インド体験記 〜 テレビの取材
実は…数日前
テレビの取材を受けました。
結論を言うとね...
取材受けなきゃ良かった、と思ってます。
先方の都合に合わせて言葉を切り取られてちょっと気分悪い。
私がお話ししたのは主に以下の3つ
1)COVIDの症状
2)インドの状況
3)PCR検査が難しく、日本への帰国が難しい状況
このうち、2)3)については放送ではほぼカット!(笑)
1)については以下のような話をしました。
・高熱が続き、軽い意識障害に陥ったこと
・酸素濃度の低下に苦しんだこと
・症状が長く続き不安を感じたこと、寝るのが怖く感じたこと
その中で、下の酸素缶を画面で見せて
「私は幸運にも酸素缶を入手できていた」
「但し、容量も小さく、継続的に吸引する事は出来ない」
「重症化した場合には気休め程度にしかならないだろう」
「私はこの缶で対処できるレベルで良かった」
と言うお話をさせて頂いていました。
当初、取材を受けた朝の番組では上の内容が概ね正しく
伝えられていたように思います。
ただ、夕方の別の番組で同じ映像を使い放送されたのは、
「インドで酸素が手に入らない」事例として
私は ”気休め” の酸素缶しか入手できなかった、
というニュアンスで放映されていました。
さも、私がインドの医療事情に不満を持っているように
聞き取れる内容でした。
この放送は不本意です…
酸素が不足している状況下、酸素缶を用意してくれた会社、
あるいは医療サービススタッフに私は感謝しています。
しかも、実は、酸素発生器まで用意してくれていたんです。
そのことは、取材の際にもお伝えしてあったのに、それには一切
触れず 、 ” 気休め” の酸素缶のみを取り上げる。
ちょっと悪意を感じます。
結果、放送を見ると…
・40代男性がCOVIDにかかって苦しかった。
・死を意識した
・酸素不足の時は ”気休め” の酸素を吸ってしのいだ
・(インドは医療崩壊中、とっても大変らしい)
こんなメッセージしか受け取れないような構成でした。
この取材の次の日も、別局の取材の申し込みが
ありましたが お断りしました。
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