金貨についての価値、歴史、種類など柔らかな文章でわかりやすく書かれています。
金としての価値に加え、デザイン性や希少性などの付加価値も魅力なのだと知ることができました。
金貨について知りたい、金貨の投資に興味があるという方におすすめの本です。
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出版社より
教養のある人が金貨に惹かれる理由
金貨の魅力は、２つの顔にあります。「デザインとしての顔」と「資産としての顔」です。本書では人気の海外金貨から日本の記念硬貨まで、写真付きでご紹介します。そのデザインの多様さに思わず欲しくなってしまうかもしれません。デザインを楽しむために金貨を集めていたら、それが自己資産を守ることにもなっていた、なんてことも珍しくないのです。
海外金貨にまつわる多彩なストーリー
投資家に人気の海外金貨を取り上げ、デザインや歴史をご紹介。それらの金貨が生まれた背景には、さまざまなストーリーがありました。南アフリカ共和国のクルーガーランド金貨、カナダのメイプルリーフ金貨、オーストラリアのカンガルー金貨、イギリスのブリタニア金貨、オーストリアのウィーン金貨ハーモニー、アメリカのバッファロー金貨を取り上げます。
金貨はいくらで売買される？
国家的なお祝いごとがあったときに発行される記念貨幣（金貨含む）は、日本でもオリンピック開催時などに度々発行されています。記念貨幣には額面が設定されていますが、額面通りに売買されるわけではありません。金貨がいくらで売買されるのかを知るには、「素材価値」「希少価値」「貨幣価値」の３つの価値を理解する必要があるのです。
金が暴落したときは？
金貨を資産に組み込むときに、おすすめなのが日本の記念硬貨として発行された「十万円金貨」です。「金」は高い資産防衛力で知られ、投資先としても人気です。「金貨」は、金の資産防衛力に加え、もし金が暴落したとしても「額面価値は保証される」というセーフティネットも併せ持つので、より高い資産防衛力があると考えられます。
銀やアンティークコイン投資との比較
金貨投資家は、なぜ「金貨」を選ぶのでしょうか。銀やプラチナへの投資、金投資、アンティークコイン投資などと比べて、どのような魅力があるのかを紐解きます。ゴールドバー（金の延べ棒）と金貨について、購入時と売却時の手数料も含めて売買シミュレーションしてみた結果も掲載。ぜひ参考にしてください。
十万円金貨投資、何から始める？
いざ、十万円金貨投資を始めようと思ったら、どこで買えばいいのでしょうか。実は身近なところで購入できます。しかし、実物資産だからこそ注意が必要なことも。例えば、金貨を保管するときには、「盗難対策をする」「金貨が入っているケースは絶対に破かない」「洗わない」などが大事です。詳しく解説します。
著者について
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