今年の前半~夏ごろにかけて、株価が好調過ぎる=いつかは暴落あるよねぇという流れ、そして8月の大きめの下落への対応をしたりする中で考えたことも踏まえ、株価下落・暴落時に自らはどう行動しようか「ああでもないこうでもない」と考えたりしていました。

 

 

当初、直近最高値から10%程度の下落でも対応をとか考えていて、8月上旬については実際その範囲まで下落したので対応したりしたんですが、いざやってみると「この程度の下落で買い増しの対応をするのは少し頻繁過ぎ?」という感想を得たり、直近の高値まで戻ったら買い増し終了というと、「結構長い期間、買い増し続けなければいけない」という恐れもあり、少し修正したりもしました。

 

 
大雑把には、買い増し開始も(回復してきたことによる)終了のラインともに引き下げて、買い増しする頻度も下げ実行する期間も短縮という感じですかね。
 
こういう方向に変更した理由としては、結局のところ種銭の問題がありますね。
無制限に買い増し続けるだけの資金(現預金)があれば良いのですが、現状リスク資産と無リスク資産の比率が85:15くらい、無リスク資産には個人向け国債と日々の生活で消費する分も含めていますので、すぐに投資に回せる資金ということになるとさらに少ないというにが実際のところです。

 

 

個人向け国債は1年経過すれば換金可能(直近2回分の利息は返還になります)し、去年の秋購入したものは全て換金可能な状態で、もともとは買い増し資金として必要になれば随時解約すれば良いと思っていたんですけどね……
実際には、(金額的には小さいですが)利息を失ってまで解約するのもなぁ……と思いがちで、結局のところすぐ動かせる現預金のみが買い増し資金という捉え方になってしまっていることもあり、資金不足は明らかです。
(まあ、すぐに使うわけではない資金は金融商品にしてしまえということの功罪ではありますね。「功」=現金化に躊躇するので簡単に使ってしまうということが無くなるということもありますけどね)
 
というようなことで、僕自身の買い増しルールについては結構グダグダ感あるんですが、過去の実績に基づいてどのくらい下がったら買い増すのが良いかというのを検証した記事がアエラドットに掲載されていました。

 

 

この記事で提案されているのは5%下がったら買い増しというもの。

感覚的にもS&P500とかオルカンとか、分散の効いたインデックス投資で、長期的には右肩上がりになるという前提で投資するのであれば、5%程度下落すれば買い増し効果は出てくるような感じはします。

 

ただ一方で、そういう状況は結構頻繁に起こるので買い増し資金を確保できているかどうかというところが課題にはなるのかなと。

 

そういう意味では、ほぼ全力に近い感じでリスク資産に振って、無リスク資産は個人向け国債というような現預金に比べるとリスク資産に振り向けるのに少しハードルがあるというような僕の状況だと5%下落で買い増しというのは結構厳しいかな(資金がすぐ枯渇する)と思います。

 

そのあたりを踏まえて、来年のNISA口座については成長投資枠で年初にまとめてオルカンを120万円買いつつ、つみたて投資枠はボーナス増額とかはせずに10万円×12ヶ月でオルカンを積立てたり、成長投資枠の残り120万円は【1489】NF・日経平均高配当50を12ヶ月に分散して積立て的な形で投資するという方針にしたのは……

 

まあ、できるだけ投資活動をシンプルにしつつ、「余計なことをしない」という形にするための方策ということですかね

 

積立てにしていれば、ドルコスト平均法がどうこうということではなく、上昇時でも下落時でも同じような金額を投資し続けることができる=平均値は間違いなく取れると確信できるからというのは大きなメリットになるんではないかなと感じています(このあたりは人それぞれ、感覚によるところでしょうね)

 

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