昨日のブログ、イタリア人が風邪の時に食べるものを知りたくて

検索した方もいるかなと思って、

後から過去記事のリンクを追記しておきました。

 

 

おかげさまで、サムゲタン風スープが効いたのか

睡眠不足を解消したからか、喉は昨日より調子いいです。

が、水っぱながー、らららー♪

花粉症の時のように止まらなーいニヤニヤ

滝のように流れてきて、ティッシュ1箱分使ったんじゃないだろうか。

 

この風邪ひきかけのうちに治してしまいたい。

日曜日は、また暴風。

洗濯物は、太陽も出ているし、あっという間に乾いたけど。

月曜は、最低気温11度に。温かくしていかねば。

 

 

 

ピサの町

 

さて、

我が家から徒歩5分のあたりに、アパート(日本で言うマンション)が建つらしい。

これ、一般企業がマンションを建てるのではなく、

市主導で、船でイタリアにやってきたアフリカ人の宿泊センターにするんだと。

 

本日はシリアスな話ですので、美しい写真とともにどうぞ。

 

 

 

黒キャベツ畑でーす

 

市は、事前に集会を開かねばならないのですが、

開かれず=住民には全く知らされておらず。

役所の中の人がそれを近隣住民にチラシを配り(内部告発的な)、

反対署名のための会が日曜日にあると連絡がありました。

 

行ってみると、建築家と役所の人が来ていて、説明してくれました。

こうして市が黙ってやる=住民の反対があろうが強行しちゃえってことなんだろう。

土地は、たくさんあるのに、どうして住民が住むすぐ横に建てようとするかなぁ。

 

 

  難民の状況

 

日本では、難民=自国を追われたかわいそうな人と思われていますが、

わたくしは、その認識はイタリアに来て変わりました。

だって、イタリアに来ると稼げるよと言って斡旋してる人たちがいて

彼らはそれで、イタリアにやってきたりしております。

 

合法的に入国したわけではなく、

戦争などで命の危険があり仕方なくというのではない人も多くいます。

 

UNHCR(国連)のデータによると2021年で16万5000人の難民がイタリアに
(コロナ前の2019年は20万7千人)

現在、南イタリアには、毎日数百人、年間20万人強のアフリカ難民が船でやってきています。

 

イタリア全体の難民は、

ナイジェリア、パキスタン、アフガニスタン、マリ、ソマリア、ガンビアなど。

ロシア‐ウクライナのことで、ウクライナ難民も16万人やってきました。

 

アフリカからの船でやってきた人たちは、

イタリアで指紋を取って登録されると

イタリア国外には出られないので(イタリアに送り返される)、

到着したら、捕まる前にとにかく北に向かって一斉に逃げます。

その逃げている映像を見るとマジで怖い。

 

そして今、フランス・ドイツは彼らを拒否しているので、

どちらにしろイタリアに戻されます。

彼らの滞在費用は、EUも持つと言っていたけど、結局イタリアが費用を負担。

 

  アフリカ人の状況

 

ピサ県のポンテデーラという町は、アフリカンが多く住んでいる町です。

そんな街を毎日通り過ぎながらわたくしが、ピサ-フィレンツェで見る

アフリカ人の印象は、

1.スーツを着て合法的に働く人

2.電車やバス代払わずに勝手に乗ってて車掌さんに見つかると逃げるかケンカする人

3.合法的に働いていないけど、毎日傘とかティッシュなど売って食いつないでる人

 

実際、フィレンツェでランチの時に顔見知りになったアフリカンのお兄さんたちは

ブランド店のドアマンをやり(難民で来たのかどうかは不明です)

今では、自分の会社を立ち上げて頑張って働いています。

 

なので、やってきたアフリカ人が皆とは思っていません。

ただ、ミサンガを売りつけたりして違法で滞在している人の印象が強いです。

電車の代金は払わないし、罰金になったって踏み倒して払わない、

もちろん税金も払わず、イタリアにいます。

 

一方で、アフリカ人の子供と養子縁組をする人が多いのもイタリア。

なので、育ちがイタリアという人もいます。

 

 

 

ピサの中心地

 

今回の、宿泊センターに送られてくるアフリカ人のことに限って言えば

モラルの感覚が違うから、窃盗増える、暴力ふるう、夜道が危険、町の治安が悪化。

センターにいるのに?って思うでしょ。

TVでやってたけど、フェンスあるけど逃走して、また夜、寝に戻ってきてた。

 

昨今のミラノ駅周辺の治安の悪さと言ったら。

車を破壊する、電車の中で暴れる、道路でナイフ振り回すなど

その近くにいて巻き添えを食ったらアウト。

女性を急に殴ったり、夜の電車の中も、緊張感が走ります。

 

ミラノは現在、移民が20%。かなりの割合です。

影響力は少なくありません。

もちろん、ミラノ全体がこうだとは言いませんが、

milano extracomunitari immigrati violentoなどの単語を入れてみると

日本では想像できない、いろんな動画が出てくると思います。

 

襲われた女性を助けたお店のミラノ人が、

インタビューで、

「彼女だけじゃなくて、その3日前にもありました。

 ここはすごく良いエリアなのに、残念ながら。。。」って言ってましたわ。

こういう浸食の速度は速い。

 

 

 

国道からの景色。走りながら撮った割にちゃんと撮れました

 

まだピサは田舎だから、ミラノほどではないけれど、

それでも夜、あそこの通りは通らないほうがいいというところもあります。

なので、

イタリア人は、アフリカから船漕いでイタリアに入ってきたアフリカ人には

すごく敏感になります。

ということで、

悪いことしか浮かばないので、反対署名を多くの人がしていました。

人道的なことだから難しい問題ではあるけれども。

 

わたくし、仕事で夜遅く帰ることもあるから、

家から徒歩5分のところにできるのはイヤだなぁ。

もっとピサの郊外に宿泊センター作ればいいのに。

 

せっせとまじめに働いて、高い%の税金払っても

「アフリカからのかわいそうな人たち」に使われ、

我々にはまったく使われないと嘆くイタリア人も今までに何度も見ました。

 

 

 

これはフィレンツェ

 

役所の人たちは、市民が強盗に入られても「お気の毒に」で終わりだけども。

あ、知ってる?

主にルーマニアからのジプシーなんだけれど、

自分の家に勝手に入られて、ジプシーがその家を占拠して住んでしまったら

追い出せないんだよ、イタリア。

 

そりゃ、みんな、宿泊センターできるって聞いたら

そこに寝泊まりするのがジプシーじゃないにしても、警戒するよね。

まあ建て終わるまでに何年もかかるだろうから、

様子見て、うちも引っ越しか。

でも近くにそういう建物が建つと知ったら、高く売れなくなるから

早いに越したことないだろうな。

ちょっとこの反対運動の様子見て、手を打たないといけないかも。

 

イタリアにいると、大陸でつながっているので、

日本で見るより、はるかにたくさんの移民が暮らしているのを感じます。

日本も人手がなくなるから移民を受け入れるとか言ってるけど、

イタリアを見ていると安易に入れると、危ないよと思います。

 

 

  暴風雨その後

 

DM頂いていたりしたので、

インスタに、この間の手打ちパスタのポストあげた時に

ついでに暴風雨のこともアップしたら、

インスタのコメントで

ピサの町も日本のTVで放映されたと教えてもらいましたー。

 

で、その映像を探したんですが、あれ、ピサ県だけど

観光の方がお越しになるピサ市の中心地の映像じゃないですわ。

だって、中心地で水があふれると言ったらアルノ川だけで、

今回の雨で、溢れてません。

のっぽ母のお店はアルノ川の近くにあるんだけど何ともなってないし。

あれね、わたくしが電車を乗り換えた辺りの地域ですわ。

 

あの町はいつも浸水するんですが、今回は水量が多くて

普段浸水しない広場とかも水に浸かっていて、

こちらでも報道されていましたもん。

 

ということで、斜塔を観光する予定の方、問題ないですよー。

 

 

 

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