これまで私は、東日本大震災やインドネシアロンボク島や支援現場で、空飛ぶ捜索医療団とともに活動をしました。
救急医療は、院内の複数の他診療科との連携が重要であるばかりか、消防機関、行政、医師会などとの連携も極めて重要です。参加してみて強く感じたのは、今まで関りがなかったNGOの皆さまとの連携は、人生における勉強の上でも貴重な時間だったということです。また、新型コロナウイルス感染症流行時、自施設が困難な状況下でのご支援に関しても、とてもありがたいと感じております。
さらに、国内外の様々な被災地に自分も含めて医局の仲間を派遣していただくとともに、現地での迅速かつ安全な活動に参加させていただく経験は、災害医療の経験として有意義なばかりか、国内外での貢献を果たす活動をさせていただけるため、貴重な機会となっております。
今後も活動の規模を着実に広げ、国内外における皆さまの災害現場支援の経験に基づいた活動を、共有させていただければ幸いです。