昔、私はパソコンショップ店員でした。 - 定年退職目前ブログ-今宵もクネクネ

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定年直前のおっさんが色々生き方見直しマン

昔、私はパソコンショップ店員でした。

今期の深夜アニメ16bitセンセーションを見て思い出しました。

 

私は昔パソコンショップ店でアルバイトをしていました。パソコンショップT&Kと言う関西の田舎のお店です。パソコンが得意というわけではないのですが興味があったので1年ほどバイトとして務めました。確か、1990年頃です。。

 

当時販売していたパソコンはPC-9801RXとかFM-TownsとかX6800とかエプソンPC386とか。。その店ではゲーム機の「ファミコンPCエンジンメガドライブ」やゲームソフトの中古買取、販売などもやっていました。

まだWindowsが3.0とかの時代で、今のWindowsとは別物の世界、OSはMS-DOSと言うコマンド入力で操作するPCです。今のようなフルカラーの「写真」や「動画」ではなく、8色、16色。PCソフトは文章作成は「一太郎」図形描画は「花子」、漢字変換はAtok表計算は「Multiplan」「Lotus 1-2-3」と、今では聞き慣れないソフト群。当時のパソコンソフトは主に5インチ、3.5インチのフロッピーディスク(→FD)。FDは1.44MBでFDドライブ2基搭載が普通でしたから、たった2.88MBでワープロや図形、表計算を動かしていたのですからすごいですね。

時効なので告白すると、この店で販売していたゲームをこっそり(違法)Copyして遊んでいました。

当時はインターネットも無くて、一部の人が電話の音声回線を使ったパソコン通信掲示板共有をしているだけで、基本的にスタンドアローンPCとして使っていました。PC自体が一部のひとがやっている趣味の道具でしたね。文章作成はPCではなくワードプロセッサーと言う文書作成、印刷専用の機械でしたし。

 

今では笑い話ですが、PCに「80MBのハードディスク+接続用ボード」を付けるのに15万円もしました。。32GBのMicroSDカードが数百円なんて異世界ですね。

 

今のPCに比べて、動きは遅いし、不安定だし、拡張できないし、情報少ないし、すごく高いし、、もうゴミ機械同然なのですが、この時代を耐え抜いてきたからこその今の便利なPCが有るのだと思います。