JRパスの引き換えに1時間以上待ちました。
今年の夏の一時帰国時に、ちょっと失敗したなと思った話です。どなたかの参考になればと思って書いているのですが、JRパス(ジャパン・レール・パス)の引き換えに1時間以上待ちました。
敗因は、夏休みで外国人観光客の多い時期に、成田空港駅で飛行機到着後すぐに引き換えようとしたからです。
JRパスは、基本は日本各地を楽しんでもらえるようにと外国人観光客向けですが、私達のように外国(日本国以外)に10年以上滞在している日本人も利用資格があります。2017年に変更があったので、詳細は下記の公式サイトを参照ください。
日本以外で売られている引換証(上の写真)を購入し、日本に入国してから実際のジャパンレールパスに交換します。
今回私は成田空港から使用したかったので、初めて成田空港駅の引換所でJRパスに引き換えてもらおうとしたら長蛇の列でした。
近くのホテルで一泊する予定だったので、JRパスを使い始めるのは翌日。なので、交換はその日でなくても大丈夫でした。が、長蛇の列とはいえ、数十人で窓口は4個ほど開いていたので、大丈夫かなと待ち続けました。
が、しかし、一人一人の人がとても長く窓口の人と話していることに途中から気が付きました。日本に到着したばかりの方たちなので、引換証をJRパスに引き換えるだけではなく、成田エクスプレスや新幹線の予約をしたり、日本について質問しているからのようでした。
すぐに引換を翌日の早朝にすることに予定変更すればよかったのですが、すでに数十分並んでいただけに立ち去るのがもったいない気分になり、そのまま待ち続けてしまいました。
コンコルド効果またはサンクコスト効果というらしいですが、費やした数十分を損切りできず、状況判断できていませんでした。
サンクコスト効果は、この漫画の2巻で説明がありました。
やっと順番が回ってきたとき、窓口の方に聞いてみたら、いくつかの到着便が重なるとこのような長い待ち時間になってしまうそうです。特に香港から到着した便の時は忙しいのだとか。
観光シーズンは、到着当日に引き換えてJRパスを使う予定は避けた方がよさそうです。
[調べた英単語]
Concorde effect → コンコルド効果
long line → 長蛇の列