された。でもたかが一枚の写真はいずれ時を経れば経るほど一層その輝きを増し、この街の人々に多くのコトを語り…

【小樽観楓 #8】

小樽へ来る度にこの界隈には出来るだけ足を踏み入れシャッターを切るようにしている。もしかすると次に訪れた時、全てが取り壊されて更地にでもなっているんじゃないかという不安がいつも頭のどこかにあったからだ。 全ては移り変わる。 〝 写真 〟は一期一…

【小樽観楓 #7】

【小樽観楓 #6】歩き続ける

さぁ、 旅のつづきをしよう。 どんなに偉くても どんなに大金を持っていようと 運が無ければ〝 お陽さま 〟は現れない。 だからと言ってジィ……ッと動かずに待つのだけは御免だ。 自分は歩き続ける方を選ぶ。

【札幌DRAG #08】 夜鏡 - 1

〝 月 〟を愛でる時 …… 晴れた夜空にポツンと月一つだけ輝くよりも周りに雲があった方がどことなく絵に色気が出てイイ感じになる。 今夜は奇しくもスーパームーンと言っていつもより月が見かけの直径で14%大きく見えるチャンスということらしい。 果して今宵…

【札幌DRAG #07】 夏の風 - 5

【札幌DRAG #06】 夏の風 - 4

私は風 見知らぬ町の 街角に立ち 人波の中 漂う私 明日はどこへ 終わりのない旅 作詞:Maki Annette Lovelace

【札幌DRAG #05】 夏の風 - 3

風と共に 今日が緩やかに終わっていく 人混み掻き分けて黄昏の街 行こう チケットなんかいらない 行き先は自由 飛び立て心よ 風と共に …… 作詞:宮本浩次

【札幌DRAG #04】 夏の風 - 2

風が強い日 風が強い日 雲が流れてく 乾いた通りに ほこりが舞ってる 足を止めて ふり返ればそこに 長い影が 腰をおろしてる …… 作詞:Joy-Pops

【札幌DRAG #03】 夏の風 - 1

【札幌DRAG #02】それは絶えず変化して…。

〝 日 常 〟とは絶えず繰り返すコトではない。 たとえそのように見えたとしても この地上のあらゆるものは常に変化している。 そして人はある日突然それに気づき、思い知ることになる。

【三角の山 #39】 雨 音

早朝の闇にただ雨音だけが響く。 人々は既に眠りにつきクルマも姿を消した。 不安や恐怖や沈黙も いずれ朝陽と共に消えてしまうのだろう… 。

【貌花 KAOBANA#34】 花と剣 - 1

グラジオラス / Sword lily その名は 古代ローマの剣であるグラディウスの刃に似ていることに由来する。 リドリー・スコット監督で昔『グラディエーター』という映画があったが 随分と物騒なモノに喩えられたものだ。 正直その美しさには相応しくないように…

【Toy Cars #57】 弾 丸 - 3

'63 FORD THUNDERBIRD / Jada Toys 弾丸よ永遠に…。 時は流れ、流行は気まぐれに変化する。昔はセダンやハードトップ、今じゃSUVやワンボックス…特に日本では軽が主流になってしまった。更に自動車は流行の他に石油から電気へと世界的な大企業や国家や政治…

第7回 圓展

私の学生時代の恩師夫妻が中心となり創作活動を続ける仲間たちが作品を持ち寄って4年に1度開かれる展覧会が本日23日始まった。 今回で7回目となり私のような嘗ての教え子や書道教室の生徒さん、友人やその知人と年齢も作品ジャンルも違う作り手30人の大所…

【貌花 KAOBANA#33】名もない花などない - 2

自分が手に入れたわけではなく たまたまウチにあったので いつもとは違う感じで何となく写してみた。 今回記事にするにあたって この花(植物?)の名前を調べているのだが まだ判明できていない。

【貌花 KAOBANA#32】名もない花などない - 1

なんていう歌詩を歌手が歌っているのを何気なく見ていた…。 まぁ…名前なんて人間が勝手につけるモノだし… どこか我々人間の上から目線的で偉そうな言い回しのように聞こえた。 本来は… 花屋で売られている高級な切り花も アスファルトのひび割れを突き破って…

【Toy Cars #56】 弾 丸 - 2

'63 FORD THUNDERBIRD / Jada Toys 1950年代、あの天下のフォードが満を持して世に送り出した〝 サンダーバード 〟には各世代毎に〝 ニックネーム 〟が付けられていた。 初代は〝 Little Bird 〟と呼ばれ二代目は初代の2シーターのピュアスポーツから…

【花見坂 #16】

【花見坂 #15】

【花見坂 #14】

【花見坂 #13】

【札幌DRAG #01】 朝、人は生まれ変わる

人はまた生まれ変わる。 光を浴びて新しい自分が生まれる。 これは新たな旅の始まりだ。 おかげさまで本日このブログは2019年の開設以来満5年となりました。 今後ともご贔屓の程よろしくお願いします。 個展やグループ展などリアルな展示を今後何十回開催し…

【花見坂 #12】錆とシミと

とかく人や都市というのは〝 それ 〟を毛嫌い 時に覆い隠し新しくしてしまおうとするのだろうが… 〝 それ 〟はまさに街が此の場にあり続けてきたという 〝 時間や歴史 〟の積み重ねでありその欠片であると思う。

【花見坂 #11】幸福の刻

【花見坂 #10】

小樽に来て住宅街の一角のどこか古い家屋の並んだ中に自分の身を置いてみると 「タイムマシンで…」とまでは言わないが「あれ?」と一瞬だけ 20年30年前の…若しくはそれより以前に目にした あの時の感覚が蘇えることがある。

【花見坂 #9】

【花見坂 #8】

【花見坂 #7】

【花見坂 #6】

旅 立 ち は 春と と も に 幸 福 は 花と と も に 。