暖かくなってきたので、テラスでバーベキューの季節だ。『換気扇を自作する』という力技で、冬でもサンルームでたまにやっていたが、完全に屋外だからもう煙を気にする必要もない。



バーベキューといっても、そんなにたいしたものは焼かない。ただ炭をおこして、ししとうやシャウエッセンやほっけを焼いて食べるだけだ。牛肉はあまり焼かない。少量しか食べられないからだ。歳だねぇ。



これまで大福は興味なさそうに室内にいたが、アウトドア用の椅子を買って強制的に同席出来るようにした。



炭の準備が出来たら、まず砂肝を焼く。ちなみにこれは大福用で、ここでの我々用はししとうとシャウエッセン。



なんで炭までおこしてテラスで食べるのかというと、ビールが旨いからである。都内はもちろん、腰越でもベランダでバーベキューなんて近所迷惑で出来なかったが、山なら何も気にしなくていい。さらに炭火で焼くとだいたいなんでも2割増で美味しく感じる。



砂肝が焼けたので、冷ましてから食べやすいひと口サイズにカットしてあげる。大福への思いやりである。



どうだ、美味しいか。炭火で焼いた砂肝なんて最高だろう。



大吉も食べな。美味しいぞ。ほら。



今はいいらしい。そうですか。ラブラドールがこんなことしたら即病院レベルだが、大吉はこういうやつなのだ。あーあ、せっかく焼いてやったのに。



ラッキー！









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