こんにちは。社労士の花輪くんです。
今月、いわゆる特定社会保険労務士試験の合格発表がありました。
合格された方はおめでとうございます。
私も特定社会保険労務士に3年前になりました。
参考までに、私の特定社労士知識の活用の仕方をご紹介します。
幸か不幸か、個別紛争の代理業務を受任することは少ないです。
私も3年間で2回だけです。
しかしながら、ハラスメント等の従業員の問題行動への対応相談を受けることは
けっこうあります。
組織を守るためには、適切な懲戒等の処分が必要です。
また、勤務態度が会社の期待どおりでない契約社員に対して、雇止めの相談をうけることも
あります。
適切な手順を踏む必要があります。
これらへの会社の対応相談では、何を間違えると紛争になるか、何をすると会社側が不利になるか
という知識が役に立っていると感じます。
つまり、紛争を未然に回避する点で、特定社労士の知識が役に立っている。
この点では、顧問先から早めに相談を持ちかけてもらうことが、実は重要ですね。
紛争になってからではなかなか決着しませんが、紛争になる前であれば回避が可能だからです。
こう考えてくると、特定社労士の知識の活用には、顧問先との日頃の信頼関係が前提かもしれません。