②の続きです。
5歳のとき、半年待ちでようやく
臨床心理士さんに相談する機会が持てました。
どうしてそのような機会が持てたか、と言いますと
下の子の3ヶ月検診がきっかけです。
（コロナでだいぶ遅れました。）
保健師さんに、上の子が家で泣き続けることを相談したら
保健所での臨床心理士の
個別相談の予約を取ってもらえたのです。
その個別相談で
娘の興味関心の範囲が狭いこと、
絵や字に興味がないこと、
言葉数が少ないこと、
言い間違いや聞き返しが多すぎること、
指示が通らないこと、
できることもなかなかチャレンジしないことなど、
日々の困りごとや、私の疑問点を伝えました。
この時、印象に残ったやりとりがあります。
娘は幼稚園ではしっかり頑張れるのに、
家でだけ、ひっきりなしに癇癪を起こすことを
話したところ、
先生は深く頷きながら
「そうだよね。」
とおっしゃいました。
『そうだよね。』
臨床心理士さんは
娘の特性を分かっていた、と
今になって思います。
家でだけ癇癪のある子。
「お母さん、この子の性格です。
幼稚園で頑張るから、家でその反動が現れるんです。
逆じゃなくてよかったですよ。
家で素直になれるんです。
受け止めてあげて、
娘ちゃんとの今この瞬間を
楽しむといいと思いますよ。」
私は、娘に感じていた違和感を
臨床心理士さんがズバリ言い当ててくれることを願っていたのですが
半年待った結果が、娘との今を楽しむ。。
わかってる。わかってるけど。
インスタを見れば優秀な子が溢れてて、
その子達はもれなく家庭で知育的な
取り組みをしているのに、
うちはなんにもさせてあげられない💦
癇癪しかしてなくて、そんな状態まで行けてない。
ひらがなは読めない書けない
絵本は見向きもしない
図鑑興味なし
お絵かき興味なし
パズルやめいろも興味なし
数の読み上げは「39」の次に「60」って言う！（4歳半）
それが2年経っても直らない！何度教えても
39の次は60になるーーーー！！！
どっかーーーん🌋怒
「だからっ！何度言ったら分かるの？！？」
「いつ間違えなくなるの？！？！」
「こんなこともできないの？！？！」
言わなくてもいい事まで言ってしまう。
止まらないんです。
正しさに凝り固まっている自分。
だってこの子には普通になってほしいから。
1年生に上がる前には、
せめてひらがなだけでも！と、
ドリルを与えて
与えて与えて
インスタで見るような難易度の高いものを
やらせまくりました。。
だってうちの子、他の子よりできないから。
授業より難しいことが分かるようになれば
学校なんて楽勝なはず。
自己肯定感も上がるはず。
勉強も学校も好きじゃなかった、
私みたいな学生生活はさせたくない。
自分の人生を楽しんでほしい！！
そんな私の願いとは相反して
どれだけドリルをやっても
効果を感じることはありませんでした😰
ちなみに、臨床心理士さんのくだりであった
家でだけ癇癪を起こす子。
最近、このキーワードで検索したら
ヒットしました。
「アスペルガー症候群」
納得っっっっ！！！！爆
（記憶力がとてもいいわけではありませんけどね。）
先生が言っていた「今この瞬間を楽しむ」という言葉も
今になったら、その意味が分かります。
これは、私を落ち着けるための
気休めの言葉じゃない。
先生が伝えようとしたことは、
できない部分に囚われすぎると
大切なものを見落としてしまう。
ということ😢
④に続きます。
お読みいただきありがとうございます😊
