食の記憶 その2 : イタリア子連れ放浪記

食の記憶 その2

チェルビニアに到着する直前に立ち寄ったレストラン。

バールに毛の生えた程度、飾り気のない、炭火焼きのお店でした。

僕たちはお肉のミックスグリルを頂いたけれど、

近くの席の団体さんには、

たくさんの魚介類盛り合わせが、

木製の、長い長い、大きなお皿に乗って、

ウエイター2人によって運ばれて行きました。

思わず「写真撮らせて!」と近寄ったら、

「なんだコイツ」って表情と、

「いいでしょう?」という笑顔…

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山間の町、チェルビニア。

やっぱり肉、そしてチーズを中心とした重い料理が多かったです。

そして、何処へ行っても値段が高い!

前菜にしろ、プリモにしろ、20ユーロを下回るお皿はなかなかありませんでした。

セコンドは、25〜40ユーロ。

ワインも、最低35ユーロは必要…

例えばこのレストラン。

妻が頼んだ、Gnocchi di patate con fonduta, mocetta e noci(じゃがいものニョッキ、フォンデュとモチェッタ、クルミ添え)

€20なり。

モチェッタというのは、この地方のサラミです。それが刻まれて、ちょうど良い塩味、クルミもいいアクセント、たいへん美味しい味でしたが、このチーズの海…

1人で平らげるのは結構たいへん!


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お腹があまり空いていなかった僕は、妻のニョッキを手伝いつつ、Carpaccio di carne salada。

カルパッチョと言っても、生ではなく、この地方独特の、半生サラミのような牛肉の薄切りでした。

お値段、24ユーロなり。

上に乗っているチーズの量、多すぎ… !

食の記憶 その2_d0036978_15390881.jpeg


宿泊したホテルは、所属クラブのコーチに紹介してもらいました。

そのお陰で、料金は特別価格。そして、心なしか待遇も良かった…

朝食は、毎朝こんな感じ。


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これだけでもうお腹一杯なのに、支配人のアレッサンドロ、

「卵料理は?ベーコンは?」

って。

妻は、チーズオムレツを頼んでいました。

えっ、チーズ!?

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朝食の、食べきれなかった分は、ジップロックに入れておやつ、いや昼食に…

ランチ代だけは超倹約、たいへんリッチで優雅な休暇でございました。


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Commented by Toruberlin at 2024-08-16 18:54
魚介グリル、すごい❗️
で、価格にビックリはスイスに近いリゾートだからかなー❓10年前もヴェネツィアは高かった、みたいな。
理由はいろいろあり仕方ないんでしょうがベルリンも高騰していて❓です。まあイタリアからの魚介とかも市場で既に値上がりしてるから仕方ない、か。
早くロシアと仲良くして欲しいもんです、EU。
Commented by kotaro_koyama at 2024-08-17 14:35
> Toruberlinさん
ペルージャに帰ってきた夜、近所のトラットリア。メニューに、€7、€8、の数字が並んでいて感激しました。ま、それも円換算したら高いですけど…
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by kotaro_koyama | 2024-08-16 16:49 | 旅行 | Comments(2)

主夫と生活、ゴルフのこと。


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