少し前にアマゾンで予約して、楽しみにしていたものが届いた。それがこれ。ストーンズの
『トータリー・ストリップド』。1995年に行われた「ヴードゥー・ラウンジ・ツアー」の合間に行われたレコーディングや小規模ライブのもようを収めたドキュメンタリー作品(DVD+CD)。これを待っていたのだよ。
1995年といえば、今から21年前。なぜ今頃になってリリースしたのかは知らないが、当時はまだ24歳の好青年だった私も、来日公演は新幹線に乗って東京ドームまで観に行ったもんです(当時は大阪在住だったので)。ただ、今回の映像はアコースティックセットでのレコーディングや、小規模会場(ストーンズにとって)のライブなので、ツアーとは別物になっている。どちらかといえば、95年リリースの「STRIPPED」の映像版といった方がいいかもしれない。このアルバムも地味だけど、好きでよく聴いたんだよなぁ。
早速観てみたが、冒頭のレコーディングシーン(なんと東京のスタジオ!)からめっちゃかっこいい。スタジオにストーンズの面子が揃って一発録り(歌も演奏もぶっつけ本番ということね)している姿も新鮮だが、合間にキースとミックがちょろっと会話したりするのを見て「しゃべってる!」と妙に感激したり。ライブの方も、ストーンズにしては珍しく狭いステージで演奏していたり、舞台裏が見れたりして、とても新鮮だった。ただ、21年前でもまぁまぁジジイなのに、今もまだ現役でやってるってすごいなと改めて思ったのだった。そんなわけで、周りにストーンズファンのおっさんがいたら、ぜひおすすめしてあげてください。
ところでそこのあなた、途中で読むのやめたでしょ。
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デロリアンズ通信Vol.87を配信しました。