あん先生

あん先生

教員・食生活アドバイザーです!

⭐︎腸内環境を良くする方法

【はじめに】

人間にとってとても大切な器官である腸。

腸内環境をよくすると、身体が良くなるだけでなく、メンタル面でもよい結果が得られます!

 

😶腸内環境とは?

😶なぜ腸内環境が大切?

 

これらは以前の投稿でご説明してます。

もしまだの方がおられました、ぜひご覧ください!

 

【腸内環境をよくする方法】

腸内環境をよくする基本は、食事と生活習慣の見直しです。

 

▼食事

✅プロバイオティクス

適切な量を摂取することで健康に有益な効果をもたらす微生物のことです。

良い菌をとることですね。

代表的なものは乳酸菌やビフィズス菌などで、腸内環境を改善して免疫機能を調節するなどの効果がります。

ヨーグルトやチーズ、納豆、味噌、キムチなどの発酵食品に多く含まれます。

 

✅プレバイオティクス

消化管上部で分解・吸収されず、大腸で有益な細菌の栄養源となる食品成分です。

菌のエサのことですね。

腸内フローラのバランスを改善し、整腸作用やミネラル吸収促進などの効果があるとされています。

オリゴ糖や食物繊維を含む食品に多くみられます。

 

✅シンバイオティクス

《プロバイオティクス》と《プレバイオティクス》を組み合わせたものは《シンバイオティクス》と呼ばれます。

この組み合わせにより、腸内環境がより効果的に整うとされています。

プロバイオティクスは町内に有益な菌を直接供給し、プレバイオティクスはそれらの菌の栄養源となります。

 

この相乗効果により、腸内フローラのバランスが改善され、免疫力の向上や感染症の予防、炎症の抑制などの健康効果が期待されています。

 

例えば、以下のような食事が当てはまります。

・ヨーグルト+バナナ+きなこ

ヨーグルトにスライスしたバナナときなこを加えます。

 

・納豆+キムチ

発酵食品同士の組み合わせで、手軽に腸内環境を整えます。

 

・味噌汁+きのこ+わかめ

食物繊維が豊富なきのことわかめを加えた味噌汁は、腸活に効果的です。

 

▼生活習慣

✅適度な運動

・ウォーキング

・多要素運動(有酸素運動、筋力トレーニング、バランス運動、ヨガなど)

・日常活動(家事をする、通勤時に歩くなど)

 

✅よい睡眠

質の良い睡眠を心がけ、脳と腸の健康を保つ。

・体温調整:就寝1〜2時間前にぬるめのお風呂(40℃以下)に入り、体温を下げる。

・副交感神経の優位化:深呼吸やゆっくりとしたストレッチでリラックスする。

・朝の光:朝日を浴びて体内どけをリセットする。

・適度な運動:週3〜5回、20分程度の有酸素運動を夕方に行う。

・夜のルーティン:スマートフォンの使用を控え、気になることをメモに書き出す。

・枕の調整:頭の角度が立っているときと同じになるよう高さを調整する。

 

【おわりに】

食事と運動、生活習慣を整えることで腸内環境もよくなります。

腸内環境が良くなると、身体の不調が改善されるだけでなく、精神面や免疫などにさまざまな効果があります。

「乱れているな」と感じている方は、いちど見直してみるのはいかがでしょうか。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

ご参考になれば、幸いです。

⭐︎なぜ腸活が大事?

《腸活》という言葉をよく耳にするようになりました。

 

腸活とは、腸内環境を整えるための活動です。

具体的には、食事内容の見直しや適度な運動を通じて、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを改善することです。

 

今回は、なぜ腸活が大事かを説明します。

 

【そもそも腸は何をする器官?】

腸は消化管の一部です。

体の中で重要な役割を担っています。

 

・消化と吸収:食べ物を消化し、栄養素を吸収する役割があります。

・水分吸収と排泄:食べ物のカスから水分を吸収し、弁を形成して排泄します。

・免疫機能:外敵から体を守るため、多くの免疫細胞が集まっています。

 

腸の中には、たくさんの腸内細菌がいます。

腸にびっしりといる様子がお花畑のようなので「腸内フローラ」とも呼ばれています。

そんな細菌は、三種類に分類されます。

 

・善玉菌:健康によい影響を与える細菌で、腸内環境を整えます。

・悪玉菌:健康に悪影響を与える可能性がある細菌です。

日和見菌:通常は無害ですが、体調が悪化すると悪玉菌として働くことがあります。

 

一般的に、腸内細菌の中で最も多いのは日和見菌です。約7割を占めているともいわれます。

次に善玉菌が多く、悪玉菌と続きます。

このバランスは個人差がありますが、崩れてしまうと腸に悪影響を及ぼすのです。

 

【現代人は腸が不健康?】

「ストレス社会」と呼ばれる忙しい現代人。

腸の健康状態は、いくつかの要因で悪化していることが指摘されています。

 

✅食生活の変化

食物繊維の摂取量が減少し、加工食品や添加物の摂取が増加しています。

これにより、腸内の善玉菌が減少し、悪玉菌が増える傾向があります。

 

✅ストレスとライフスタイル

不規則な生活やストレスも腸内環境に悪影響を及ぼし、腸疲労を引き起こす原因となります。

 

抗生物質の使用

抗生物質の多様により、腸内細菌の多様性が減少していることも報告されています。

 

【腸活の重要性】

腸内環境を整えることで全身の健康によい影響を与えます。

 

✅便通の改善

善玉菌が増えることで便秘や下痢が改善されます。

 

✅免疫力の向上

腸には多くの免疫細胞が存在し、腸内環境が整うと免疫機能が強化されます。

 

✅精神の安定

腸と脳は相互に影響し合っており、腸内環境が良くなるとストレス軽減やセロトニン分泌の促進につながります。

 

✅肌トラブルの減少

腸内環境が整うと、便通が改善され、体内の毒素が減少するため、肌荒れやニキビが減少します。

 

✅美肌効果

善玉菌が増えることで、腸内が弱酸性に保たれ、悪玉菌の活動が抑えられます。

これにより、肌のハリやツヤが向上します。

 

代謝の向上

腸内環境が整うことで、食物の消化や栄養吸収が効率的になり、基礎代謝が上がります。

 

✅食欲のコントロール

腸活によって満腹感が向上し、過食を防ぎやすくなります。

 

✅脂肪蓄積の抑制

善玉菌が増えると短鎖脂肪酸が生成され、脂肪細胞への栄養取り込みを抑えます。

 

✅痩せやすい体質

痩せ菌と呼ばれる腸内細菌が増えることで、自然と痩せやすい体質がサポートされます。

 

「腸脳相関(Gut-Brain Axis)という言葉もあります。

腸と脳が密接に影響しあうということです。

 

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、独自の神経ネットワークを持ち、自律的に活動できます。

 

この相関は、自律神経系やホルモン、腸内細菌を介して行われ、ストレスや腸内環境が脳に影響を与えたり、逆に脳の状態が腸に影響を及ぼすことがあります。

 

学者によっては、脳よりも腸の方が私たち人間の行動をコントロールしているという人もいます。

 

腸には、悪玉菌と善玉菌(日和見菌も)いると述べました。

 

悪玉菌が多い人は、悪玉菌が欲するものを食べたがります。

具体的には、こってりラーメンや揚げ物、甘いお菓子などです。

 

これらをとると、より悪玉菌が増殖する→もっと悪玉菌が好きな食べ物が欲しくなるという悪循環に陥ります。

 

おデブ街道ですね。笑

当然、体や精神の状態も悪化します。

 

逆に、善玉菌は野菜やフルーツ、薄味のものを好みます。

善玉菌がたくさんいる人は、海外セレブと言われてイメージするようなクリーンな食生活を好むことが多いです。

 

このように、私たちは腸によって行動させられているのかもしれません。

腸活をすることによって腸内環境を整え、最善の行動ができたら素晴らしいですよね。

 

【おわりに】

実は、腸が私たちの体に大きな影響を与えていたことがお分かりただけたでしょうか。

だからこそ、腸をきれいにする、きれいに保つことが大切です。

 

では、どうすれば腸内環境がよくなるのか。

それはまたご説明することにします。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

ご参考になれば、嬉しいです。

⭐︎小学校教員になるまで③大学4年生

【はじめに】

私が小学校教員になるまでの道のりを書きます。

今回は、大学時代編です。

 

😶小学校の先生に興味がある!

😶人の人生を見てみたい!

 

という方にお楽しみいただけたらと思います。

自分のことを書くのは少し気が引けますが…

読んでいただけると嬉しいです。

 

【春】

中学校の教育実習に行きました。

出身校での実習だったのですが、私を担当してくださる先生は、講師経験が長いものの、1年目の先生。

教科は数学で、厳しい先生でした。

 

実習一日目に、学級日誌を見せられて

「学級日誌にあなたのことが書かれていない。

それほど印象にないということ。

もっと子どもに関わりなさい。」

と言われました。

 

「そんなん、書いた子のさじ加減やん!」

と私は思いました。笑

 

実習三日目には、担当の先生が初任者研修に行くので、一日担任として、学級を任されました。

帰って来られた先生に、お叱りを受けた記憶があります。

できていないところばかり目についたのでしょう。

まだ三日目なのに…というのは甘えでしょうか。

 

中学校の実習では、厳しい先生の指導で、何度か涙が出てきて、早く終わって欲しい!と切に願いました。

 

指導の後に廊下で泣いていると、隣のクラスの先生が

「わかるよ。私もあの先生、いなくなって欲しいと思うことあるもん。」

と慰められたこともあります。笑

 

 

採用試験の方も、進んでいきました。

履歴書等の必要な書類を作成します。

出願は、インターネットを通じて行いました。

 

春休みから引き続いて、面接練習をしました。

 

教職教養の勉強を中心に学習を進めました。

何度も参考書を解きました。

 

専門(小学校の教科)の試験もあったのですが、一般教養と重なる部分があったので、あまり本腰を入れてやるというかんじではありませんでした。

 

私が受験した自治体の試験には、水泳の試験も含まれます。

カフェで昼か夕方までアルバイトをして、帰りに市民プールで泳いで帰る日もありました。

水泳はできたので、練習の必要はなかったのですが、勉強のストレス発散にもなりました。

 

【夏】

試験本番です。

 

面接試験(集団面接)から始まります。

 

試験まで残り1週間というときに、面接練習で先生に言われました。

「あなたは肝が座りすぎている。新卒のウリであるフレッシュさが足りない!」

と。

 

どうしてよいか、わかりませんでした。

先生に尋ねても、「どうしようもない」と言われてしまいました。

 

その結果、面接のテーマは「とにかくニコニコ」。

試験管のおばさまもつられて笑ってしまうくらいに、ピカピカ笑顔で挑みました。

私が集団面接を通過した理由は《スマイル点》だと思うほどです。笑

 

筆記試験の学習も進めていました。

この頃には、もうほとんど頭に入っていたので、毎日さーっと目を通すだけでした。

 

私は、大阪府滋賀県の試験を受験していました。

 

大阪府の試験では、一次試験の筆記(SPIと教職教養)と集団面接に合格。

二次試験では、個人面接に合格。

 

滋賀県の試験では、一次試験の集団面接と筆記(教職教養と一般教養)に合格。

 

ここまでは日程が重ならずに、順調に進みました。

 

しかし、大阪府の三次試験と滋賀県の二次試験の日程が重なってしまったのです。

どちらも最終試験です。

 

実は、大阪府の二次試験直前に、祖母が亡くなってしまいました。

しかし、試験が控えている私は実家に帰ることができずに、祖母の葬儀に参列することができなかったのです。

涙を飲みながら試験対策をした思い出があります。

そのため、大阪府の試験には思い入れがありました。

 

一方で、滋賀県では両親が教員として働いています。

実家で少しラクをしながら、両親の知り合いもいる環境であると、働きやすそう。

滋賀県も捨てがたかったのです。

 

大阪府の試験に行くか、滋賀県か。

とても悩みました。

 

大阪府の場合、三次試験の面接+模擬試験の前に水泳の試験があったので、そちらは受験して、ギリギリまで迷えるようにしました。

 

試験の前日まで悩みました。

 

結果として、滋賀県の試験を受験しました。

よく知っている土地だという安心感と、得意とする音楽が試験科目にあったからです。

 

滋賀県の二次試験は、一日がかりです。

試験日までの別日に、水泳の試験で50mを泳ぎました。

そして当日。

音楽(歌唱・リコーダー・ピアノ)の試験では、その日のいちばん最初の受験生でした。

朝なので、うまく声が出ず…

歌唱では、ほとんどの音が外れていました。笑

得意のピアノでは、試験監督の先生が大きく頷くほど上手に弾けました(思い上がりだったらすみません)。

 

演技の試験は、変わっていました。

6人ほどのチームで別室に連れて行かれ、昔話の台本を渡されました。

「これから、猿かに合戦の演技をしていただきます。

時間内に役割と演技内容を考えてください。

目の前に子どもがいると思って演技をしてください。」

と指示されるのです。

 

「私は猿役!」

「では、私は蜂の役割をします」

といったかんじで配役を決めたら、演技をします。

 

正直に申し上げると、何のための試験かはさっぱりわからなかったのですが、話し合いを上手に進めてそれなりの演技をすればよいと思っています。笑

 

模擬授業では、準備した通りに行うことができました。

その後に、簡単な英語の質疑応答があります。

①YesかNoで答えられる質問

②文で答える質問

の2問で構成されています。

 

後に他の受験生に聞くと、②の問題は

「どんなスポーツが好きですか」

「趣味は何ですか」

などの、中学生英語で答えられるものだったそうです。

 

私の場合は、

①「子どもは好きですか」

ーYes, I do.

②「なぜ子どもが好きなのですか」

ー困った…

日本語で答えるのも難しい質問です。

私はどうにかこうにか答えましたが、なぜかこの難しい質問をされてしまいました。笑

中学校と高等学校の英語免許があるということが書かれていたからでしょうか。

 

最後に個人面接がありました。

なんとか答えていたのですが、

「虐待を受けている子どもを見たときに、どうしますか」

という質問がありました。

 

咄嗟に私は

「保健所に通告します」

と答えてしまいました。

 

…ん?おかしいぞ。

確か、保健所ではなかった。

何だったか思い出せない。

でも、違う!

 

そんな考えが、答えた次の瞬間に頭をぐるぐると回りました。

 

そして

「関係機関に連絡します」

と、苦し紛れに言い直しました。

 

《関係機関》という、少しもやっとするが間違いではない言葉に変換しました。

 

この瞬間、試験に落ちることを覚悟しました。

 

 

試験直後から絶対に落ちた確信があったので、もう開き直って、一年間フリーターをしよう、いや、フリーターがしたい!と思っていました。

 

【秋】

アルバイトは3つ掛け持ち。

カフェ、フレンチイタリアン、居酒屋です。

モーニング、ランチ、ディナーの時間にそれぞれ入って、朝の7時半から夜の22時半まで働くという毎日を過ごしました。

 

アルバイトが楽しすぎて、むしろフリーターでありたいと思い、教員採用試験のことは忘れ去っていました。

 

いつものようにカフェで夕方まで働き、次の居酒屋バイトまで少し時間があった日のことです。

「そういえば、今日が合格発表の日だ!」

と、カフェでのアルバイト中に思い出しました。

 

働いていたカフェのバックヤードにパソコンがあったので、バイト終わりに合否発表を見てみることにしました。

 

期待せずに番号を探すと

…合格していました!

 

これには、私自身がいちばん驚きました。

すぐに店長に「私、4月から働けます!」と報告したほどです。笑

 

このようにして、私は小学校の先生になることができました。

♡合成保存料

世の中が便利になったのには、食品添加物の活躍もあります。

 

例えば、昔は朝に買った豆腐は夕方にはダメになっていました。

しかし今では、スーパーで購入した豆腐が何日も先に賞味期限を迎えるということも珍しくありません。

 

夕食の準備もラクになりましたね。笑

 

でも、食品添加物を摂取し続けてもよいものでしょうか。

 

今回は、《合成保存料》の危険性についてまとめました。

 

【合成保存料とは】

合成保存料とは、食品の腐敗や変質を防ぐために添加される化学合成された保存料です。

 

主な合成保存料:安息香酸、ソルビン酸、デヒドロ酢酸など

 

これらは細菌やカビの繁殖を抑えるために使用され、食品の安全性を保つ役割を果たします。

 

これらの保存料は、特に加工食品で広く使用されていますが、健康への影響が懸念されることもあります。

 

【影響】

✅発がん性のリスク

合成保存料である安息香酸ナトリウムソルビン酸カリウムは、白血病や発がん性の危険性が指摘されています。

 

✅腸内環境への影響

腸内環境を悪化させ、アレルギー症状を引き起こしたり、セロトニンの分泌を減少させる可能性があります。

 

✅肝臓や腎臓への負担

解毒やろ過作用を担う臓器に負担をかけ、代謝に悪影響を及ぼすことがあります。

 

【改善策】

✅手作り料理を心がける

新鮮な食材を使って自宅で料理することで、保存料を含む加工食品の摂取を減らせます。

 

✅加工食品を控える

冷凍食品やレトルト食品、スナック菓子の利用を控え、自炊を増やすことが効果的です。

 

✅自然由来の食品を選ぶ

無添加やオーガニック食品を選び、食品ラベルを確認して添加物が少ない商品を選びましょう。

 

【おわりに】

《合成保存料》は、世の中を便利にしましたが一方で危険な面もありそうです。

 

私は、台所にないもの(自然でないもの)はなるべく摂らない生活を推奨しています。

原始時代や江戸時代になかったものは基本的に人体にとって慣れないものだったり悪いものだったりするからです。

 

しかし、現代社会に生きている私たちは、これらの食品ともうまく付き合っていかなればなりません。

 

知って食べるのと知らずに食べるのでは、大違いです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

ご参考になれば、幸いです。

⭐︎小学校教員になるまで②大学1年生〜3年生

【はじめに】

私が小学校教員になるまでの道のりを書きます。

今回は、大学時代編です。

 

😶小学校の先生に興味がある!

😶人の人生を見てみたい!

 

という方にお楽しみいただけたらと思います。

自分のことを書くのは少し気が引けますが…

読んでいただけると嬉しいです。

 

【1年生】

大学生活では、学生寮に住んでいました。

入寮の日に、徹夜で学歌と寮歌を覚え、翌日にテストがありました。

大声で歌うのです。

マナー試験もありました。

先輩との乾杯の仕方からお店での注文方法、おごられ方まで…笑

おかげで、社会人としてのマナーを学ぶことができました。

 

大学で、初等教育を専修しました。

1年生では、語学や一般教養を中心として、教育学の基礎のようなものも学びました。

また、週に1回、小学校でボランティアをするフィールドワークもありました。

 

夏頃までは寮の友人と一緒に、ボランティア部に入っていたのですが、夏合宿の後にやめました。

 

入学して間もなくの4月からアルバイトを始めました。

最初は、炉端焼きのホールでお仕事をしました。

18時か19時ごろから22時半ごろまでの勤務です。

まかないを食べてから帰れるところが魅力でしたね。

バイト仲間は同年代が多く、気の合う仲間でした。

 

成績は、優良でした。

授業には真面目に出て、試験勉強もしっかりとしました。

 

支援学校への実習へ行ったのも、1年生のときでした。

2日間の実習でした。

 

 

【2年生】

あいかわらず毎日、大学に通いました。

一般教養の残り単位を習得し、教育学や各教科の必要単位も取りました。

 

アルバイトも続けました。

炉端焼きのアルバイトに加え、朝と昼に働けるカフェのアルバイトもしました。

試験前はアルバイトをセーブして、試験勉強に励みました。

 

必修の実習で、介護福祉施設にも行きました。

春休みに5日間、割り当てられた施設での実習です。

 

 

【3年生】

公立学校の教員になるには、教員採用試験に合格しなければなりません。

3年生になると、教員採用試験が近くなってきます。

おのずと意識するものですね。

 

9月には、地元の小学校で教育実習をしました。

1年生といっしょに6週間を過ごしました。

教育実習中には遠足(水族館)や、運動会もありました。

 

最初の2週間ほどは、先生方の授業参観や座学の研修が主となりました。

それから徐々に教壇に立っていきます。

最終週には、研究授業があります。

教育実習は、この研究授業を目指して組まれていると言っても過言ではありません。

たくさんの先生方や大学の教授が、教壇に立つ自分を見にこられるのです。

(私の場合は田舎だったので、大学の教授にはご足労いただけませんでしたが‥)

 

教育実習が終わると、教員採用試験に向けて勉強を進めました。

教職教養と一般教養(大阪府の試験対策で、SPIの勉強も)です。

大学や寮の図書館を利用して、少しずつ学習しました。

 

年が明けると、アルバイトをセーブして学習を進めるようになりました。

 

春休みになると、大学の教職支援センターが実施する面接対策に参加するようになりました。

先生と一緒に受講している学生に面接をみてもらうのです。

先生は何人かおられたのですが、どの先生も厳しくて…

四苦八苦させられました。

涙目になりながら面接練習をしたこともあります。笑

 

3月になると、履歴書の作成です。

ここでも教職支援センターの助けをお借りしました。

何度も何度も履歴書を持っていき、細かく添削していただきました。

 

【おわりに】

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

私がどのようにして小学校教員になったのか、その続きも書いていきます。

もしよろしければ、ご覧ください。

♪【いま求められる力】「非認知能力」とは

【はじめに】

「しっかり勉強しなさい!」

小さい頃にご家族から言われた方はおられませんか。

 

では、「勉強」とは何なのでしょうか。

国語・数学・理科・社会…

そんな教科の学習だけでしょうか。

 

いまは、本やインターネットでいくらでも教科の学習ができる時代です。

そうだとしたら学校は必要か?

 

実は、学校で学ぶのは、テストで点数が出せる教科の学習だけではないのです。

 

学校は、「非認知能力」を学習する場でもあります。

いま求められている能力の一つである「非認知能力」について解説します!

 

【「非認知能力」とは】

国語や数学などは、テストをすると点数という数値化ができますね。

しかし、非認知能力は、テストの点数やIQのような数値で測れないスキルや特性のことです。

具体的には、コミュニケーション能力、協調性、共感力、忍耐力、創造性、自己抑制、目標達成の意欲などが含まれます。

 

この能力は、幼児期に大きく発達し、その後の人生においても重要な役割を果たします。

 

非認知能力は、探究学習や協働活動を通じて育まれることが多く、子どもの将来の成功や幸福に寄与するとされています。

 

【非認知能力が重要な理由】

非認知能力は、社会問題の解決や予期せぬ事態への対応に役立ちます。

 

変化の激しい時代です。そこに対応する力が必要です。

今までは、先人が見出した答えを勉強するだけでよかったかもしれません。

しかし、これからは自分で問題を見つけて自分で解決することが求められます。

 

環境破壊や貧困などの問題に対処するために必要とされています。

また、災害やパンデミックのような不足の事態でも的確に判断し行動する力が求められます。

 

大学入試や就職活動においても、個人の人間性や協調性が評価されるようになっており、非認知能力が試されています。

 

【学校での取り組み】

✅共感的コミュニケーション

子どもが自分の気持ちや考えを発表し合い、聞き手は否定せずに聴くことを大切にする活動が行われています。

子ども同士が意見を交換し合うことで、他者理解や感情表現の能力を高めます。

 

✅演劇教育

他人の立場に立って物事を考え、多角的な視点を養うために、演劇を取り入れる学校もあります。

 

✅集団スポーツ

リーダーシップや協調性を養うために、集団スポーツが奨励されています。

 

✅探究学習

子どもが主体的に課題を設定し、情報収集や分析を通じて問題解決を図る活動が行われいています。

これにより、思考力や判断力、協力力が養われます。

 

✅SELプログラム

社会性と感情の学習を通じて、自己理解や対人スキルを育成するプログラムが導入されています。

 

【家庭でできる取り組み】

✅工作やブロック遊び

創造力や想像力を養うために、子どもが自由に工作やブロック遊びをする機会を設けます。

 

✅絵本の読み聞かせ

物語を通じて想像力や共感力を育むため、絵本を読み聞かせ、感想を話し合います。

読後に登場人物の気持ちを一緒に考えることで、さらに効果的です。

 

✅日常的なお手伝い

家事を通じて責任感や協調性を育てるため、日常的に簡単なお手伝いをさせます。

テーブル拭きや箸並べなど、小さな家事を継続的に手伝わせます。

 

✅自由な遊び

親が指示せずに自由に遊ばせることで、主体性や問題解決能力を伸ばします。

 

✅子どもの興味を応援する

子どもが好きなことや興味を持った活動を否定せず、ポジティブに励まし、好奇心を育てます。

 

✅愛情の深い関わり

無条件の愛情を注ぎ、子どもの自己肯定感を高めます。

 

✅コミュニケーションの重視

子どもの考えや感想を否定せず、「どう感じだの?」と問いかけ、思考を深めるサポートをします。

 

【おわりに】

未知の時代に対応するための力「非認知能力」。

コミュニケーションや創造性、忍耐力などが必要になってきます。

 

学校教育でも、非認知能力が重要視されるようになってきています。

ご家庭でも意識すると、子どもの将来に役立ちそうですね。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

ご参考になれば、幸いです。

⭐︎小学校教員になるまで①〜大学生

【はじめに】

私が小学校教員になるまでの道のりを書きます。

 

😶小学校の先生に興味がある!

😶人の人生を見てみたい!

 

という方にお楽しみいただけたらと思います。

自分のことを書くのは少し気が引けますが…

読んでいただけると嬉しいです。

 

【生まれ〜小学生】

三人兄弟の真ん中として生まれました。

父親は、中学校の音楽教師。

母親も、もともとは中学校の音楽教師。

仕事を辞めていた時期もありますが、私が物心ついた頃からは、小学校の講師として仕事をしています。

 

兄とは1歳違いのため、私はいつでも兄といっしょにいました。

近所にはなぜか男の子しかいませんでした。

毎日その子たちと走ったり自転車に乗ったり、時にはテレビゲームをしたりして遊んでいました。

 

運動はできる方で、住んでいた市の全ての小学校が集まる連合運動会では、リレーでアンカーを走ったり、走り幅跳びで1位を獲得したりしました。

 

勉強は、中の中。

5年生の時に、算数の先生が100マスプリントをたくさん用意してくださり、そのプリントをこなすのにハマりました。

 

ピアノを習っていました。

自分で言うのも何ですが、なかなかにできた方です。

小学校高学年の時には「ピアノで憧れています!」という後輩もできるほどでした。

ただし、練習は大嫌い。

練習をしなくても、ある程度はできてしまったのです。

ピアノの先生に、年賀状で

「どんな天才でも練習をしない人はいません」

と書かれていました。笑

 

読書が好きでした。

よく読んでいたのは、小説です。

特に、アレックスシアラーさんの本です。

図書館へ行ってたくさんの本を借り、貪るように読みました。

 

【中学生】

部活は、吹奏楽部。

ホルンやトランペットといった楽器を演奏しました。

練習は苦手で、おさぼりすることも…

 

友人は広く浅く。

放課後にプリクラを撮ったりマクドナルドでたむろしたりする時期もありました。

 

入学時の成績はよかったのですが、徐々に落ちていきました。

特に、理数科目は苦手。

希望する高校への進学も危ぶまれるほどになってしまいました。

 

【高校生】

中の中(もしくは、それより少し上?)くらいの高校に進学できました。

高校までは、自転車で40分ほどの道のりでした。

 

あいかわらず吹奏楽部。

通学時間がやや長かったこともあり、ここでも少しのおさぼり。

 

入学当初の成績は真ん中くらい。

しかし、最初の中間試験で、物理基礎の科目が9点。

危機感を抱きました。

学年順位が120位の私に比べて、周りの子は2桁。

「これはやばい」と。

高校生活を通じてテストの学年順位を落としてはならないというルールを作りました。

そうすると、勉強がゲームのように楽しくなりました。

あれよあれよと順位を上げ、2年生の頃には学年1位をキープするようになりました。

 

この時にはなんとなく「先生」になるのだろうなと思っていました。

親が先生で、学校に行っても先生しかいないのですから、先生という職業しか知らなかったのです。

新しい職業を知って就職するということに不安を感じていたのですね。

 

先生になるには、大学に行かなければなりません。

高校生活では、そのためにも勉学に励みました。

 

2年生の夏休みには、10校ほどのオープンキャンパスに参加しました。

遠足気分です。笑

3年生になったら受験勉強に打ち込みたいと考え、先を見据えて2年生の時に行きました。

全て教員免許が取得できる大学です。

大学のイメージを持つことができ、目標がはっきりしました。

 

いくつかの大学を受けて合格しました。

その中で、一人暮らしができてある程度の大学を選びました。

 

【おわりに】

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

私がどのようにして小学校教員になったのか、その続きも書いていきます。

もしよろしければ、ご覧ください。