戦争・テロ・犯罪 カテゴリーの記事一覧 - #AQM

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あ、今日読んだ漫画

戦争・テロ・犯罪

#ストランド 1巻 評論(ネタバレ注意)

岐阜県H市(羽島ですかねw)の高校2年のクラスメイト4人は、読書感想文や開発したアプリの表彰、学級委員としての付き添いなどで、新幹線で東京に行くことに。 『ストランド』1巻より(益子リョウヘイ/NUMBER8/小学館) IT知識と投資式に長け、お年玉を株…

#空賊ハックと蒸気の姫 2巻 評論(ネタバレ注意)

近代っぽい帝王歴の時代、謎の鉱石ミストリウムの発見に伴い、その鉱石の蒸気を利用した空の時代が幕を開ける。 『空賊ハックと蒸気の姫』2巻より(井上智徳/マッグガーデン) 浮遊性蒸気を利用して人々は船を空に浮かべ、ついには街まで空に浮かべて暮らす…

#転生したらスライムだった件 28巻 評論(ネタバレ注意)

「なろう系の異世界転生もの」の中で商業的にトップクラスの成功を収め人気を博している作品。 『転生したらスライムだった件』28巻より(川上泰樹/伏瀬/講談社) アニメ化など以外にもスピンオフ作品も多数輩出し、ちょっとした「『転スラ』という産業」…

#天久鷹央の推理カルテ スフィアの死天使 1巻 評論(ネタバレ注意)

医師でミステリー小説家の知念実希人の原作を、 ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org 『かんなぎ』『ニジとクロ』の武梨えりがコミカライズ。 aqm.hatenablog.jp ja.wikipedia.org 自分は原作未読です。 『天久鷹央の推理カルテ スフィアの死天使』1巻より(…

#だんドーン 6巻 評論(ネタバレ注意)

表紙は「幕末の四大人斬り」と称される薩摩藩士・田中新兵衛。 ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org 今巻中のエッセイで作者が 「倫理観が大人向け・青年誌向けのキャラ」 と言明する暗殺者。 『だんドーン』6巻より(泰三子/講談社) モーニング誌で連載、T…

#望郷太郎 12巻 評論(ネタバレ注意)

『デカスロン』『へうげもの』の作者の現作。 『望郷太郎』12巻より(山田芳裕/講談社) 突如地球を襲った大寒波に際し、財閥系商社・舞鶴グループの創業家7代目、舞鶴通商のイラク支社長・舞鶴太郎は、駐在するバスラで極秘に開発させていた冷凍睡眠シェル…

#忍者だけど、OLやってます 1巻 評論(ネタバレ注意)

望月陽菜子(ひなこ)、28歳。 元忍者だが、忍者の里を抜けて丸の内の大手商社でOLとして勤務。 『忍者だけど、OLやってます』1巻より(iko/橘もも/講談社) 幼馴染で忍者の里から陽菜子の監視役として派遣されたクノイチ・穂乃香とルームシェア中。 陽…

#戦奏教室 9巻 評論(ネタバレ注意)

歩兵や騎兵が剣や槍で、弓兵が矢を撃って戦う、中世ぐらいの文明レベルの世界、「樹木歴」1294年。 『戦奏教室』9巻より(空もずく/十森ひごろ/集英社) 『AKIRA』っぽい絵だな、と思ったらこの人の名前も「アキラ」でちょっと笑ってしまったw 幼くして拾…

#奸臣スムバト 1巻 評論(ネタバレ注意)

西暦1236年、ジョージア王国。 かつて大貴族として王都・トビリシでブイブイ言わしていたオルベリアン一族は、反乱失敗・追放同然のイスラム圏への亡命から数代かけてジョージア王国に復命したものの、王国領アルメニアの一番端、スィウニク領主に封じられる…

#幼女戦記 31巻 評論(ネタバレ注意)

サラリーマンがリストラ逆恨みで殺されて、成仏の際に神に反抗した罰で、近代欧州っぽい異世界、WW1前のドイツそっくりな帝国の魔導師の素質持ちの女児に転生。 戦勝と栄達と安穏な後方勤務を夢見つつ、少佐の階級、エース・オブ・エース「白銀」「ラインの…

#朱のチーリン 2巻 評論(ネタバレ注意)

『三国志』蜀の後期に活躍した武将・姜維の、オリジナルキャラが結構活躍する、創作性の強い伝記フィクション。 『朱のチーリン』2巻より(向井沙子/小学館) 中国歴史もの漫画は、『封神演義』、『蒼天航路』、『キングダム』のようにハネる作品があったか…

#【推しの子】 16巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

読者の 「【推し】を幸せにしてくれなかった作家を恨む気持ち」 は、物語の美しさを読者に納得させられなかった作家の力量不足の産物でしょうか。 それとも、物語を差し置いて【推し】の幸せだけを最優先でピンポイントに願う読者のエゴでしょうか。 「【推…

#カグラバチ 5巻 評論(ネタバレ注意)

「斉廷戦争」から15年。 戦争を終わらせた六振りの妖刀を世に送り出した日本随一の刀匠・六平国重は、息子を見習い弟子に刀を打ち続ける穏やかな日々を過ごしていた。 が、「毘灼」を名乗る妖術士集団に工房を襲われ、六平は死亡、回収され秘蔵されていた六…

#新九郎、奔る! 18巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 ja.wikipedia.org 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 『新九郎、奔…

#J⇔M ジェイエム 4巻 評論(ネタバレ注意)

マリーかわゆすなあ。 「J」は裏社会で自他共に認める最強の、一匹狼の凄腕の殺し屋だったが、性格はハードボイルドに憧れて形から入るナルシストのおっさんで、本名は純一だった。 恵は小学3年生の少女で、記憶力と学習能力に優れた優等生だったが、家庭で…

#同志少女よ、敵を撃て 1巻 評論(ネタバレ注意)

『同志少女よ、敵を撃て』(どうししょうじょよ、てきをうて)は、日本の小説家逢坂冬馬の小説である。第11回アガサ・クリスティー賞を受賞したデビュー作。第166回直木三十五賞候補に挙がり、2022年本屋大賞及び第9回高校生直木賞を受賞。 ja.wikipedia.org…

#チェンソーマン 19巻 評論(ネタバレ注意)

父親の借金を背負って臓器を売りながら生き延びてきた野良犬少年デンジ。 『チェンソーマン』19巻より(藤本タツキ/集英社) 悪魔ポチタとコンビを組んでヤクザの下で搾取されながら悪魔狩りを営むも、ヤクザが悪魔に乗っ取られ絶体絶命のピンチ。 ポチタと…

#ELDEN RING 黄金樹への道 7巻 評論(ネタバレ注意)

「死にゲー」で有名なフロム・ソフトウェアのオープンワールド「ライク」な大ヒットアクションRPG『エルデンリング』の公式コミカライズ。 退廃的で陰鬱で重厚な雰囲気の世界観、かつて美しくも陰鬱な「狭間の地」から追われそして帰還した「褪せ人」を主人…

#魔都精兵のスレイブ 17巻 評論(ネタバレ注意)

各地に突如出現した門の先に広がる魔都。人を襲う鬼が巣食い脅威となっていた。政府は能力者の女性で構成される「魔防隊」を組織し鬼に対抗。 男子高校生・優希は帰宅中に魔都に迷い込んだところを魔防隊七番組組長・京香に救われる。 彼女の能力は生命体の…

#ミミクリー・ガールズ 3巻 評論(ネタバレ注意)

「兵器と美少女」は遥か昔のブームを過ぎて、ジャンルとして定着した感がありますね。 第三次世界大戦を経た、2041年の世界。 人命尊重・兵器の無人化により戦争の戦死者は減少したが、それだけに制圧・治安維持などの最終局面の白兵戦に投入せざるを得ない…

#藤子・F・不二雄トリビュート&原作アンソロジー F THE TRIBUTE 【完】 評論(ネタバレ注意)

現役で実力派で第一線級の漫画家たちによる、藤子・F・不二雄作品群の二次創作短編集。 自分は電子書籍で買いましたが、 「どうしたの?」ってぐらい価格が高くて、 「紙版が豪華装丁か版のサイズがデカいかなんかで、電子版がそれに引っ張られてんの?」 と…

#アンダーク 新しい透明な力のすべて 1巻 評論(ネタバレ注意)

現代、日本。 地球から僅か10光年の距離に、人類に発見されることなく存在していた黒い巨星が、爆発。 『アンダーク 新しい透明な力のすべて』1巻より(アキリ/小学館) その爆発は地球に磁気嵐とオーロラを起こし、時期を同じくして若年層の原因不明の高熱…

#宝石の国 13巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

「平成の大合併」を眺めていて当時、冗談で 「そのうち全部『日本市(にほんし)』になるんじゃないのw」 と笑っていたことを思い出しました。 「平成の大合併」ご存知ないお若い方用にググっておきました。 www.google.com 「先生」と呼ばれるお坊さんと28…

#平和の国の島崎へ 7巻 評論(ネタバレ注意)

30年前、国際テロ組織「LEL(経済解放同盟)」により羽田発パリ行きの航空機がハイジャックされ、機はテロリストによって中東の空港に降ろされた。 乗客は全員、殺害されるか、もしくは洗脳され戦闘員としての訓練を施されLELの構成員、テロリストに育て上げ…

#劇光仮面 6巻 評論(ネタバレ注意)

「こんな奴いたっけ?」 と思ったら、今巻からの新キャラでした。 「こいつのコスプレだけなんか90年代以降じゃない?」 と思ったら、その由来も今巻で描写されてました。 主人公たちだけじゃなくて、いろんなヤベー奴がいるなあ… 『劇光仮面』6巻より(山口…

#紛争でしたら八田まで 16巻 評論(ネタバレ注意)

表紙のメガネ美女、「地政学リスクコンサルタント」の八田百合がクライアントの依頼を受けて世界を股にかけて紛争を渡り歩き、地政学の知識と思考と調査能力と護身術で解決していく、美女!メガネ!インテリ!ハードボイルド!ワールドワイド!な、かっけー…

#だんドーン 5巻 評論(ネタバレ注意)

表紙は中村半次郎(後の陸軍少将・桐野利秋)。 西郷隆盛ほどではないものの、池波正太郎『人斬り半次郎』 人斬り半次郎 幕末編 (角川文庫) 作者:池波 正太郎 KADOKAWA Amazon 人斬り半次郎 賊将編 (角川文庫) 作者:池波 正太郎 KADOKAWA Amazon 以下、たび…

#姫様“拷問”の時間です 16巻 評論(ネタバレ注意)

国王軍と魔王軍が衝突する世界。 国王軍の王女にして第三騎士団の団長・姫は、意思を持つ聖剣エクス(ツッコミ役)と共に魔王軍に囚われの身となった。 戦局を有利に導くべく、魔王軍はあらゆる手を使って敵の幹部である姫から秘密の情報を引き出そうとする……

#カグラバチ 4巻 評論(ネタバレ注意)

「斉廷戦争」から15年。 『カグラバチ』4巻より(外薗健/集英社) 戦争を終わらせた六振りの妖刀を世に送り出した日本随一の刀匠・六平国重は、息子を見習い弟子に刀を打ち続ける穏やかな日々を過ごしていた。 が、「毘灼」を名乗る妖術士集団に工房を襲わ…

#主君と旅する幾つかの心得 1巻 評論(ネタバレ注意)

銀河のあまたの星ぼしが群雄割拠な勢力たちに統治される宇宙。 『主君と旅する幾つかの心得』1巻より(速水螺旋人/白泉社) 銀河帝国の名門、ケモ耳が特徴のメリークリスマス公爵家の6女・メルガレッタは、20人ぐらいいる兄弟姉妹たちの家督後継争いに嫌気…