先週の木曜日、
『ASOM書籍化』の原稿チェック作業のため、岡さんの事務所で編集者のTさんと3人で集まることに。その中で「ひとりで飲みに行けるか」という話題になり、岡さんは焼鳥屋くらいなら平気で行ける、Tさんも好き好んで行くわけではないがたまにはひとりで飲むこともあるという。
しかし、ある意味男の憧れである「ひとりバー」は、ちょっと敷居が高いよねという結論に。若い頃は、大人になったら馴染みのバーのひとつやふたつはあって、そこでハードボイルド小説の主人公のようにひとり寡黙にバーボンを飲んだりするようになるもんだと思っていたが、現時点でそんな経験はゼロだ。
ちなみにこの3人、同年代といえば同年代なのだが、一番上の岡さん、間の私、少し下のTさんと、だいたい10歳くらいの年齢の開きがある。その中で「ひとりバー」はおろか、そもそもひとりで酒を飲みに行ったことがない、という点では一番ヘタレなのは俺でした。
でもそれはほら、富士丸がいたし、わざわざひとりで飲み行って留守番させるくらいだったら「ひとり家飲み」した方がいいかと思って、と言い訳をしてみたが、よく考えたらそれ以前も外でひとりで飲んだことなどない。もともとヘタレだったのだ。
さらに日頃は家でひとりで仕事をしているせいか、こうして集まって冗談などをいいつつ作業すると、凄く楽しい。だから素直に楽しー楽しーといっていると、岡さんから「そんなに嬉しいんだったら、ちょくちょくここに来て仕事してもいいですよ」といってもらったり。どんだけヘタレで寂しがり屋なんだろう。
頑張って「ひとりバー」ができる男になりたいと思いました。
それはさておき、こんな感じで楽しく作業をしつつ、ようやくひと山越えました。あと一息です。きっといいものが完成すると思うので、どうぞお楽しみに。
<連載>
そんな
『A・S・O・M』も更新されてます。
告白しておくと、
実は今回、本気でぼうっとした状態で書いてしまいました。