面白い故障3台のうち3台目: あのこらのブログ

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2018年9月 2日 (日)

面白い故障3台のうち3台目

日が沈み始めていましたので、画像がよくありません。

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パンと音がしたそうです。

パンク後少し乗られたそうで、僅かにチューブが寄っていましたが、普段の空気圧管理はしっかりされているようで、この自転車では初めての後輪のエアー抜けです。

前回のスライムがらみのバルブ根元剥がれの時は、かなりチューブの擦れ跡もあり、チューブがかなり寄っていたので、スライム起因かどうか確信が持てませんでした。

チェンシン製のブリヂストンブランドチューブで、製造起因のバルブ根元剥がれの可能性も少ないと思いますので、スライムパンク防止剤が、バルブの根元を腐食し剥がれを起こしたものと考えています。

空気圧管理をしっかりされていて、スライムパンク防止剤の恩恵を受けることなく、スライムパンク防止剤の被害を受けられた典型例だと思います。

スライムパンク防止剤が入っていなければ、入れたとしても性能保証期間の2年が過ぎたところでスライムパンク防止剤を抜いていれば、空気漏れも、チューブ交換もなかったのに、残念です。

今年最後のスライムパンク防止剤?」記事や、

スライムパンク防止剤による腐食実証試験

でも明らかなように、水に不溶のスライムパンク防止剤の変性物ができ、水洗いしてもチューブ内に残ります。

シュワルベ バルブコア腐食」記事のように、スライムパンク防止剤を抜いたつもりでも、バルブの腐食がおこります。」

スライムパンク防止剤を抜くのは、ホイールの重量を軽くする意味しか感じられなくなりました。

修理時に遭遇したスライムパンク防止剤を抜く作業は、新たな意味が見つかるまで、中断します。

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コメント

あのこらさん、
タイトルは面白い故障ですが…面白くない原因で駄目になったようですね。
こういう結果を見ると…
入れる前に功罪の事前説明やこういう腐食による悪影響の事を伝えずに販売は
お客さんにも余計な手間と出費が将来起こり得る現象が必ずある事は伝えないと駄目ですね。
※そんなことが起こるとは思わず入れた事による保険的な安心感の方があった?と思いますが…現実は飛散いや悲惨です。

パンクせず空気圧を適正に管理した自転車のチューブならもう少し長持ちするので
スライムを抜いていれば…防げたかもしれないので残念な修理作業でしたね。

力太郎さん コメントありがとうございます。

残念な修理ではあったのですが、こんなケースで、あさひさんに修理を頼んでいたら、無償でチューブ交換をしてくれたかもしれない、チューブ交換で、修理費用を頂いたことは、正しかったのだろうか?と悩むのが、つらいです。

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