あのこらのブログ: 2015年11月の36件の記事

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2015年11月の36件の記事

2015年11月30日 (月)

今日の業務日記

今日は朝一で錠の修理のご依頼です。
「錆びついて動かない?」とのご依頼だったのですが、カギが掛かったまま動かされたのか、閂と、閂の受け口が干渉して押し合ってしまい、動かせない状態になっていました。押し合いを解消して、変形した受け口を修正して修理完了です。

【コメントでご指摘いただいたので、記事を訂正します。】
コンビニの駐輪場での作業だったのですが、コンビニの駐輪場であまりにひどい自転車を見たので写真を撮ってしまいました。
あまりにもひどい自転車だと思い、写真を撮ってしまいました。
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コメントいただいた通り、私の勘違いで、意図的にデザインされたものでした。
意図的な、フレームデザインだと思いたかったのですが、これはどう見ても、ブレーキの制動力に負けたフレーム(シートステー)の変形です。
こんな粗悪なフレームは売らないで欲しいです。

今後は、もう少し確認してから、記事に致します。

この後は、パンク修理が1件、
長期放置で、エアー抜けした自転車が3件、うち2件は、虫ゴム劣化でした。
パンクチェックが1件
変速ワイヤー交換が1件

の計7件の修理でした。

昨日、値付けした再生自転車は、ご近所でお買い上げ頂きました。
再生作業中から、気にしてくださっていたそうです。
「これは軽い。」と喜んで下さり、今まで乗られていた自転車を頂きました。
ちょっと乗ってみましたが、フレームはしっかりしているので、交換部品は何点か必要そうですが、また再生させようと思います。

2015年11月29日 (日)

今日の修理

川越市内からの修理のご依頼はなく、小江戸マラソンの影響は有りませんでした。

一件はパンク修理のご依頼でしたが、摩耗でタイヤに穴が開いていたためタイヤ交換させていただきました。
BBのガタつきと、前輪ブレーキの利きの悪さがあり、併せて調整しました。

時間は掛かったのですがそれなりに走りやすい自転車になり、満足できる修理でした。

もう一件は、パンクしたタイヤの交換のご依頼で、サイドのゴムがめくれ上がってカーカスが見えていたので、交換せざるを得ない状況でした。
こちらも、BBのガタつきが有りましたが、玉当たりの調整だけでは済まず、ベアリング球に虫食いがあり、リテーナーを交換しました。

実は、その後の修理でちょっと消化不良気味です。
走行テストでハンドルを小刻みに動かすと、自転車全体が揺れてしまい揺れがすぐには収まりません。
前輪のカップ&コーンの緩みもなく、ハブ軸のナットの緩みもありません。
スポークのテンションもありました。
ヘッドのガタは有ったのですが、ガタをとっても揺れは収まりません。
各部の固定に問題がないので、フレームの剛性が低いと結論して修理を終えたのですが、ここまで乗りにくい自転車は初めてでした。

BAAのシールは貼られていましたから、強度はクリアーしているのでしょうがBAAの基準に疑問が湧いた自転車です。

2015年11月28日 (土)

完成したので、販売します。

微調整も、レフレクター、錠、ドレスガードの取り付けも終わりました。

当店のお近くの方で、欲しい方に販売いたします。

防犯登録番号からの推定ですが、販売後14年経過の自転車です。
点検、清掃、防錆剤塗布、組み立て調整済みですので当店で自信を持ってお勧めできます。

ただし、ブリジストンの子供乗せですが、お一人しか乗せられません。
タイヤは、しっかり山が残っていましたので、そのまま使っています。
タイヤの寿命はあと1年と思ってください。
防錆剤の効果も、1年程度とお考え下さい。
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内装3段変速、前輪ブレーキロック付きです。

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頂き物のハンドルカバ^がありましたので、お付けしますが、
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右の下側がほつれています。乗って確かめたところでは、風は防いでくれます。

愛着があって、捨てられないとのことで、頂いた自転車です。
楽しみながら作業したので、当店の、分解整備作業費は頂きません。
交換したニップルと、清掃、防錆に使ったケミカルの実費のみ頂きます。

持ち帰り可能な方への販売ですので、価格は店頭でお確かめください。

2015年11月27日 (金)

あとほんの少し

今日は、修理は1件(パンクチェックとパンク修理)だけでした。
気になったので、ハンドルの傾きと、前輪ハブダイナモの玉当たりは調整させていただきました。

時間が、取れたので頂き物の自転車の組み立てです。
油で汚れた手でレンズを触ってしまったのか、画像がすべてシルキーです。

後輪を組んで、回転をチェックしたら、ブレーキの擦れ音がします。
DINEXブレーキ下側の調整ねじを回しても、解消しません。

先日、ばらしたときに気になっていた、ブレーキシューの跳ね上がりがドラムにあたっているようです。
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ばらしてシューを削りました。
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見づらくてすみません。

擦り音は消えました。ブレーキの当たりも調整できました。
ばらしたついでに、軸部分にグリスアップしておきました。

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         清掃後                      清掃前
コントラストがなくて、良く判らない画像ですね。後日、改めてアップします。

元は、後ろにも子供乗せが付いていましたが、架台がクラス27ではなさそうです。
自転車そのものの設計が、子供2人乗せではなさそうなので、後ろの子供乗せは付けません。

一回り乗ってきましたが、気持ちよく走ってくれる自転車です。

残りは、反射材、錠、ワイヤーキャップぐらいです。
頂き物のハンドルカバーがあるので、季節ですから、付けておこうかと思います。

2015年11月26日 (木)

組み立て開始しました。

部品レベルでの清掃、錆び落とし、防錆処理が終わりましたので、組み立てを開始しました。

以前のお約束通り、チェーン繋ぎは使わず、駒を入れ替えて、全ての駒がピンでの接続にしてあります。
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まだ、完全には固定していませんが、駆動系から、組み始めました。
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時間が取れれば、あと一日で完成予定です。

後輪センター出し

後輪のニップル交換と、スポーク清掃をしたので、ホイール組です。

概ね縦ブレが取れたので、ホイールの横ブレの調整をします。

縦ブレの調整時はブレーキを付けていませんでしたが、横ブレの調整前にブレーキを取り付けました。

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       ブレーキなし                     ブレーキ有り
ブレーキを取り付けると右側のリム間隔検出ネジにリムが当たってしまいます。

ブレーキの固定ネジが掛かるので、ナット分右に振れるのは判っていたのですが、思った以上に振れました。

理由はこれです。
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ブリヂストンのDINEXブレーキですが、カバー内部にさらに構造物がありました。
この厚みの分だけ、想定より、右に振れました。

サーボブレーキはここまでの厚みは有りませんが、バンドブレーキからサーボブレーキやメタルリンクブレーキに変更する場合、厳密にはホイールのセンター出しが必要です。

2015年11月25日 (水)

小江戸ハーフマラソンによる影響

昨年もお約束の時間にお伺いできなかったことがありますが、11月29日(日)は小江戸ハーフマラソンで午前中は川越市内に入れません。

当日に自転車をお使いになる予定があるときは、前日までにご依頼を頂けますよう、お願いいたします。

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2015年11月24日 (火)

BB廻り、ペダル他

先日、クランク廻りを触り終えたので、今日は、ペダルとBBの清掃、グリスアップです。

ペダルは、ガタもなく、スムーズに回っていたのですが、修理にお伺いすると、大半のペダルがグリス切れです。
いつもは、スプレーグリスで一時凌ぎをしていますが、折角の乗りやすく調整できそうな自転車なので、ペダル周りにも手を入れておきます。

クランク側とペダルキャップを外して、外側のベアリングを見てみると、
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スムーズに回っていますが、思ったほどグリスは残っていません。

玉押し固定のナットは12mmです。
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ペダルレンチを併用して緩めます。

玉押しは、15mmの薄肉のソケットでないと回せません。
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シグネット(SIGNET)のボルテックスソケット 15MM を使います。
シティ車のベアリングなので、あまり気にする必要はないと思いますが、内外のベアリング球は、それぞれ纏めておきます。

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清掃後、たっぷりのウレアグリスを入れます。

玉当たりを、調整して、キャップを嵌めれば、組みあがりです。
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玉押しと、ダブルナット用のナットの間に玉押しの周り止めの座金が入っていますが、どうしてもナットを締めると当たりが強くなる時があります。
そんな時は、15mmのソケットで玉押しを緩めて、玉当たりを調整します。
玉押しを緩めては、ナットを締めの繰り返しです。
一応満足できる調整ができました。

続いて、BB周りの清掃、グリスアップです。
ブリヂストンの自転車の左ワンは、周り止めが入っていますが、気にせずロックリングを緩めます。
左ワンはカニ目レンチが必要でした。
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右ワンも穴は大きいですが、カニ目レンチが必要なタイプです。ちょっと嫌な予感です。

左ワンは、難なく外れました。
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右ワンは、やはり、パークツールの工具では力が掛かりきらず回りません。
SUPER Bのカニ目レンチに、延長パイプを掛けたら、こうなりました。
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ピンが曲がってもう使えません。ピンを抜いて、4mmのねじを通し、延長パイプをかましてやっと回りました。

グリスは残っていましたが、固くなっています。
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ワンはきれいです。これも、ブリヂストン特有だと思いますが、リテーナーを使わず、バラ玉で入っています。ベアリング球にも異常は有りません。

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ホイールも外したので、ついでにフレームの清掃もしました。

今日の一番の収穫は、スタンドです。
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     錆び落とし前                       錆び落とし後

見違えるようにきれいになってくれました。
やはり、メッキの質が全然違います。

グリスアップしたBBを組み込んで、今日の作業は終了です。

残る大仕事は、後輪のニップル交換と清掃です。

2015年11月23日 (月)

クランク廻り

前輪の目途が付いたので、クランク廻りに着手しました。

寒い曇りの日だったので、フォーカスが合っていませんが、清掃前です。
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あまりきれいな状態ではないので、ぼけた画像で良かったかも

清掃後です。
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日が暮れ始めたので、手ぶれしないよう意識して撮りました。
清掃前と同じ面が映っていませんが、それなりに見られる状態になりました?

防錆スプレー塗布済みです。

チェーンケースも取り外して錆び落とししましたが、あまりきれいにはなりませんでしたので、画像なしです。

2015年11月22日 (日)

今日の修理

今日はチェーン外れのお客様ご依頼を頂きました。

チェーンの油が切れていたことと、ノーパンクタイヤを履かれていたのが特記ですが、懸念したディレーラーの可動範囲の調整は正常でした、シフトワイヤーのわずかな伸びが有ったので併せて調整しましたが、思い当たる原因がこれといってありませんでした。

夕方4時前にパンク修理ご依頼を頂いたのですが、ちょっと遠方で、「お伺いできますが、到着が日暮れ後になります。」とお答えしたところ、来週の午前中に変更してくださいました。

日暮れになっても、バイクの灯りや、ヘッドランプは準備していますので、それなりの修理環境は作れるのですが、それでも、昼間の明るい作業環境のほうが、作業も楽ですし、細かな部分の見落としも少なくなります。

出来れば、日が暮れる前に、作業を終えられるタイミングでご依頼を頂けると嬉しいですが、お困りの際は、時間を気にせずご依頼ください。

その後で、近場のお客様から、リング錠の作動不良と、暫く乗られていなかったタイヤのパンクチェックのご依頼がありました。
リング錠は注油のみで復活、タイヤのエアー抜けも虫ゴムが切れていたので、虫ゴム交換のみの対処とさせていただきました。
2~3日、様子を見ていただき、エアー漏れがあるようなら、改めて修理にお伺いします。
当然、その際の出張費は頂きません。

2015年11月21日 (土)

新サイズテスト結果

株式会社 ハギテックに注文していた、新しいサイズのシリコーンチューブが届きました。

高強度ローラーポンプ用シリコーンチューブ 
http://www.hagitec.co.jp/arm/ar03.htm
244-1014-02 -内径1.6x外径 3.2

シリコーンゴムチューブ
http://www.hagitec.co.jp/v_21gomu02.htm
02-043-08 -内径1.5x外径 3.0

の2種です。

早速試してみましたが、一瞬で不採用決定です。

肉厚が、0.8mmと0.75mmだったのですが、どちらも、メーター付きポンプで3気圧を超えないと、空気が入りません。

普通の虫ゴムは、1.5気圧~2気圧を超えると空気が入り始めます。

メーターなしの空気入れだと、普通の虫ゴムのつもりで空気を入れると、実際にチューブに入った空気圧は1気圧ぐらい低くなります。

再度、ハギテックさんに、
「内径1.6mm~2.0mm、チューブ肉厚 0.55mm~0.65mmというシリコーンチューブの既製品」
既製品がない場合の特注費用を問い合わせました。

充電器復活しました。

今週の日曜日から、充電器不調で充電できなくなっていた電動バイクですが、新しい充電器を火曜日に発送して頂き、木曜日の夕方には、充電可能になりました。

今まで通り、バイクで、修理にお伺いできます。

ついでにですが、4年間乗り続けて、走行距離が50~60Kに低下したバッテリーも予備を注文しました。

まだ円高だった時代に輸入されたバッテリーの新古品ということで、特別価格で安く譲って戴けることになりました。

修理が重なると、電池の残量に不安を覚えているので、予備バッテリーを積んで走行できないか検討中です。

2015年11月20日 (金)

スポーク清掃、ニップル交換

スポーク清掃の結論を先送りしていた前輪ですが、保管中に、ご覧の通りニップル飛びがおきました。
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否応なしに、ニップル全交換が必要になりましたので、スポークもついでに清掃します。
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上が清掃前、下が清掃後です。
思ったほどきれいになりません。
ステンレススポークかと思っていたのですが、鉄のメッキスポークでした。
ところどころ、錆びもあり、錆び落としして、防錆材を吹きました。

ニップル交換して、振れ取りも終わりました。
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錆び落としもしたもので、スポークが先ほどよりは、きれいになっています。

ニップルとスポークの間には、撥水効果も期待して、シリコーンオイルを滴下してあります。

前輪に合わせて、後輪もニップル交換、スポーク清掃します。

2015年11月19日 (木)

自転車修理屋失格!

今日はとんでもない失敗の記録です。

結果としては、大事に至らなかったのですが、前ブレーキの利かない自転車を作ってしまいました。

先日のニップル飛びのホイールサイズを24インチと記載しましたが、22インチの間違いでした。

今日、組み上げてタイヤを交換しようとして初めて気が付きました。

24インチのつもりで、代替えの24インチホイールを取り付けましたから、前輪のブレーキが全く働かない状態でした。

お客様は、当然気づかれていて、後ブレーキだけで止まられていました。

何故と考えているのは、ホイール交換をした後、ブレーキの利きを確認しなかった理由です。

24インチと22インチを勘違いしたのも、当然不注意なのですが、通常の修理でも、いつもは必ずブレーキのチェックをします。

なぜ今回ブレーキチェックをしなかったのか、一つの理由は続けて何度も修理していたことです。
大丈夫だろうと思いこんでいました。

自転車を修理(触る)することへの緊張感が薄れてきていたのだと思います。
自転車を触れば、何かが変化しているかもしれない。
自転車は人の命を乗せて走っている。
良く言われることですが、段々自分の中でのお題目になって来ていたようです。

難しいですが、今回のことを教訓に、もう一度、自転車修理の仕事の怖さを肝に銘じます。

毎月19日は自転車の空気を入れる日です。

今日19日は、自転車の空気チェックと空気入れの日です。

「毎月19日は、自転車の空気入れをしましょう。」 

今日も自転車に、10分だけ、愛情を注いで下さい。

自転車の、パンクの8割は「リム打ちパンク」と「チューブ擦れパンク」で占められています。

どちらも、空気をしっかり入れる事で、かなり防げます。

異物を踏んで起きる、パンクも、空気がしっかり入っていると、路面との接地面積が少なくなるのと、タイヤが異物を弾いてくれる事で、いくらか防げます。

親指でタイヤの側面を押しても、ほんの少ししかへこまない程度まで、空気を入れてください。
自転車に乗った状態で、タイヤと路面の接する長さが10cm程度が体重で補正した最適の空気圧です。
(軽快車の場合です。スポーツタイプでは、タイヤの適正空気圧が異なります)

不調な空気入れも、パッキンの交換や、油切れを補充してやることで治る場合が有ります。

最近は、シティ車でも外装変速付きの自転車を良く見かけます。見た目はあまりかっこよくないですが、チェーンカバーのついた自転車ではチェーンが雨から守られています。

チェーンは雨にあたると油が流れてしまいます。
油が切れると、チェーンが摩耗したり、錆びて漕ぎが重くなります。
CRCでもいいので、チェーンの油が切れていると感じたら、こまめに油を差して下さい。

乗り心地も良くなりますし、自転車が長持ちします。

2015年11月18日 (水)

ニップル飛び

何度か修理にお伺いしているのですが、ニップル飛びが解消しません。

ニップルの疲労かと思っていたのですが、交換したニップルも飛び始めました。

併せて、タイヤ交換のご依頼も頂きましたので、予備(中古)のホイールを貸し出して、持ち帰り修理です。

24インチステンレスリムにハブダイナモ付きの子供乗せの前輪です。
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ニップルに、かなり負荷が掛かっています。
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#13のスポークが使われているので、ニップルにも曲げの力が掛かっています。

組み方は6本組です。
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ニップルを少しでもまっすぐに引っ張るため、気休めのようですが4本組に変えます。
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ニップルの強度を上げるためもありますが、#13ニップルで、全て組み上げます。

本当は、組みあがりまでアップしたかったのですが、スポークのカット寸法を間違ったようで、ニップル裏からスポークが飛び出してしまいました。
ちょっとがっくりきたので、明日改めてスポークカットとねじ切りです。

2015年11月17日 (火)

別なサイズのシリコーンチューブが有りました。

力太郎さんから教えて頂いた 株式会社 ハギテック に問い合わせたところ、こんなサイズのシリコーンチューブも有りますと、教えて頂きました。

高強度ローラーポンプ用シリコーンチューブ 
http://www.hagitec.co.jp/arm/ar03.htm
244-1014-02 -内径1.6x外径 3.2

シリコーンゴムチューブ
http://www.hagitec.co.jp/v_21gomu02.htm
02-043-08 -内径1.5x外径 3.0

本命は、1.6X3.2のチューブですが、両方取り寄せて試してみようと思います。

バルブコアに縦の筋(金型の跡)があるのを発見したので、この筋に沿った空気の通り道がしっかり遮断できる材質かどうかもチェックする必要がありそうです。

ヘッドパーツグリス交換

少しづつですが作業を進めています。

パーツレベルまで分解して、錆び落とし、清掃、防錆処理をしています。

ハンドル周りの錆は、真鍮ブラシで殆ど落とせました。

ブレーキも、ばらしてアーチのがたつきがなく、スムーズに動くようにグリスアップして再組み立てをしています。

ヘッドにはくるピタが取り付けられていますが、こちらもばらして清掃しグリス交換です。
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完全に分解です。
くるピタの玉押しも、固くは締まっていませんでした、モンキーレンチで緩める事が出来ました。

グリスは、耐水性を最優先で、ウレアグリスを使用します。
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ヘッド下のベアリングも清掃してウレアグリスに交換しました。

組み立て時には、くるピタの玉押しをあたりを確認しながら絞めたのですが、フックナットを締めこむと、フォークの動きが重くなります。
最後の玉当たり調整は、フックナットの絞め加減で調整し、トップナットとのダブルナットで固定しました。

スポークも、研磨剤なしのナイロンたわしで汚れが落ちて、光を取り戻します。
ホイールをばらして、スポークを1本ずつ清掃するか、ちょっと悩み中です。
全体の錆び落としの結果で、決めようと思います。

2015年11月16日 (月)

20インチホイールに装着 その後

昨年の7月に適用外の20インチホイールへの取り付けをしたアット@ランプですが、今日タイヤ交換のご依頼を頂き、その後の状態を確認しました。

異音もなく、正常に動作しているそうですが、防振ゴムはこんな無残な状態になっていました。
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スポークの本数や、組み方による差異に対応する防振ゴムの形状としてはこのリングしかなさそうですが、この状態を見ると、????です。

正常に動いているので、怖くて触れませんでしたが、ハブナットとアット@ランプの間に0.5mmのスペーサーが必要だったかもしれません。

また20インチ車に取り付ける機会があれば、もう少し防振ゴムの当たりを弱くしようと思います。

2015年11月15日 (日)

充電器が逝ってしまいました。

ここ暫く、充電に今までより時間が掛かっていたのですが、今日充電器がうんともスンとも言わなくなってしまいました。

電動バイクの充電が出来るようになるまで、暫くは乗用車で修理にお伺いすることになります。

申し判りませんが修理時に、車の駐車場所のご相談をさせていただきます。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

初めての出番

自転車の修理では、めったに使わない工具です。

#3の+ドライバーです。
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清掃のために前後の子供乗せを取り外すのに使いました。

#2の+ドライバーでも無理に使えば外せますが、ネジの頭とドライバーがぴったり合うとやはり気持ちいいです。

2015年11月14日 (土)

ブリヂストン LittleFriend

修理にお伺いしたお宅から頂いてきました。

どちらのお宅でも、子供乗せの自転車は愛着があって捨てるには忍びないもののようです。

納屋で保管されていたため、10年以上経過したとは思えないコンディションです。

「どなたか。大事に使って下さる方のところに行ければいいんですが。」とのお言葉が添えられています。

外観です。
流石に長く乗られていなかったとのことで、ほこりは積もっていますが、錆びの程度もひどくは有りません。
空気が抜けていたのですが、虫ゴムを交換して空気を入れてやったら、復活しました。
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LittleFriendのラベルがあります。
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スタンドは、普通のスタンドが付いています。
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後ろの子供乗せ
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本来は、子供二人乗せの仕様ではなさそうです。

前の子供乗せ
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純正の子供乗せのようです。

錆が目立つのは、このぐらいです。
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空気を入れて乗ってみましたが、前ハブに左右のガタが有ります。

それ以外の不具合は、乗車点検では感じませんでしたが、子供乗せ自転車として使って頂きたいので、各部分解清掃と、必要な部品交換を行ったら、中古自転車として、販売したいと思います。

おいおい、点検、清掃の記事をアップしていきます。

2015年11月13日 (金)

ヤフオクの虫ゴム

時々ですが、シリコーン製で外径3.2mm内径2mmの虫ゴムと同サイズのチューブがないか探しています。

そんな中で、ヤフオクでシリコーン虫ゴムを見つけました。
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f162262622?notice=clowb

質問はしたのですが、外径不明とのことで、取り敢えず落札してみました。

期待はしたのですが、やはり同じ外径ではありませんでした。
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改めて、指でつぶしてみると、チューブをつぶした時の感触は、どちらもそれほどの差異を感じません。
硬度は、左程変わらないので、バルブからの漏れは、肉厚の所為なのか、シリコーンゴムの別な特性なのかまだ不明です。

2015年11月12日 (木)

バルブからのエアー漏れ?

シリコーンの虫ゴムを評価して頂いているお客様から、パンクの修理のご依頼を頂きました。
お伺いしましたが、パンク箇所は有りませんでした。
チューブを取り出して通常の倍以上の空気を入れて膨らませた結果ですので、まず間違いは有りません。

シリコーンチューブを試していただいているお客様のところでのエアー漏れはこれで2件目です。

諦めきれずに、トップナットを強めに絞めこんで、ダブルナットにし、緩まないようにしました。

今テスト中のシリコーンチューブは、通常の虫ゴムに比べて、厚みが0.1mm薄く、表面もすべすべです。

弾力も厚みが少ないのに、それなりにあります。

通常の虫ゴムに比べて、バルブ内面の微小な傷を塞ぎきれないのかもしれないと思い始めています。

水調べレベルでは、当然漏れは有りませんが、バルブ部分でのエアー漏れが少しずつあるのかもしれません。

ゴムの硬度、厚みにも通常の虫ゴムと同様の数値が必要なのかも?

ヤフオクで、シリコーンチューブの虫ゴムの出品を見つけ、到着待ちです。
通常の虫ゴムと、同じ硬度、厚みであれば嬉しいのですが・・・・

2015年11月11日 (水)

シフトケーブル

暫くといってもここ2~3日のことですが、シフトケーブルの交換が続いています。

アウターの割れとインナーケーブルの不動です。

構造なのか、材質なのか、ブレーキケーブルに比べると、シフトケーブルのほうがアウターの被覆の割れが早いような気がします。

灰色と黒を比べると灰色のほうが耐候性がない気がして、内装3段のシフトケーブルは黒しか準備していません。

内装3段のシフトケーブルはインナーにグリスを塗れないので、気休めかもしれませんが、アウターキャップ内にグリスを充填してからワイヤリングをしています。

2015年11月10日 (火)

うーん?

今日は、ちょっとお客様にご迷惑をおかけしたかも知れません。

「ブレーキが利かないのと、タイヤがパンクしているかも?」とのご依頼でした。

空気がない状態で乗られたようで、擦れパンクと、バルブはがれの併発でした。
流石に、パンク修理はあきらめてチューブ交換で対処させていただきましたが、ブレーキがちょっと悲惨でした。

前後ともVブレーキのクロスバイクです。

ブレーキが利かないのは、シューの摩耗だったのですが、前後とも効いていませんでした。
後ろブレーキは、ワイヤの張りで、対処できましたが。左右のバランスが取れておらず、シューの当たり位置もリムに対してずれていました。

前ブレーキは、片あたりで、完全に溝が有りません。
左のアームの動きが悪いです。
バラしてみたら、ブレーキ台座のグリス切れで、錆び始めています。
グリスアップして、シューを交換して、左右のバランスをとってと少々時間がかかってしまいました。

お出かけの予定があったそうで、修理が終わったら、急いで出かけられました。

時間が掛かってしまいましたが、修理をご依頼頂いた以上、不具合を放置できず最後までやらせていただきました。
もしお出かけの予定等ありましたら、取り敢えず、安全に走れる状態まで修理して、改めての修理や、お出かけ先での修理の続行にも対応いたしますので、その旨ご相談下さい。

「うーん?」とうなってしまったのは、中古で手に入れられたそうなのですが、こんな状態で渡すのか?と首を捻ってしまったせいです。

2015年11月 9日 (月)

無理やりのブログネタ

今日の修理は、擦れパンクが一台のみでした。

お近くに、某量販店のあるお客様でしたが、ネットでの評判が今一とのとこで、当店に依頼を頂きました。

検索で、2件ヒットしたそうですが、当店のほうが検索順位が上だったので、当店に依頼をくださったそうです。

某量販店様については、「パンク修理剤と、バック拡げで悪口は書けますし、敵視する自転車屋さんも多いので、ネットでの評価ではなく、実際にお店に行かれないと実態は判りませんよ」と申し上げました。

検索に関しても、「一応SEO対策はして、上位に来るようにしています。実態は判らないですよ」とお話をしました。

IT関連のお仕事をされているそうで、「検索で上位にいるのは結構大変なので、やはり、上位にいるほうから選びます。」とおっしゃって戴けました。

作業が終わって、「また何かあったら、お願いします。」とおっしゃて戴けたのが嬉しかったです。

今日は、多少暇になるだろうと予感が有ったので、来年の受験用自転車を引っ張り出し、チェーンの繋ぎをミッシングリンクに変えました。
リンクプライヤーがなくても普通のプライヤーで取り付け、取り外しができることの確認は済んでいます。
これでも、多少の時間短縮ができます。

管理ソフトの手直しを進めるつもりだったのですが、パソコンの前でうたた寝をしてしまい,前進はありません。

夕飯は、久しぶりで、広島風のお好み焼き、あのこらバージョンです。
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そば、肉玉ですが、そばが半玉で、麺のほぐしに老酒を使います。
今日のソースは、広島産のミツワお好みソースです。
花かつおは乗せません。

2015年11月 8日 (日)

神奈川県の自転車屋さんが面白い取り組みをされています。

昨日、力太郎さんからコメントを頂き、IRCのサイトを開いて見つけました。

ASP(Active Safty Project)というプロジェクトです。

ASP アクティブ・セーフティ・プロジェクトの3つのメリット

今のところ、神奈川県と町田市が対象のようですが、自転車を安全に、快適に乗るための取り組みとしてはすごく有効だと思います。

200円/一回の点検では、お店としては多分持ち出しになるのでしょうが、自転車さんの存在感の向上にも、一役買ってくれそうです。

埼玉にも広がって、いつでも調子のいい自転車に乗れる環境ができればいいなと思います。

2015年11月 7日 (土)

タイヤ・チューブ交換費用値上げのご連絡

以前にも、少し触れましたが、修理の質が取り敢えず使えればいいというレベルから、長く使える品質を求められるレベルに変わってきました。
(自転車屋さんと同等の修理レベルです。)

今まで使ってきたシンコーのデミングL/LからIRCのCYCLEWAY LongRun 83型に在庫の置き換えが完了しましたので、材料費アップ分の一部ご負担をお願いいたします。

従来のタイヤ・チューブ交換費用を200円値上げさせていただきます。

長く持たなくても安いほうがいいという場合、1週間ほど取り寄せに時間は掛かりますが、お申し出頂ければ、取り寄せの対応は致します。

申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

2015年11月 6日 (金)

AZの品揃えが減りました。

修理時の、点検注油に使っているケミカルはAZのスプレー缶です。

ウレアグリスは常備してくれている店がありますが、

極圧剤入りのチェーン用スプレー缶は
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置いているホームセンターも、建材屋さんもなくなってしまいました。

幸い、建デポで取り寄せてくれたので、5本在庫にすることにしました。多分一年は持つと思うのですが、AZは商品の入れ替わりが早いので、ちょっと心配です。

2015年11月 5日 (木)

RakuMatic分解-2

昨日に続いて、仕事に合間にRakuMaticの分解です。

 

ちょっと強引に-側の端子のはんだ付けを外しました。

 

基盤の実装部です。
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裏面です。
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多層基板にはなっていないようです。

 

左下のU1と書かれたICチップには754202と印字されています。

 

検索でヒットするのはµPD754202ぐらいです。
2000年のNEC半導体総合セレクションガイドにも記載があります、ピン数は20ピンで合っていますが、外観の情報が見つけられていないので、確定できていません。

 

µPD754202だとするとキーレスエントリー用のマスクロムのマイコンチップということになります。
入力を誤魔化すか、モーターの駆動回路に偽の信号を入れてやるぐらいしか、動きを変える方法は無さそうです。

 

とりあえずは、他のチップの規格調べです。

2015年11月 4日 (水)

RakuMatic分解-1

不調のRakuMaticをグリップシフトに変更したいとのご依頼を頂き、不要になったRakuMaticを頂いてきました。

一番の目的は、変速ワイヤーの確認でした。

もし、正常に動作していなければ、修理したい。

可能なら、アップダウンSWの回路が追加できないかな?などと考えています。

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全体です。バックが良くないので、詳細を見たい方はクリックすると拡大します。

専用台座仕様です。
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シフトケーブルのアウターは被服が破れて錆びていますが、固着なしです。
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回転検出用のマグネットも健在です。
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分解開始です。まず電池ケースの蓋を外します。
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コインで開けられるネジ2本を緩めると開きます。
単三4本の直列です。

裏ぶたを開けると、ワイヤーが確認できます。
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ネジ固定かと期待したのですが、両太鼓でした。
専用のインナーケーブルが必要です。

インナーケーブルは押し込んでやると外れます。
続けてEリングを外します。
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黒ねじ以外のネジを4本外して、ワイヤー引きの部品を外すと、内部機構が見えます。
リードスイッチの配線が邪魔になって外れませんが、引き抜いてやると、配線は外れます。
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黒ねじを外して、
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電池ケース側のねじを3本外すと

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駆動部が出てきます。

ギヤは、軸に通しているだけです。
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モーターも押し込んでいるだけです。
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基盤からの配線が繋がっているので、半田ごてが必要です。

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オーバーランの制御だと思いますが、マイクロスイッチも結線されています。
電池ケースの、+-端子も基盤に直付けで、はんだを除去しないと、基盤が出てきません。

本業もあるので、今日はここまでです。

基盤が出てきたら、回路図に落とせるでしょうか?

2015年11月 3日 (火)

2015.11.03の異物

8月にお伺いし、10月17日にもお伺いし、今日で3回目のパンク修理です。

3回目でやっと原因の異物が見つかりました。
昨日の雨で、顔を出してくれたようです。
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お客様も、良くお付き合いくださったと感謝です。
今日見つけられなければ、タイヤを交換させてくださいとお願いしてからの修理でした。

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タイヤのトレッド部の厚みより短かったです。
タイヤ内に隠れていたのかもしれませんが、やはり見つけられなかったのが悔しいです。

でもこれで一安心です。

次回のご依頼が3年後で有りますように!

2015年11月 2日 (月)

ミニバースト

パンク修理剤が漏れ出していたので、良く穴の形状が分かりませんでした。
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やすりを掛けて、ようやく全容が見えました。
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バーストっぽいですが

タイヤが剥がれていました。
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バーストして剥がれたのか、タイヤが剥がれてバーストしたのかいずれにしてもこれでは不安なので、タイヤ交換させていただきました。


2015年11月 1日 (日)

2015.11.01の異物

リピータのお客様ですが、いつもとは違う自転車のパンク修理でした。

「急に抜けたので。何か踏んだかも」との事で、外側をチェックしたら有りました。
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釘の先端のようです。

タイヤの中はこんなです。
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チューブを突き抜けています。

チューブを取り除きました。
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とがっていないほうが、タイヤ内に残っていたので、他もチェックしましたが、貫通の2個の穴だけでした。

いつもより、ちょっと縮小していますが、頭の折れた釘のようです。
痩せているので、錆釘が路上で磨かれたのかもと思いました。
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今までで一番大きな異物でしょうか


出張? 訪問?

当店では、業態を自転車出張修理としています。

実は、最初にホームページを作る時、出張修理とするか、訪問修理とするかちょっと悩みました。

決めたのは、自転車出張修理と自転車訪問修理で検索をして、ヒット件数の数と、ヒット内容の質で、出張修理と決めたのですが、なぜ、訪問ではなく出張なのか疑問を残したままでした。

昨日、出かけた帰りにたまたまですが、訪問美容の車とすれ違ったので、改めて孫と2人で考えてみました。

「訪問美容とか、訪問歯科っていうよね。」
「パソコンは出張サポートが多いよ。」
       ・
       ・
       ・
       ・

などと言いながら、

「訪問って家に入るイメージだよ。自転車修理は屋内に入らないから出張のほうがぴったりだよ。」

とのことで、語感としては出張のほうが自転車修理には似合うという結論になりました。

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