QC検定1級の資格を取るために学習中です。
過去問を読み物に編集しました。
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※試験では赤字の箇所が選択肢問題として出題されています。
【問題】
2016年・秋
問13
①
製品の官能検査は、人間の感覚を用いて適合/不適合を判定するものであり、客観的な計測が不可能なものに適用する。判断基準が感覚であり、条件・状況により変動することが懸念される。そのため判定の基準として、限度見本や標準見本が使われる。
このうち限度見本は、適合であるのか、適合でないのかという、どちらの基準として用いるのかを明確にしておく必要がある。
②
官能検査は、測定や分析できないものにも適用できる。また、たとえ測定や分析が可能な場合でも、より迅速に、しかも簡便に行うことができる場合もある。
官能検査では人間の感覚を用いて判定するので、その精度は本人の体調などの人に関する要因のほかに、実施するときの環境条件によって左右されることが考えられる。
官能検査が偏りなく、また時間経過や体調に影響されないよう、客観的なものにするために、二点識別法や、順位法などの統計的手法を活用することがある。
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