鉄道模型趣味12月号 見たで。
発表記事を楽しみにしてた、TMSコンペ入選の美吾旅鉄道。
このレイアウトは、レイアウト全書(初版は1967(昭和42)年) 掲載の 或るレイアウト(16番) のオマージュ。
オマージュの対象となった 或るレイアウト は レイアウト全書 の表紙にもなった。
或るレイアウト のオマージュは二作目。
一作目は、NゲージマガジンNo.40(TMSNo.719 2004年冬)に掲載された。
680㍉×350㍉の小スペースに、R135のエンドレスに引込線。
その先はフェリーボートに繋がり、フェリーボートが転車台代わりに回転して車両が方向転換できるユニークなギミック。
お約束の発電所がある。
二作目の今回発表作は、或るレイアウト をNゲージサイズ化した900㍉×600㍉の大きさで、線路配置は 或るレイアウト を踏襲して8の字+リバースに引込線2ヶ所。
段々に聳え立つ工場設備はオマージュではなくオリジナルだが、夜景萌え(今月発売号の表紙)要素も相まってレイアウトを引き立てるとともに、小スペースとは思えないほどの広がりを見せる。
難点と言えば、最小135Rで最急9%ゆえ走行車両が限定されることか。
来年のJAMで現物にお目にかかりたいもんやね。
編集後記によると、5ヶ月後の1000号では78年の歴史の集大成ともいえるサプライズを企画しているそうやが、TMSの記事のデータベースか?
まさか、1000号で終刊はないやろね。