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by akiko-numajiri
| 2016-02-06 08:10
| Colour Series
都市の中では過去から何が残されているか?都市風景の実験の残存とは何か?「色彩だ。」と沼尻昭子は言う。COLOR+のタイトルのもとに、集められた彼女の作品は、円形の箱の中に折りたたまれ、巻かれた雑多な商品の包装紙を寄せ集めたものである。商品のマークは消えていて、寄せ集められた包装紙は、それぞれにユニークで魅惑的な素晴らしい色彩の淡彩画を創り出す。箱の各々はかくして一つの都市とそこで出会いすれ違った住人の思い出の趣きを呈する。
それは、生きられた瞬間や消費された物を思い出の集積、色彩の表現力による都市の空気の解釈に変形する一個の非常に美しい詩なのである。まるで、我々のつかの間の生が独自で次第に消えてゆく色彩のシンフォニーを生み出すかのようで、それを表現することをアーチストは己の務めとしたかのようである。 パスカル・ボース 美術評論家/キュレーター Hiroshima Art Document 2007 「空中に漂う過去」より #
by akiko-numajiri
| 2014-07-20 22:55
| Colour Series
2014年 沼尻昭子展のお知らせ Colours 2014 ~ 表示されたもの ~は、私の久しぶりの個展となります。 期間中は13時から19時まで在廊を予定しております。 昨年の広島アートドキュメントで、3.11後、2ヶ月分の新聞紙を使って制作したことから、私のパッケージの見方が変化していったのかもしれません。 ニューヨークで Colours シリーズを発表して、今年で8年目。 当初は、色味や紙の質感を、国や地域、また、ファッション雑誌、菓子の包装紙などに分け、形を作らない渦巻きとして作品と提示していたため、今回のテーマである成分表示は表に出てくることはありませんでした。 震災後、アトリエの奥に捨てられずにしまいこんだ新聞紙を開くと、自分が認識していた以上に大きな出来事であること、また、それ以上にショックだったのは、日々の忘却のスピードの速さでした。 一年に数度あるかないかと言われる黒抜き文字で1日分の紙面が覆われていた事、人探し伝言、テレビ欄等々。どれをとってもあの頃の混乱と不安がプレイバックします。 これまで感じたことのない思いの中で制作していました。 現在は、カラフルなパッケージやパンフレット、包装紙が溢れています。一見すると楽しく便利な現代社会に戻りました。 一方で、商品を手に成分表示や生産地等を熱心に読み込む人も見かけることも増えたように思われます。 「表示されたもの」により、「今」を感じています。 ▼期間 2014年7月21日(月)-26日(土) 11 :00am~7:00pm(最終日は5 :00pmまで) ▼場所 画廊 るたん 〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-7 新保ビル2F #
by akiko-numajiri
| 2014-06-30 22:00
| 展覧会
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by akiko-numajiri
| 2013-06-30 22:10
| 展覧会
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by akiko-numajiri
| 2012-08-24 15:55
| オペラ
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