2022-01-01から1年間の記事一覧
ピオ・クレメンティーノ美術館をあとにして先へ歩く。 タペストリーのギャラリー Galleria degli Arazzi クレメンス7世の時代にラファエロの弟子たちの下絵をもとに織られたもの。 以前はラファエロの下絵のものだったそうだ。 色鮮やかなタペストリーが壁い…
ヴァチカン美術館といえば、システィナ礼拝堂だろうが、人でいっぱい。 時間があれば、ピオ・クレメンティーノ美術館も見ておきたい。 クレメンス14世とピウス6世のコレクションによる美術館。 ローマ皇帝やローマ神話の神などの古代彫刻のコレクションが見…
ヴァチカン美術館の鑑賞には予約をお勧めする。 日本にいながら、ネットで予約ができる。 ヴァチカン美術館の公式サイトからTicketへ進む。 www.museivaticani.va 予約していないと、館の外に長く続く列に並ぶことになる。 長期滞在ならそれもまた良いが、時…
仕事で使っていた電動自転車を移動することになった。 京都(桂川の西)から大津へ。 逢坂の関を越えるイメージであろうか。 京都からの都落ち・・・だね。 自動車なら1号線を素直にたどるか、高速道路(名神)を使うと速い。 いろいろなルートを考える。 こ…
サン・ピエトロ大聖堂は広い。 カトリック教徒なら、もっと感慨深いのだろう。 早朝からのツアーに参加したので、まだ薄暗かった。 ヴァチカン市国へ向かう途中の景色。 まだ薄暗い中、テヴェレ川にかかる橋を渡る。 サン・ピエトロ大聖堂を後にして、ローマ…
サン・ピエトロ大聖堂の内部をゆっくり見て回る。 サン・ピエトロ大聖堂 - Wikipedia ミケランジェロのクーポラ(丸屋根)の大天井。 クーポラの下にあるのは、教皇の祭壇。 黄金色の豪華な装飾。ブロンズの大天蓋に覆われている。 ベルニーニによるねじりを…
日本列島を寒波が襲っている。 滋賀県も意外に雪の多いところ。 昨年は彦根で大渋滞が発生した。 先日の比良山系。大津からでもうっすら雪が見える。 空気が澄み切っていてすっきりと見える。 顔に感じる風は痛いぐらい。 これは比叡山の上のほう。 まだ下は…
朝のヴァチカン市国へ到着。 カトリックの総本山の荘厳な宗教建築がそびえている。 サン・ピエトロ大聖堂 Basilica di San Pietro がお待ちかねだ。 サン・ピエトロ広場で記念撮影をする人が多い。 この広場を建築したのは、バロックの巨匠ベルニーニ。 サン…
ローマのターミナル駅といえば、テルミニ駅。 ヴェネツィアからの列車はこの駅に到着する。 夕方についたので、少し怖い気がした。 これは、朝早めのテルミニ駅周辺。 人通りが多くてちょっと安心。 どの国も首都というのは治安が心配だ。 ホテルは駅の近く…
ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅から出発。 イタリア鉄道 Ferrovia dello Stato ヴェネツィアからローマへ鉄道で移動。 特急での移動である。NTV社のイタロ。 2等車内の窓際席に座る。 やった、がらがらだあ! そんなわけもなく、このあと、ほぼ席は一杯にな…
ヴェネツィアからは列車でローマへ向かう。 サンタルチア駅の近くで出発までの時間をつぶす。 みんな楽しそうに食事をしている。 オープンカフェがしっくりくる街並み。 ランチなのでパスタとトマトサラダ、ポテトを注文。 酔っぱらったら困るからペリエを頼…
バックパッカーの癖が抜けないので食費は節約してしまう。 治安のこともあるが、外食はランチを中心にする。 もちろんランチのほうがディナーより割安である。 夜はサラダやピザにメイン食材を買ってきて済ませていた。 イタリアはやっぱりワインが安い。 最…
水上タクシーからの景色 雲ですら洒落ている気がする。 旅の途中の色眼鏡。 運河から橋や人々を眺めるのも楽しい。 移動に利用したヴァポレットも観光船気分。 ヴェネツィアは海の都であることを実感する。 水運の街である。いつか沈んでしまうのかな。 大運…
本日も防災がらみの話である。 先日、京都大学の第28回市民防災講座「防災リスクを考える」をオンラインで視聴した。 第28回市民防災講座のご案内 | 京都大学 災害リスクマネジメント工学(JR西日本)講座 「豪雨による内水氾濫とそのリスク」という川池健…
大運河の中央にあるリアルト橋 Ponte di Rialto 運河の幅が狭くなったところにかかるアーチ型の橋。 中はショッピングアーケードになっている。 ヴァポレットを使わなくても、サンマルコ広場から歩いて行ける。 運河だと蛇行していく道をショートカットでき…
自動車が入れない街。自分の足で歩くしかない。 道が入り組んでいて最初はわかりにくかった。 歩いているうちに、地図が頭に入ってきた。 ヴェネツィアの街になじんでいく気分。 小さい運河がそこここにある。 お約束のゴンドラも浮かんでいる。 ヴェネツィ…
レパントの海戦を描いたフレスコ画。 オスマン帝国と、教皇領・スペイン軍・ヴェネチア共和国連合軍との戦い。 西ヨーロッパ史において、大海戦でのオスマン帝国に対する勝利であった。 レパントの海戦 - Wikipedia もう一度ドゥカーレ宮殿を外から見てみよ…
歩みを進める。ここにも芸術品が多数ある。 ドゥカーレ宮殿の大評議会の間 Sala del Maggior Consiglio 数百人の代表が大評議会を行っていた部屋。 1000人くらい収容可能だという。 柱のない開けた大きな空間である。 天井画が30枚以上ある。 こういうのが、…
しつこくドゥカーレ宮殿 元老院の間を続ける。 この部屋には、まだまだ美しいフレスコ画がある。 化粧漆喰と華麗な絵画があふれている。 素人には、どれもこれも素晴らしく見える。 この部屋で有名な作品がこれ。 ティントレット作 「ヴェネツィア称揚」 ヴ…
ヴェネツィア共和国の総督公邸の内部。 再建されたものだが、天井画が見事である。 ただ金ぴかなのではなく、豪華かつ芸術的である。 天井を見上げては、ため息ばかり。 首が痛くなってくるが、見上げずにはいられない。 謁見の間 Sala del Collegio ヴェロ…
本日はちょっとかたい話題である。 滋賀県大津市のの際川や柳川でも、最近は大雨の後の土砂が多い。 昨年の大雨でも、柳川の護岸が一部こわれている。 もともと柳川は、現在の神宮道(近江神宮の参道)を流れており、戦後に付け替えが行われている。 そのせ…
サン・マルコ広場自体も見どころ満載。 世界で一番美しいともいわれる広場である。 右に見えているのがドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducale ガイドさんは、大津にホームステイしたことがあるという。 京都は知っている人が多いのだが、滋賀は説明に困ることが多い…
ヴェネツィアも観光地だから、宿とオプショナルツアーだけを予約。 宿はいわゆるリーズナブルなクラスである。 ホテルというよりは、部屋を貸してくれているという感じだった。 ヴェネツィアの中心部は車が入らないので、運河を行くか足で歩くしかない。 狭…
半日だけのツアーに参加。 イタリア人ガイドさんは日本への留学経験があった。 わかりやすい日本語で案内してもらえる。 サン・マルコ寺院 Basilica di San Marco クリスマス休暇の人々でいっぱい。 中国人観光客もたくさんいた。 ヴェネツィアは観光地なの…
サン・マルコ広場は、海の都ヴェネツィア共和国の玄関口であった。 共和国の権力と栄光を示すように、ドゥカーレ宮殿や絵画館などが立ち並んでいる。 政治・文化・宗教の中心地で、三方向を柱廊が取り巻いている。 その広場を見下ろしているのが、高さ96mの…
ちはやふるの映画の舞台ともなった場所。 時々、観光バスがやってくる。 この日は平日で人はちらほら。 百人一首で有名な天智天皇をまつっている。 建立は意外に新しく昭和年代である。 百人一首の甲子園や大会は、奥にある近江勧学館で行われる。 近江神宮…
秋晴れの日に近江神宮を歩いてみた。 映画やマンガの「ちはやふる」でかるたの聖地となっている。 目の前は京阪電車の線路がある。 京阪石山坂本線の近江神宮前駅からは徒歩5分程度である。 近江神宮前と違うやないか。 もともと京阪の錦織車庫のある駅であ…
ドーハからヴェネツィアへの飛行。 眼下に半島のようなものが見えてきた。 ヴェネツィア共和国として繁栄した街。 アドリア海の女王として君臨した。 ヴェネツィアのマルコ・ポーロ空港(ヴェネツィア・テッセラ空港)到着! 宿までの送迎をお願いしていたの…
インカトレイルからチチカカ湖とめぐったペルーの旅は一息。 ちょっと脱線。 コロナウィルスなんて流行る前の2015年には、のんきに旅行ができた。 ワールドカップで盛り上がっているカタール。 このときはカタール航空でドーハ経由でヴェネツィアへ向かった…
インカの起源伝説に洪水伝説がある。 その舞台となっているのが、チチカカ湖である。 シエサ・デ・レオンによると、 インカの現れるすっと以前に、諸地方にはたくさんの人々が住んでいたが、そこに非常に大きな洪水と嵐がやってきて、・・・ あらゆる土地が…