2018年02月 - アレオーレのブログ

バラ丸 全開!

ツルビニカルプス属のバラ丸が全開です。Sp2280204

昨年暮れからゴマ粒のような蕾を少しずつ大きくさせてきましたが、3月直前の今日全開になりました。花で球体のほとんどが隠されて見えません。



ひと月前の姿です。              Sp2030216
25本の苗が隠れているんです。



このバラ丸の寄せ植えは実生4年目のものです。他に実生5年生や三年生の苗の寄せ植えもありますが、今年はこの4年生が一番賑やかに咲き揃いました。



このぐらいの若い年齢のバラ丸が見ごろなのか、たまたま今年はこの一群の勢いが勝ったのか不明です。いずれにせよ一年の栽培の苦労に報いてくれる美しさです。






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コノフィツムの変則増殖

自宅の窓辺で面倒を見ているコノフィツム属の「friedrichiae Sauer s.n. MSG2033由来(白花同士の交配)」。2016年秋にたにさぼ実生倶楽部さんからいただいた種の実生です。



現在7本の苗を2号素焼き鉢に寄せ植えしています。Sp2270014
現在脱皮のための新芽顔出し中。



上の画像中央上部の大きな苗に注目します。変な新芽の出方です。



この苗をいろいろな角度から撮影してみました。Sp2270016


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まず旧組織(本体)の中央から一対の新たな芽が出てきて、その後その新たな芽のこちら側からさらに新しい二対の芽が出てきたようです。



コノフィツムの育成方法には詳しくありませんが、どうも水のやりすぎが原因のようです。この先半年後にどのような姿に変わっているのか、楽しみでもあります。こうやって多頭化してゆくのでしょうか。






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エキノケレウス属の大仏殿と宇宙殿

今日の主役はエキノケレウス属の大仏殿と宇宙殿のデンデンコンビ。



エキノケレウス属のサボテンは刺良し花良しのものが多い中、これらデンデンコンビは刺の影が薄い。言って悪いが禿げネズミのよう。でもその分球体や花の美しさがあります。



<大仏殿> 秋から水を控えめにして陽光をガンガン当てていますので、球体は赤銅色に変色しています。                  Sp2030531



 



<宇宙殿> エキノケレウス属のサボテンにしては球体が縦長にならず、扁平形状を保っています。                      Sp2030398



 



<宇宙殿レイエシー> 宇宙殿の変種です。宇宙殿より球体は縦長に育ち、開花すると花の付く位置も異なるので別種だと判別できます。Sp2030643

これらのエキノケレウスのサボテンたち、いずれも実生5年目の苗です。二月下旬のこの時期わずかに成長点が動き始めました。



そろそろ植え替えを急がねばなりません。5月には大仏殿がサボテンの黄花としては抜群の美しさを誇る開花を見せてくれます。         S008





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短毛丸と花盛丸との大球を譲っていただきました。

ブログ「DAMONOだもの」を公開されている岡山県のMさんから短毛丸と花盛丸との大球を無償で譲っていただきました。



特に短毛丸は、市中に出回っている苗はピンク花が多く、純粋な短毛丸といわれる白花のものはなかなか入手ができないものです。今回花盛丸と併せて、その白花の短毛丸と、珍しい黄花の短毛丸とを譲っていただきました。



昨日丁寧な梱包をした宅配便の段ボール箱が届きました。Inkedsp2250002_li

ワクワクしながら梱包を解きます。



花盛丸大苗(白花):いくつかの子と、未開花の花柄が付いていました。                   Sp2250004


短毛丸大苗(白花):径12cm高さ20cmの大苗です。Sp2250007

短毛丸大苗単独球(黄花)           Sp2250006



短毛丸群生株(黄花)                Sp2250005



集合写真                          Sp2250003



 



さっそく本日横浜の温室に赴き、植え付けました。通常の自家製培養土に完熟乾燥牛糞を多めに加え、さらにグアノ系リン酸肥料も鉢底に仕込みました。長めの根はカラカラに乾燥しており、新しい質の用土に植えることからかなり思い切ってカットしました。



植え付け後です。                 Sp2250011


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植え付け中にポロポロと外れたお子様たちはまとめて寄せ植え。
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全員集合して記念写真をパチリ!
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取り敢えず温室内の温度が高そうな場所に置きました。水遣りは一週間後からです。



岡山県のMさん、ありがとうございました。大切に育てます。白花、黄花の群開が楽しみです。



 



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巨鷲玉の植え替え

春の植え替えも佳境に入ってきました。今日はその中で巨鷲玉の実生苗の植え替えについてを報告いたします。



この巨鷲玉、2013年春にたにさぼ実生倶楽部さんに初めて応募した「第56回タネプレ」で頂いた種を実生したものです。実生5年生の現在、3本の苗が残っています。



これまで巨鷲玉の植え替えは、細根を引きちぎってすぐそのまま植え込んでいました。今回は根張りが激しかったので、三分の一ほどに根を切り詰め、切り口をドロドロに水に溶かしたベンレート(殺菌剤)とオキシベロン(発根促進剤)混合液に浸しました。



翌日、上記混合液を塗布した部分が完全に乾燥していることを確認して植え付けています。



用土は通常の配合(赤玉+鹿沼+軽石砂+ゴールデン培養土+ゼオライト+燻炭+マグアンプ+オルトラン+牡蠣殻)で、牡蠣殻分を普段の二倍量に増やしました。



今回かなり根を切り詰めましたので、鉢増しせず同じ鉢に植え付けました。



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温室南側最先端の特等席に置きます。植え付けていて気が付いたのですが、すでに新刺が出て、成長点も動き始めているようです。



今年は球体の成長よりも、強大な刺の成長を狙った植え替えだったのですが、うまく応えてくれるでしょうか。



 



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今年の接ぎ木始め

昨年後半に実生接ぎして上手く行かなかった苗において、春の気配を感じてか台(袖ケ浦)から脇芽が出始めました。



この台を利用してそろそろ接ぎ木ができるかと、試しに数本接ぎ木作業をしてみました。



穂は、黒王丸カキ子4つと銀冠玉の多頭苗です。



台の袖ケ浦の上面を改めて水平にカットし、その上に下面を水平にカットした穂を載せます。そして伸縮性包帯で圧をかけ、1週間保持。



一週間後の今日、恐る恐る包帯を外してみました。活着していなければ包帯を外す段階でポロリと落ちるはずですが、全員無事にくっついたままでした。



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まずはめでたし、めでたし!



さあこれからの季節、植え替え作業に飽きたらその合間に接ぎ木作業で気分転換できます。



 



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まるでガラス玉かトンボの目玉:オプタルモフィルム「praesectum」

2016年1月にサクシードから入手した種を実生したオプタルモフィルム(現コノフィツム)属の「praesectum SB 1525(Samoep)」(表示はサクシード記載まま)。双葉の間から新芽を上げてきました。                                                     



オリンパス Tough TG-4 顕微鏡深度合成モード 室内光で撮影                        Sp2220043


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この透明感はオプタルモフィルム独特のもの。まるでガラス細工かオニヤンマの目玉を見ているようです。



この「praesectum SB 1525(Samoep)」、発芽後しばらく温室内棚下で放置しておりましたが、昨年秋から自宅マンションの窓際において毎日目をかけています。朝日を数時間浴びるだけですが小さな素焼き鉢に植え、室内に置いていますので、3日に一回の水遣りが欠かせません。



この苗を見て、また他のオプタルモフィルムを育ててみたくなりました。早速海外の業者に何点か注文を入れました。便利な世の中になったものですね。



 



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また胴切りを繰り返すことになりそうな紅小町変種

ノトカクタス属のサボテンは年数を経ると球体下部が木質化して観賞上好ましくない姿になる傾向があります。2012年に胴切りした紅小町変種の胴体がまた伸びて、球体下部の木質化が目立つようになってきました。



最近の姿です。                    Sp2200001
球体の下から三分の一位のところで胴切りすれば、丁度良い具合になりそうです。



上にも書いたようにこのノトカクタス、前にも胴切りしています。



<2009年> しばらく手抜き栽培していたころの姿です。S200901

ひょろ長い球体の半分以上が木質化しており、栄養状態もあまりよくなさそうです。



<2013年> 2012年末に胴切りし、その後発根してきたころです。S201305

水分を吸い上げて球体が膨らみ、成長点が生き生きして来ました。



<2014年> 上方向に伸び始めました。S201402

成長点付近の雰囲気に”小町”らしさが出てきました。



<2015年> 早くも球体下部に木質化した部分が広がりつつあります。S201502

でも、胴切りしたころよりずいぶん太さが出て来ました。



<2016年> この年は頑張ってさらに太さを増したようです。S201602
大きな鉢に植え替えたのが効を奏したのでしょうか。



<2017年> 前年に派手に開花した名残の咲柄が多く残っています。S201702

そして一番上の最新の画像につながります。



この何とか小町さん、見どころはその花です。Photo
毎年春にはこのような派手な花を咲かせますので楽しみにしています。



今回の胴切りは開花してからにしましょうか。



 



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今日もサボテンの花

この時期の温室内は次から次へとサボテンの開花ラッシュ。今日もサボテンの花ネタです。



<陽炎> ナザセンシス改め陽炎です。ようやく今年の初開花です。Sp2200014



<菊水> 五本ある菊水の苗のうち最初に咲いた株です。Sp2200016


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純白というよりはわずかに黄味がかかった白花。いつみても清楚な雰囲気を感じさせてくれます。



<エキノフォースロカクタス属のなにか> 20年以上温室内にいます。ここ数年老化が目立ってきたので昨年思い切って胴切りしてみました。息を吹き返したようです。                Sp2200020



<王冠竜> 大球のカキ子。それでも13cm以上ありそうです。この4年ほどで開花するようになりました。                 Sp2200030


P2200031

グルリに咲くまであと10日ほどでしょうか。



 



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海王丸の鉢まし

実生5年目のギムノカリキウム属の「海王丸」、この春の植え替えを行いました。実生同期の中で成長頭のこの苗、すでに直径は10cmほどに育っています。



今回もひとサイズ上の鉢に鉢まししました。



<前> 鉢の縁の大きさまで球体が膨らんでいます。これでは水遣りが大変。S201802a


<後> 一回り大きな鉢に植え替えました。これで球体周囲に余裕ができ、水遣りのスペースが確保できます。                          S201802b

ただ、今は球体が収縮している状態なので水を吸って膨らむとまた植え替え前のような状態になるかもしれません。その時は根鉢を崩さないようにスポッと抜きあげて、更にひとサイズ大きな鉢に移します。







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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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