ある日突然苦み走った大人に変身したアンシストロカクタス属の「玄武玉」 - アレオーレのブログ

ある日突然苦み走った大人に変身したアンシストロカクタス属の「玄武玉」

”名前は長いが効き目は速い”とは、某抗ヒスタミン剤のキャッチコピーでした。今日の長~いお題「ある日突然苦み走った大人に変身したアンシストロカクタス属の『玄武玉』」は最後までお読みいただかなければその意味がおわかりにならないかも知れません。^^;



ビジネス文書ではまず結論を書いて、そのあとから理由など並べるのが基本とされていますが、仕事社会から身を引いた私の文章の基本は、”起承転結”、あるいは”時系列”です。お読み下さる方には少々ダルイかもしれません。



で、今日は時系列で。



今日の主役アンシストロカクタスの「玄武玉」は2014年1月にたにさぼ実生倶楽部さんから20粒の種をいただき、16本発芽しました。3月に第一回目の植え替えをしました。他の種類の苗と混植です。意味不明の画像かもしれませんが、意とするところは「発芽直後はごく普通の幼苗であった」というメッセージです。               201403

その年の9月にはこんな姿に育っていました。第二回目の植え替え直後です。小さな球体に白くやや長い刺が目立ちます。数は発芽時から半減しています。               201409

翌年(つまり今年2015年)3月です。201503
今度はフェロカクタスの紅裳竜と同居していますから、3回目の植え替えを経ていることになります。かなり苗ごとの大きさに差が出てきましたが、それなりに育っています。

それから3ヶ月後(6月)です。お隣のフェロカクタスに負けじと大きくなりました。この間、植え替えはしていません。同じ寄せ植え鉢です。                  201506

そして最近の姿(9月)です。7月に4回目の植え替えをして「玄武玉」だけの寄せ植え鉢にしました。             201509
どうです、この変身ぶり。球体は深い緑色に変わり、白かった刺にも赤みが差してきました。さらに疣の上側の稜には白点が出てきました。この凛々しい姿。表現する言葉に困ります。”苦み走った”というか、”玄人受けする”というか、”男前”というか。確かに「玄武玉」の名がピタリと似合っています。



まだ球体の大きさは刺を入れても高さ2cm径1.5cm程度ですが、俄然これから先の成長が楽しみになってきました。

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コメント

No title

玄武玉、あっ「玄武丸」ではなくて「玄武玉」だと思います。

多分、私が「たにさぼ」さんに提供した種子だと思います。

だとしたら、出所は「札幌カクタスクラブ」さんです。

2007年の春に、15粒購入。最終的に3本残り、数年前より開花。交配したら結実したので、提供しました。

で、お父さん、お母さんの現状。瀕死の状態です。1本は昨年逝去、残りの2本もそう長くはないでしょう。絶滅危惧種。其の辺の事情は、私のブログで。(なんだか、交換日記みたい)

でも、あちこちへばら撒いておけば、どこかで生き残っていてくれる。「アレオーレ」様と「たにさぼ」様に感謝。


No title

親爺様、お早うございます。

ご指摘ありがとうございました。たにさぼさんからは正しい名前できていましたが、私が転記ミスをしてそのまま「玄武丸」を使っていました。

早速ブログも訂正しました。

それにしても「札幌カクタスクラブさん」→「親爺様」→「たにさぼさん」→「アレオーレ」と、転々とした足取り。”玄武玉流転の記”として小説にでもなりそうです。

ジイサマ同士の交換日記、少々不気味ではありますが今後とも宜しくお願い申し上げます。


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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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