アメリカのスタバに初めて行ったとき、「日本のスタバアプリがアメリカでは使えない」という事実に直面する、私と同じ人が何人かいるはず。(そして、それはマクドナルドでもアメリカンイーグルでも同じく)
つまり、アメリカでスタバ会員になるためには、アメリカ版のスタバアプリを新しくダウンロードする必要があるのです。
色の濃い方がアメリカのアプリ↓
私は、日本で購入したiphoneをアメリカに持って行き、アメリカと日本それぞれ1つずつ、2種類のsimを一台に入れて使っております。
しかしながら、日本から持っていったスマホにそのまま「アメリカのアプリをダウンロードしようとしたら、出来ない!」という状況になるのですが、これにはひと手間かける必要がありまして
解決案は2つあります。
1. Apple ID の地域設定を変更
2. Apple ID を新たに作る
詳しくは、以下の通り
【解決案その1】
「Apple IDの地域設定を変更すること」です。
Apple IDには、国または地域の情報が紐づけられており、ログイン中のIDに紐づいている地域に応じて、ダウンロードできるアプリが変わるようなのです。シンプルに、この地域設定を日本からアメリカに変更するだけで、アメリカのアプリをダウンロードすることができるようになります。
しかし、これには注意点がありまして。
地域設定を変更すると、「自動更新を設定されているサブスクリプションが全てキャンセルされる」ということ。私の場合、日本でAppleCare+に加入しており、それがキャンセルされるのが嫌だったので、これは選択肢から外しました。
要するに、AppleCareとかその他のサブスクリプションで、キャンセルされたくないものが無い人にとっては、これが最もリスクなく手っ取り早い方法です。帰国したらまた地域設定を戻せば良いだけ。
そこで
【解決案その2】
「日本のApple IDを保持した状態で、新たにアメリカのApple IDを作ること」です。
Apple IDは1つの端末でも2つ保有することができ、両方にログインしたりログアウトしたりすることができます。(メールアドレスを1つしか持っていない場合、もう一つのApple IDのために新しくメールアドレスを作る必要がありますが)
アメリカのアプリをダウンロード・更新するときには、地域設定をアメリカにしたApple IDにログインした状態にしておけば良いわけです。(Apple IDの切り替えをするたびに、Apple walletの情報が消えてしまう点が面倒なので、日本のアプリをどうしても更新しないといけないなどの状況にならない限りはずっとアメリカのIDで過ごしています。)
ちなみに、iphoneが壊れたことがありますが、アメリカのアップルストアに持ち込むと、日本のアップルケアを使って無料で修理してもらえました。(アメリカのApple IDにもちゃんとAppleCareが紐づいていました)
余談ですが、iphone13~15のAppleCare+盗難・紛失は、日本で月額1340円、アメリカだと月額11.49ドル(現在の為替レートで1700円超)と、日本の方が安いです。
為替は、ここ2〜3年で1ドルあたり40円ほど円安になりました。(110→150円/ドル)
日本では近年物価上昇と騒がれていますが、アメリカでは毎年の物価上昇が当たり前で、物価も給料も日本より遥かに高くなりました。AppleCareもしかり。
で、スタバの話に戻りますが
スタバのホットコーヒーの価格は、現在の為替レート&税込みで計算すると、日米でほぼ差なしです。(てことは、アメリカ国内の感覚ではかなり安いってことなんですけどね)