ジョーカー ブルーレイ&DVDセット (初回仕様/2枚組/ポストカード付) [Blu-ray]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ホアキン・フェニックス, トッド・フィリップス, ザジー・ビーツ, フランセス・コンロイ, ロバート・デ・ニーロ |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 2 分 |
ディスク枚数 | 2 |
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メーカーによる説明
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カスタマーレビュー |
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Amazon.co.jp限定特典 | オリジナルアウターケース | オリジナルアウターケース | スチールブック仕様 | なし | なし |
封入特典 | オリジナルポストカード4枚 | オリジナルポストカード4枚 | なし | オリジナルポストカード4枚 | オリジナルポストカード4枚 |
フォーマット | ブルーレイ&DVD | ULTRA HD &ブルーレイ | ULTRA HD &ブルーレイ | ブルーレイ&DVD | ULTRA HD &ブルーレイ |
仕様 | 初回仕様 | 初回仕様 | スチールブック仕様 | 初回仕様 | 初回仕様 |
枚数 | 2枚組 | 2枚組 | 2枚組 | 2枚組 | 2枚組 |

【Amazon.co.jp特典】
Amazon.co.jp限定特典は、オリジナルアウターケース
※デザインは変更となる場合がございます。
※こちらの特典はAmazon.co.jp限定特典版にのみ付属します。
※【Amazon.co.jp限定】ジョーカー スチールブック仕様 4K ULTRA HD&ブルーレイセ ットは対象外です。
商品の説明
本年度アカデミー賞受賞! !
主演男優賞 ホアキン・フェニックス、作曲賞
狂気の傑作。
ひとりの男が悪のカリスマに変貌する、衝撃のサスペンス・エンターテイメント!
本当の悪は、笑顔の中にある。
◆世界でも日本でも大ヒットスタート! !
10/4(金)より全米、日本を含む73か国で公開された本作は全米では『ヴェノム』が持っていた10月公開作品のオープニング興収記録を大幅に塗り替え
3日間で約100億を達成! Rotten Tomatoesでも91%と非常に高い満足度を記録した。日本では3日間で興収約7億を記録し、
週末興行収入ランキングでは圧倒的No.1の大ヒットとなり、日本を含む12ヵ国でワーナー映画今年一番のオープニング記録を達成した!
◆ホアキン・フェニックス×ロバート・デ・ニーロ!
ヒース・レジャー、ジャック・ニコルソン、ジャレット・レト、歴代アカデミー賞俳優が演じてきた悪のカリスマ――"ジョーカー"。
そのジョーカーにアカデミー賞に3度ノミネートされた実績を持つホアキン・フェニックスが挑戦し、アカデミー賞俳優ロバート・デ・ニーロと競演! !
◆最も強く、最も残酷なヴィラン、ジョーカーの誕生を描く衝撃作!
言うまでもなく、DC作品内において最も有名なヴィランと言えば"バットマン"のライバル、"ジョーカー"。
都会で大道芸人として暮らしていた孤独な男アーサー・フレックが、やがてその狂気的な悪の存在"ジョーカー"に変貌していく様を描く。
◆ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞受賞! ! &アカデミー賞ノミネート確実!
第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、今年一番の拍手喝采、8分間に及ぶスタンディングオベーションを受け、
最高賞となる<金獅子賞>を受賞! アメコミ作品が最高賞を受賞するのは、初の快挙となり、映画史を大きく塗り替える受賞となった。
また、世界の映画関係者が「本年度のアカデミー賞最有力」と絶賛! !
◆初の日本語吹替版はホームエンターテイメントにのみ収録! !
劇場公開時は字幕版のみでの公開となるが、ブルーレイ、DVD、デジタル配信では初となる日本語吹替版を収録!
ジョーカー役に決定した声優平田広明(「ONE PIECE」サンジ役、「パイレーツ~」ジャック・スパロウ役、「ER」カーター役等)がジョーカーへと変貌して行く
ホアキン・フェニックスの鬼気迫る演技を再現!
【キャスト】
アーサー・フレック/ジョーカー / ホアキン・フェニックス
マレー・フランクリン / ロバート・デ・ニーロ
ソフィー・デュモンド / ザジー・ビーツ
ペニー・フレック / フランセス・コンロイ
【スタッフ】
監督・共同脚本・製作 / トッド・フィリップス
製作 / ブラッドリー・クーパー
製作 / エマ・ティリンジャー・コスコフ
共同脚本 / スコット・シルバー
※特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。
※デジタルセル配信は2020年1月8日を予定しております。予告無く変更となる場合がございますので、ご了承ください。
※DVD・ブルーレイをご購入頂いてもデジタル配信はご覧いただけません。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4548967436204
- 監督 : トッド・フィリップス
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 2 分
- 発売日 : 2020/1/29
- 出演 : ホアキン・フェニックス, ロバート・デ・ニーロ, ザジー・ビーツ, フランセス・コンロイ
- 字幕: : 英語, 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- ASIN : B08152CTMD
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 22,512位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,132位外国のドラマ映画
- - 2,728位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの映画について、以下のような評価をしています: 演技が良く、キャラクターの映画としてかっこいいと感じています。ジョーカーの表現やホアキンフェニックス氏の怪演が好評です。また、ストーリーについても意見が分かれているようです。一方で、脚本については不満の声があります。一部のお客様はストーリーについて同意していないという指摘もあります。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様は、この映画について以下のように評価しています。演技は良いものの、脚本が駄作で、キャラクターとしてかっこいいと感じています。ジョーカーの表現やホアキンフェニックス氏の怪演など、俳優さんの演技に満足しているようです。また、ストーリーの魅力も好評です。一方で、音と声のバランスが劇場仕様なのか吹き替えでは見るに堪えないという指摘もあります。
"演者の不気味さや没入感、じっとりと暗いストーリ構成など映画としては非常に楽しめました。..." もっと読む
"...プリンスのトラストが流れる中、ジョーカーがパレードをする場面です。 曲のカッコ良さと楽しそうな雰囲気が大好きで、その場面だけを何度も何度も繰り返し見ながらピョンピョン飛び跳ねていました。 私も成長して映画の内容が徐々に解ってくるようになり、..." もっと読む
"バットマンの製作スタイルと変わりなく、迫力満点の作品です。 そして、驚いたのはストーリーの魅力です。主人公の悲哀が怒りに変わり、暴力や破壊に転じてストーリーは、多くの人の心を捉えるのではないでしょうか。" もっと読む
"...要領が悪く、病気持ちでいろいろと上手くいかない、運がない、愛されていない、人生の上手くいかなさがとにかく見ていて辛い。 特にウェイン氏に「パパ!愛してよ!」というシーンが誰にも愛されていない、自分を見てくれないというのが出ていて辛い。..." もっと読む
お客様はこの映画について、最高にかっこいい作品だと評価しています。ジョーカーの覚醒や対比が印象的で、純朴で誠実で心優しい青年の愛している母親や夢見ているステージ、恋心を寄せる隣人などの描写が細かく描かれており、観るものを惹きつける奥深い作品だと感じています。また、コミックの実写化の傑作として挙げられているようです。
"前半みじめだった男が後半すさまじく魅力的な男になって驚いた 役者の本気の演技力はすさまじい" もっと読む
"・被虐待児や、自己愛つよめ人格障害に特徴的とされる心理を、 「スタイリッシュに(荒んだ主人公の周辺や、街の暴動ですら)」描いた作品と感じた。 ・..." もっと読む
"...単なるアメコミの悪役キャラの存在感を高めた作品でコミックの実写化の傑作。" もっと読む
"めちゃくちゃ綺麗で安くてビックリ!" もっと読む
お客様はこの映画のストーリーについて意見が分かれています。ドキュメンタリーのような内容で、社会構造を考える作品だと評価しています。細かい隠喩や伏線回収に感心し、寓意を深く掘り下げた作品だと感じています。主人公の苦悩に説得力を持たせており、各シーンの強烈な印象を与えているようです。一方で、追い詰められていく描写が長すぎて、爽快感では取り返せず、作品の構成が強引だったという指摘もあります。また、空想と現実の描写もわかりづらく微妙だという声もあります。
"バットマンの製作スタイルと変わりなく、迫力満点の作品です。 そして、驚いたのはストーリーの魅力です。主人公の悲哀が怒りに変わり、暴力や破壊に転じてストーリーは、多くの人の心を捉えるのではないでしょうか。" もっと読む
"...最後に彼の言った「面白いジョークを考えついたんだ」とは、バットマンへとつながるのだろう。 この作品のような洋画は本当に解釈が難しい。 些細なニュアンスの違いを読み取る必要があるのだが、言語と文化の違いが難しくする。..." もっと読む
"...の敵キャラ?のようですが、そちらの知識はありません。 ホラー&スプラッタな場面はなく、ドキュメンタリーのようにも思えました。..." もっと読む
"...特にこの作品は「対比」の隠喩が様々なところで出てきており、アーサーという心理描写などが細かく、観るものを惹きつける作品でもあります。 現在ではタブー視されているタバコを吸うシーンなども多く取り入れており、ここから貧困層のシンボル?..." もっと読む
イメージ付きのレビュー

Why so serious?
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2024年10月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入映画館で見て、TSUTAYAで見て、今回はAmazon Primeで3回目。
続編がやっと公開されるらしいので視聴。
ここからはじまるんだが、地下鉄の銃撃シーンを見ると他の国の映画なら所詮はフィクションと思うけど、彼の国ではこれが現実。当たり前のように銃で人を殺せる社会って狂ってると思う。
それを国民は受け入れてるんだろ、だから余計にリアルなんだが、それでいいのかって作品。
人民をピエロに例えてるけど、そのとおりだと思う。
だからピエロによる社会運動というか革命かな、社会はそこまで来た。
アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)のダンスと言うより舞いは、妖艶で不気味なだけでなく、どこか孤独で切ない。
続編がある終わり方だったけど、長く待った。
- 2025年2月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入ネタバレ注意。
映画だったな、という感じがある。
満足感と言えば言えなくもないが、一種の寂寥感に近く、ある意味では感動を得た。そういう映画だったな、と。
『無敵の人』という言葉が俗に使われるようになって久しいが、悪ガキ共にさえまともに抵抗出来ない老いた男がそうなる、そうなれてしまう、というのは銃社会故の部分が大きいだろう。
日本で起きたいくつかの事件のように火を使うという手段も無くはないが、それはもっと悪意に満ちた、偶発的には起き得ない場合であって、このジョーカー──あの時点ではアーサー──の場合、少なくとも最初はそうではなかった。周りにクズが居なければ何事も起きなかったはず、という程度に偶発的なもので、道を踏み外したというより突き落とされた結果だろう。
しかしながら、その後については異なる。
明らかに自らの意思で計画し、犯行に及んでいるのだ。
ジョーカーになる第一歩は実質的に他者によるものだったかもしれないが、第二歩、第三歩、と踏み出して行ったのは自身の意思であり、最後には自らジョーカーを作り上げた。
その象徴となるのが、終盤、血でピエロの口を描く場面だ。
あまりにも哀しく妖しい美しさ。
単なる獣では出せない、人間が獣性を発露するからこそのものだろう。
- 2024年11月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入凶悪犯罪者が産まれる物語というのは良いと思いますが、バットマンを相手にしたり他のヴィランを統率できるような知能犯の要素は皆無でした。
むしろ頭が悪く、先読みも出来ないただの観点がズレた人間で、このキャラが筋肉増強剤を使ったり、刑務所をジャックしてヴィラン達の巣窟にしたり、バットマンがどこからやってくるのかを素早く察したりなど出来そうには思えませんでした。
そういう、ただのサイコパスな狂人ではなく、ジョーカーがどうして天才的な発想や知恵や知識を得られたのか、が見たかったです。
- 2025年1月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入公開された当時は高校生で、DCについてほとんど知識がなく、あらすじに惹かれて友だちと気軽に見に行ったんですが、見事にハマりました…とっても面白かったです!!後味が唯一無二で何度でも見たくなるのでDVDも買ったほどです。また、これを入口として様々なDC作品、ホアキン出演作&インタビュー、監督の別作品などを見るようになったので、私にとってかなり思い入れのある映画となりました。
主人公アーサーに降りかかるいくつもの悲劇、災難は見ていて辛くなりますが、それに伴って徐々にジョーカーとして覚醒していく展開は、芸術的で美しい。ジョーカーのメイクや衣装のデザイン、堂々とした所作、喋り方などに惹かれ、「かっこいい」と思ってしまう。特に階段ダンスが当時流行っていたのを覚えています。ホアキンの笑い方やコスチュームも真似する人たくさんいました笑
あと個人的に、最後らへんで主人公が血を吐いて息を吹き返した部分は「内面的な意味でアーサーは死に、ジョーカー(アンチキリスト)として生まれ変わった」という解釈が好きです。
また、続編を見たうえでこちらを見返したのですが、おかげで別の魅力にも気付けました。物語のテンポと、曲の量と、舞台の広さです。加えて、DC要素と社会メッセージ、スコセッシ作品がうまく混ざっていて、全てパーフェクトと言っても過言ではないと思います!
それと、色んなレビューサイトや動画を見た感じ、この映画を見た人の多くが「自分もジョーカーになるかも」、「誰しもジョーカーになりうる」と感じているようですが、どちらかと言うと私たちの大半は「誰かをジョーカーにしてしまう」可能性の方が高いんじゃないかと考えています。この映画を見たあと、真っ先に「周りにちゃんと優しくしよう」と思えました。道徳も教えてくれる作品です。
以下は備忘録
【好きなシーン】
・冒頭のアーサーが看板クルクル回すとこ。ホアキンすごい
・タイトル「JOKER」が重々しいBGMと一緒に画面いっぱいに出るとこ。最後の「The End」がフォントも曲も軽快で対照的!チャップリンの名言「人生は近くで見れば悲劇だが遠くから見ると喜劇」をふまえているらしい。
また、主人公のピエロメイクもそう。この映画のポスター、遠くから見ると笑ってるように見えるけどよく見ると全く笑ってない
・"この人生より硬貨/高価な死を望む"っていうブラックジョーク(上手い)
・アーサーが黒人の職員から母の資料奪うとこ。あんな不健康に痩せてるのに屈強な人に勝ってて単純にすごい
・タイムカードを「打つ」ってジョーク言ったあと本当に「打った」とこ(上手い)
・ブルースとの出会いのシーン。未来のバットマンとジョーカーが実は過去に素顔で会ってたなんて胸熱!
・マレーがバカにしてた2つ目のジョーク(今は誰も笑わない)。自虐ネタとして上手い。ツッコミ役がいれば面白いかも?
・ゲイリーとランドルが訪問してくる+ゲイリーを見逃すとこ。アーサーとゲイリーが互いに好印象を持っていたことがわかった。もっと交流を重ねて親友レベルになっていたら、主人公は殺人鬼にならずに済んでいたかも
・ジョーカーモード突入後の全てのシーン:階段ダンス、警察との追いかけっこ、タバコ吸いながらスローモーションで歩くとこ、TVの前で人々の最低さを主張するシーン、「もう1つのジョーク」を言うシーン、パトカーの中から燃えてる街を見て喜ぶとこ(BGMも良い)、自分の血で笑顔を描くとこ…
とくに最後の笑顔は、初期にあったガラスで口を裂くアイディアより似合ってると思う
【ゾッとしたシーン】
・初めて殺人を犯したあと、罪悪感に打ちのめされて頭を掻きむしったり、何かしら取り乱す行動をとるのかと思ったら…優雅に踊り始めたとこ
・背中。不健康な痩せ方をしたとわかる
・ソフィとの恋愛が全て妄想だったとわかるとこ(BGMも相まってすごく怖かった)
ついでにJoaquin Phoenixって名前、なんかジョーカーにぴったりだなって思いました。Joaquin=Joker×Harley Quinnみたいだし、DCはマルチバースだからキャラが亡くなったとしても不死鳥みたいに何度でも生き返るし
てことでJoker 3 期待してます!笑
- 2024年9月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入とにかく暗い作品なので人やそのときの気分を選ぶ作品です。
ホアキン・フェニックスの痩せた身体作り、くたびれた小汚ない感じを出していて役者としてのプロ意識を感じます。
要領が悪く、病気持ちでいろいろと上手くいかない、運がない、愛されていない、人生の上手くいかなさがとにかく見ていて辛い。
特にウェイン氏に「パパ!愛してよ!」というシーンが誰にも愛されていない、自分を見てくれないというのが出ていて辛い。
個人的には主人公が立っていた劇場の名前が「pogo's」というのが地味に凝っていると思いました。
「pogo」というのは「殺人ピエロ」ことジョン・ウェイン・ゲイシーがピエロに扮した際の名前で、
同じ殺人ピエロのジョーカーとジョン・ウェイン・ゲイシーを掛けていると思われます。
あとこれは偶然だと思うのですが、バットマンのファミリーネームもwayne、綴りも同じ。
殺人ピエロとバットマンが同じ名前というのは何とも皮肉ですね。
- 2024年12月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入演者の不気味さや没入感、じっとりと暗いストーリ構成など映画としては非常に楽しめました。
ただ、一時期に事件が起きて「ジョーカーに影響受けた人」とかのコメントが散見していたので強い影響力のある映画なのかと思っていたのですが、文字通り「普通に生きている人」には全くで共感できない映画だと感じました。よっぽど惨めな生き方をしている人には理解できるのでしょうか?
字幕版の方がより暗くインパクトのある雰囲気を感じましたが、こちらの吹替版もなかなかに悪くはありませんでした。
- 2024年10月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入実家に映画『バットマン』のDVDがあるので子供の頃からよく見ていました。
難しすぎてよく解らなかったのですが、子供の私でも唯一大好きなシーンがありました。
プリンスのトラストが流れる中、ジョーカーがパレードをする場面です。
曲のカッコ良さと楽しそうな雰囲気が大好きで、その場面だけを何度も何度も繰り返し見ながらピョンピョン飛び跳ねていました。
私も成長して映画の内容が徐々に解ってくるようになり、
パレードのシーンが一つのポイントになっていることも理解できるようになっていきました。
この『ジョーカー』も『バットマン』と同じく一つのシーンと曲が大きなポイントになっているように思います。
悲哀ばかりが漂う中で社会に絶望したアーサーがロックンロールパート2をBGMに覚醒する場面が大きな起点となっており、
映像のみならず選曲にも素晴らしいセンスを感じます。
このシーンで私は、ジョーカーがパレードをする場面で飛び跳ねていた子供の頃の感覚も呼び起こされ、
心を大きく揺さぶられました。
既にこの映画を映画館でも動画サイトでも何度も何度も視聴し、その度にアーサー覚醒の場面では鳥肌が立ってしまいます。
ただし、覚醒といっても完全に魂を悪に売ったわけではなく、
衣装やメイクがジョーカーとして完成してもアーサーに悲哀が残ったまま終わるこの映画は最後まで悲しい物語なのですよね。
立身出世や成り上がりといった要素はとても人気が出る展開ですが、
それらはフィクション作品の中にもノンフィクション作品の中にも溢れすぎているため、
ありきたりな物語では稚拙で陳腐になりがちです。
スポーツ弱小校が飛躍を遂げて全国優勝を果たす物語や、
平凡だった人物が権力に立ち向かいながら頂点を極める物語などなど。
『ジョーカー』は現実とかけ離れているためアーサーを視聴者自身に投影したり共感することは難しいと思うのですが、
物語としての起承転結や、人間の本質とも言うべき醜さや悲しさを理解できる方ならば
きっと構成や演出の素晴らしさを感じ取ることができるのではないでしょうか。
普段は長編シリーズのドラマを好む私も巧さを凝縮した『ジョーカー』は内容も時間も納得の作品です。
それでも好みが分かれてしまうことも解ります。
ド派手な映画やアニメ、頭の中を空っぽにしたままでも解りやすい展開の地上波ドラマなどを好む方には不評だと思います。
活字で小説を読むことやシリアスな人間ドラマを普段から楽しんでいる方にオススメしたい映画です。
そしてもしもロックンロールパート2を好きな方がいれば、この話でも盛り上がりたいです。