よしながふみ先生の「きのう何食べた?11巻」が発売されまして、帯には「ちょっとしたひと手間が相手への思いやり」とある通り1冊を通じて健康への配慮やら、誰かへの思いやりがテーマになっているような気がします。連載が長くなるにしたがって登場人物も同じように年齢を重ねていますからね~。
そして、人間関係も悲喜こもごも。「喜」の部分では、筧史朗の職場きっての老け顔(最年少)志乃さんが、なんと歳の差結婚!飲食業で食事が不規則になりがちで、急激に太ってしまった愛しの旦那様のため、アラフィフなのに相も変わらずスレンダーで美貌を保つ筧史朗にヘルシーメニューの秘訣を「ぐぬぬ」と思いながら聞いてみたのが話のはじまり。曰く、原則2品はノンオイルメニューを心がけるということで、女性陣からは内心で「細けーよ!」とツッコミを受けながらもよーやく落とした年上の旦那さんに向けて志乃さんが作ったのは・・・
- ナスとシシトウの揚げびたし
- にんじんとツナのサラダ
- 鶏わさ
- じゃがいもの味噌汁
- ごはん
夜遅くに食べてもまあまあきっと安心の野菜中心ヘルシーメニュー。
というわけで、今回は志乃さんちのメニューからお味噌汁とご飯を除いた3品作って食べてみました。ちなみに、汁物は味噌汁ではなく、シメジと玉ねぎの中華風味スープにしました。
今回の食材
だいたいこんな感じの食材で、ササミは3本入っていましたが、そのうち1本は昼にうどんを作る時使っちゃいました。
ナスとシシトウの揚げびたし(2人分)
- ナス・・・1本(あればあった方がいいけどもw)
- ピーマン・・・1個
- 生姜・・・すりおろしたもの(もちろんチューブでもおkだけど、たまたますり下ろして冷凍してたので)
- 大根おろし・・・があれば完璧だったのに(なかった)
- めんつゆ・・・3倍濃縮50ccくらい。すなわち、だいたい200ccくらいの漬け汁を作る感じ
今回はシシトウではなくピーマンを使用しました。それから、めんつゆを使う筧史朗だったら…の簡易バージョンでね。
にんじんとツナのサラダ(4人分くらい作れます)
- 人参・・・1本
- 玉ねぎのみじん切り・・・1/4個分
- ツナ缶・・・1缶(たぶん、ライトより普通のモノの方が旨い)
- 鶏がらスープ粉末・・・小さじ1
- 粒マスタード・・・お好み
- にんにくのすりおろし・・・1カケ分くらい(にんにくはチューブのものより生の方が美味しい気がします)
元レシピは栗原はるみさんのこのレシピかな。オリーブオイルなどの油を改めて使用するのではなく、ツナ缶のオイルで作ってしまうところがよしながふみ先生らしいアレンジのような気がします。
鶏わさ(2人分)
- 鶏ささみ・・・2本
- 片栗粉・・・大さじ1くらいでいい
- 大葉・・・6枚くらいかな
- わさび・・・適量
- 醤油・・・適量
簡単で美味しいメニューです。