食の記憶 その1 : イタリア子連れ放浪記

食の記憶 その1

山へ辿り着く前に立ち寄ったレストランにて

前菜のお皿に乗っていた、不思議な感触の葉っぱ。

Portulaca - ポルトゥラーカ - という野草だそうです。

日本語では、「スベリヒユ」だって。

ヌメヌメ、独特な粘り気があって… ネバトロ食材が好きな僕には最高!

栄養豊富なスーパー食材らしく、

何処にでも生えている雑草なんだって。

今度、家の周辺を探してみよう…

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同じく前菜に頼んだタルタルの上に乗っていた、赤い小さな野菜。

口に入れて噛むと、中のジューシーな果汁が弾け出して、口いっぱいに広がって…

「なに、これ?」

ウエイトレスの方に聞くと、「お待ちください、シェフに聞いて来ます」

しばらくして、

「Gocce di Peperoni Rossi - 赤パプリカの滴(しずく)- だそうです」

あぁ、パプリカの赤ちゃんか!

ピンボケですが…

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Rikiは、セコンドに、和牛のステーキを注文していました。

メニューの能書きに、「イタリアで飼育されたWAGYU」と書かれてあるのを見て、息子、

「どう言うことよ?イタリアで育ったらもう本当の和牛じゃないよねぇ」

「いや、種類はあくまでも和牛だから、和牛だろ」

「それって、僕と同じじゃん!」

それを聞いて、ウエイターも大受けしていました。


Rikiの彼女、そして妻も交えての夕食を終えて

レストランを出ると、小さな広場にこんな教会が。

「あれ、なんだか、バック・トゥ・ザ・フューチャーに出てくる教会みたいじゃない?」

僕が言うと

「あぁ、あの雷が落ちるやつ!大晦日に見たよね、パパと2人で…」

と、Riki。

そう、そんな可愛い頃もありました…

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親の前でも普通にイチャイチャするところが、イタリア育ちの和牛なり。

食事をしたのは、

OSTERIA MENTANAというお店でした。

お値段、高め。

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Commented by BBpinevalley at 2024-08-16 04:47
ネバトロ野菜、美味しそうですね〜
ニュージーランドにも生えてるかしら…

和牛は今や、世界のあちこちで育っているようですね。
人間の和牛(?)然り。
Commented by wabisuke-miyake at 2024-08-16 06:31
『スベリヒユ』
こちらでもどこでもはえてます
たぺられるとは聞いていたけど
試したことありません
食糧難になったら食べようと
思っていました
お高めなお店で出てくるなら
ぜひ味見してみないとですね~(^^)

『スベリヒユ』は黄色のちいさい花だけど
『ポーチュラカ』って名前で売られてるお花
暑い夏の花の定番で
今うちの花壇でも
色とりどり咲いています
きっと仲間なんですね
あれも食べられるのかな~(^^)
Commented by kotaro_koyama at 2024-08-16 15:02
> BBpinevalleyさん
温帯から熱帯にかけて何処にでも生えているらしいから、ニュージーランドにもきっとありますね!

世界各地で育つ和牛… 味も、性格も、徐々に、微妙に変わって行くんだろうなあ!
Commented by kotaro_koyama at 2024-08-16 15:05
> wabisuke-miyakeさん
ご存じでしたね!不思議なぬめり感が美味しかったです。ぜひお試しを!
Wikipediaには、以下のように記述されています:

根を除く全草は野菜として、生または乾燥品を食用にできる[15]。スベリヒユおよびその近縁の種は健康食品としても使われるω-3脂肪酸を多量に含む植物として知られている[17]。栄養的にも優秀な野草で、ビタミンCやミネラルを多く含む[10]。日本では東北地方や沖縄で野菜として親しまれている[16]。採取適期は暖地が5 - 11月ごろ、寒冷地は6 - 9月ごろが適期とされ[13]、開花前の地上部をナイフで切るとる[10]。地域によっては食料として畑作もされており、栄養の豊富なスーパーフードとして「パースレイン」(または、サマーパースレイン)という名でよばれ、野菜として販売もされている。

主に若い枝葉や花をつけていない茎の先を茹でてから水にさらし、おひたし、和え物、油炒め、酢の物、煮びたし、汁の実にするが、アクがあるので水にさらして調理する[11][3]。ポピュラーな食べ方は、辛子醤油和えといわれる[10]。天ぷらやきんぴら、味噌漬けにしてもよい[4]。食味は口当たりがよく、「ぬめりと酸味が身上」「ぬめりと独特の風味は野菜にはないおいしさ」「酒の肴に向く」と評されている[13][10][3]。

茹でてから天日干しにし、乾燥させて保存すると生より旨味が増し、使いたいときに水に戻して利用できる[4][3]。戻したものは、汁の実、煮びたし、酢の物、炒め物にして食べる[4]。東北地方では乾燥品も市販されていて[13]、山形県では「ひょう」と呼び、茹でて芥子醤油で食べる一種の山菜として扱われており、干して保存食にもされた。また沖縄県では「ニンブトゥカー(念仏鉦)」と呼ばれ、葉物野菜の不足する夏季に重宝される。

ヨーロッパでは、「パースレイン」(Purslane)という名でよばれるハーブで食用にされ[16]、トルコやギリシャでは生または炒めてサラダにする。
Commented by Solar18 at 2024-08-17 00:13
じゃ、私の娘も和牛です。
ドイツの和牛をレストランで食べようとすると、100ユーロ以上します。食べたいなあ。
Commented by kotaro_koyama at 2024-08-17 14:32
> Solar18さん
外国で苦労して丁寧に育てた私たちの「和牛」は、希少価値、高価なんですよ!
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by kotaro_koyama | 2024-08-15 16:58 | 旅行 | Comments(6)

主夫と生活、ゴルフのこと。


by kotaro
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